CD

Nano.Ripe 4th Album

nano.RIPE

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
LACA15481
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Track List   

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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nano.RIPEはまだまだ進化して行く。 それ...

投稿日:2015/04/19 (日)

nano.RIPEはまだまだ進化して行く。 それを感じずにはいられない。 まずリードトラック「こたえあわせ」の全員のコーラスで始まるところから驚かされる。 それだけでなく、複雑な構成、間にSEを使うなど、今までのnano.RIPEにはあまり見られなかった印象的なことが次々と畳み掛けてくる。 それもそのはず。 アレンジはnano.RIPE自身ではなく、クラムボンのミトさんが担当している。 でも、らしさを失っているわけではなく、新たな可能性として聴かせてくれるあたり、絶妙の一言につきる。 このアルバムでもう一曲印象的なのが「神様」。 神社の石段を駆け上がっていく姿が目に浮かぶ哀愁漂う名曲。 こちらもアレンジが彼らではないというのもあるが、瑞々しさやキラキラとしたイメージが強い彼らの中で、この哀愁は新鮮に映る。 もちろん彼ららしい楽曲もアルバムには健在だ。 シングルにもなっている「透明な世界」はこれぞnano.RIPEと言えるアッパーチューンだし、伊藤かな恵さんに提供した「ルーペ」のセルフカバーも、きみコさんの歌声で聴くとやはりnano.RIPEの曲だなと感じる。 スピッツのカバー曲「ホタル」は異色に見えるかもしれないが、インディーズ時代から草野マサムネさんがnano.RIPEの楽曲を絶賛していた経緯もあり、カバーすることは不自然な流れではない。 中でもロック色の強い「ホタル」はnano.RIPEの空気感に見事にはまっていて、何度も聴きたくなる。 最後を飾る「有色透明」はライブオープニングのSEをボーカルアレンジしたという曲。 ふわふわキラキラとした空気感が、アルバムの最後に夢心地にしてくれる。 でも、元々ライブオープニングで流れていた曲なので、このまま一曲目に戻っても違和感無く聴くことが出来る点も、このアルバムの魅力の一つだろう。 カバーあり、新鮮な曲あり、らしい曲もあり。 これだけ様々な楽曲を楽しませてくれる万華鏡=百色眼鏡のようなアルバム。 更に進化したnano.RIPEの楽曲を是非堪能してほしい。

micarosu さん | 神奈川県 | 不明

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