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木に持ちあげられた家

テッド・クーザー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784884184377
ISBN 10 : 4884184378
Format
Books
Release Date
October/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

過ぎていく時間の愛おしさ、自然の圧倒的な不思議さと力強さを描く。『どこいったん』『くらやみこわいよ』のジョン・クラッセンが絵を描いた傑作絵本が、柴田元幸の訳で登場。

【著者紹介】
テッド・クーザー : 1939年米アイオワ州生まれ。詩人。2004年から2006年までアメリカの詩人に与えられる最高の地位であるPoet Laureate(米国議会図書館詩歌顧問)を務める。2005年、詩集Delights & Shadowsがピューリツァー賞の詩作部門を受賞。現在ネブラスカ州在住

ジョン・クラッセン作・絵 : 1981年カナダ・オンタリオ州生まれ。絵本作家、イラストレーター。2013年、『ちがうねん』でアメリカで出版された絵本の中で最も優れた作品を描いた画家に贈られるコルデコット賞を受賞。現在ロサンゼルス在住

柴田元幸 : 1954年東京生まれ。翻訳家。文芸誌「Monkey」の責任編集を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やすらぎ

    複雑な感情の対比が描かれている。私たちはここにいるけど、誰も居なければ自然体に戻る。乾燥の大地では風が吹くたびに砂が舞い、呼吸さえも苦しくなってしまうけど、潤いと肥沃の大地のあるここは、植物にあふれて若葉が埋め尽くしていく。家主は子を育て、森の恵みを管理し、辺りを芝生にして手入れする。その子は森とともに生き、その恵みを受け入れる。守るもの、旅立つもの、各々の立場がなぜか切ない。空になった家は朽ちていくはずなのに、雨にも風にも負けずに木々に支えられ、離ればなれになっても大切な記憶として守られて再生していく。

  • Hideto-S@仮想書店 月舟書房

    木を伐って造った敷地に建てた家。父親と二人の子どもが暮らしていた。子どもたちは近くの林で遊び、父は熱心に庭の手入れをした。大人になると子どもたちは巣だっていった。独りで暮らしていた父も、歳をとり子どもたちの近所に引っ越すことにした。かつて木が繁っていた土地はゆっくりと、元の姿に戻っていった。家族の想い出が詰まった家が自然の中に溶け込んでいく……。詩のような言葉とセピア色の絵で描かれた静謐な物語。絵を手がけたのは『どこいったん』などの作者・ジョン・クラッセン氏。翻訳は柴田元幸氏。全てが美しい。大好きだ。

  • アキ

    柴田元幸訳の、アメリカの詩人テッド・クーザーが物語にジョン・クラッセンが絵を書いた絵本。四角い敷地にぽつんと建つ家には、父親と男の子と女の子が住んでいた。家の周りの芝生は父親がきちんと管理していたが、子供たちも大人になり、家を出て行き、父親も歳をとれ庭仕事も重荷になってきた。とうとう家を売り、庭にFOR SALEの看板を出した。そのうち屋根が傷み、家が崩れ、木々がだんだん大きくなってきた。木々は家を持ち上げ、さらに持ち上げた。ツリーハウスのように、木々に持ち上げられた家を僕は見たことがある。そんな物語。

  • 優愛

    だから何?なんて、決して言わないでほしい。木々が運ぶ花々の香りを纏い数年の月日が流れ誰一人としていなくなった家。暗闇にひっそりと佇むどこか悲しげな家を誰もが目にしたことがあるはず。買ってください、なんて話せない。寂しいなんて到底言えない。だけど確かに心細くて、灯りの灯った温かな家を思う毎日。手入れが無くなり懐かしい香りが再来、木々に持上げられ見える景色がふと変わる。ツリーハウス。やっと見れるよ、良かったね。離れていった家族をもう一度、側に感じることが出来るもの。全部全部自然のおかげ。本当に、ありがとう。

  • seacalf

    柴田さん翻訳の絵本という事と、ツリーハウスのように木に持ち上げられた家の表紙につられて手に取った作品。冒険心をくすぐるストーリーかと思いきや、さすが柴田セレクト、想像とは全然違った内容。日本でもバブル時代に栄えて今はさびれてしまった観光地なんかに行くと、自然の生命力に呑み込まれた人工物をしばしば見かけるけれど、こうやってぐーんと宙に持ち上げられる発想はないなあ。読み手によって様々なものを喚起させるけれど、ワクワクを求めてしまった自分にとっては少々肩透かし。近々ツリーハウス絡みの本を何か見つけて読もうっと。

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