CD 輸入盤

『ニーベルングの指環』全曲 フルトヴェングラー&スカラ座(12CD、新リマスター) 

ワーグナー(1813-1883)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
JGCD0018
組み枚数
:
12
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD

商品説明

劇的な音質向上!
フルトヴェングラーの『指環』

大成功を収めた実際の舞台での上演をレコーディングしたこともあって、生き生きとしたドラマティックな演奏が深い感動を呼び起こす「フルトヴェングラー&スカラ座の『指環』」。
 すでにさまざまなレーベルからCD化されている有名な演奏ですが、これまで最も評判の良かったのが独ゲプハルト(Gebhardt)盤であり、今回はそれをさらに上回る解像度高く迫力ある音にリマスタリングされて蘇っているのがポイントです。

 輸入元によると、フルトヴェングラー没後50周年を記念してのリマスタリングということらしいですが、ゲプハルト・レーベルがさらに状態の良いマスター・テープを入手したのか、それともリマスターの方法を変更したのか、使用した機材のクオリティが大幅に向上したのか等、理由は定かではありませんが、こちらに届いた『ラインの黄金』の後半で聴き較べをする限りでは、かなりの音質向上が確かに認められます。

 モノラルのライヴ録音とはいえ、ここまで音質が良くなると、劇場特有の興奮した雰囲気を感じ取ることも十分に可能ですし、なによりもスカラ座管弦楽団の表情豊かにうねるような迫真の演奏が、指揮者フルトヴェングラーのワーグナー観をダイレクトに伝えて文句なしの仕上がりです。
 有名歌手をズラリと揃えた豪華というほかないキャスティングも素晴らしいもので、フルトヴェングラーがこの上演にかけた意気込みのほどを窺わせるに十分といえる内容の濃さ、ドラマ構築の面白さはまさにこの演奏でしか味わえないものです。
 ファン必携のアルバムの登場といえるでしょう。


ワーグナー:楽劇『ニーベルングの指環』

楽劇『ラインの黄金』
 ヴォータン:フェルディナント・フランツ
 フリッカ:エリーザベト・ヘンゲン
 ローゲ:ヨアヒム・ザットラー
 ミーメ:ペーター・マルクヴォルト
 アルベリヒ:アロイス・ペルネルシュトルファー
 フライア:ヴァルブルガ・ヴェーグナー
 フロー:ギュンター・トレプトウ
 ドンナー:アンジェロ・マッティエッロ
 エルダ:マルグレート・ヴェート=ファルケ
 ファゾルト:ルートヴィヒ・ヴェーバー
 ファフナー:アルベルト・エメリヒ
 ヴォークリンデ:マグダ・ガボリー
 ヴェルグンデ:マルゲリータ・ケニー
 フロースヒルデ:ジークリンデ・ヴァーグナー
 収録:1950年3月4日、ミラノ・スカラ座(ライヴ)

楽劇『ワルキューレ』
 ジークムント:ギュンター・トレプトウ
 ジークリンデ:ヒルデ・コネツニ
 フンディング:ルートヴィヒ・ヴェーバー
 ブリュンヒルデ:キルステン・フラグスタート
 ヴォータン:フェルディナント・フランツ
 フリッカ:エリーザベト・ヘンゲン
 ヴァルトラウテ:ダグマール・シュメーデス
 ヘルムヴィーゲ:イローナ・シュタイングルーパー
 オルトリンデ:カレン・マリー・チェルカル
 ゲルヒルデ:ヴァルブルガ・ヴェーグナー
 ジークルーネ:マルゲリータ・ケニー
 ロスヴァイゼ:マルグレート・ヴェート=ファルケ
 グリムゲルデ:ジークリンデ・ヴァーグナー
 シュヴェルトライテ:ポリー・バティチ
 収録:1950年3月9日、ミラノ・スカラ座(ライヴ)

楽劇『ジークフリート』
 ジークフリート:セット・スヴァンホルム
 ブリュンヒルデ:キルステン・フラグスタート
 さすらい人:ヨーゼフ・ヘルマン
 ミーメ:ペーター・マルクヴォルト
 アルベリヒ:アロイス・ペルネルシュトルファー
 ファフナー:ルートヴィヒ・ヴェーバー
 エルダ:エリーザベト・ヘンゲン
 森の小鳥:ユリア・モール
 収録:1950年3月22日、ミラノ・スカラ座(ライヴ)

楽劇『神々のたそがれ』
 ブリュンヒルデ:キルステン・フラグスタート
 ジークフリート:マックス・ローレンツ
 アルベリヒ:アロイス・ペルネルシュトルファー
 ハーゲン:ルートヴィヒ・ヴェーバー
 グートルーネ:ヒルデ・コネツニ
 グンター:ヨーゼフ・ヘルマン
 ヴァルトラウテ:エリーザベト・ヘンゲン
 ヴォークリンデ:マグダ・ガボリー
 ウェルグンテ:マルゲリータ・ケニー
 フロースヒルデ:ジークリンデ・ヴァーグナー
 第1のノルン:マルグレート・ヴェート=ファルケ
 第2のノルン:マルゲリータ・ケニー
 第3のノルン:ヒルデ・コネツニ
 収録:1950年4月4日、ミラノ・スカラ座(ライヴ)

合唱:ミラノ・スカラ座合唱団
合唱指揮:ヴィットーリ・ヴェネツィアーニ
オーケストラ:ミラノ・スカラ座管弦楽団
指揮者:ヴィルヘルム・フルトヴェングラー

収録曲   

クラシック曲目

  • Richard Wagner (1813 - 1883)
    Der Ring des Nibelungen
    演奏者 :
    Svanholm, Set (Tenor), Flagstad, Kirsten (Soprano), Lorenz, Max (Tenor), Weber, Ludwig (Bass)
    指揮者 :
    Furtwangler, Wilhelm, Furtwangler, Wilhelm
    楽団  :
    Milan Teatro alla Scala Chorus, Milan Teatro alla Scala Orchestra
    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Opera
    • 作曲/編集場所 : 1853-1874, Germany
    • 言語 :
    • 時間 : :
    • 録音場所 : 1950, [Studio]

総合評価

★
★
★
★
☆

3.5

★
★
★
★
★
 
6
★
★
★
★
☆
 
5
★
★
★
☆
☆
 
3
★
★
☆
☆
☆
 
1
★
☆
☆
☆
☆
 
4
★
★
★
★
★
他でも書きましたが再投稿です。指揮者のす...

投稿日:2018/04/17 (火)

他でも書きましたが再投稿です。指揮者のすぐ後ろで、ずっと咳をしてる人物に殺意を抱くのは私だけだろうか。この演奏録音が発売された事情がどーも腑に落ちない、みんなはアナログ末期にメロドラムが最初に発売したと思っているけど、その前に、SP録音みたいな海賊盤が出ていたのだ。そして、今でも許せないと思うが、メロドラム盤が直輸入盤としてキングから発売される少し前に、その海賊盤の再発売が行われた。スカラの指輪としてプレミアがつくような希少価値があったから、自分も買ってしまった。ひと月後にメロドラム盤の発売予告があり、予約注文を取って発売した。買わずにいられようか。76cm/秒の速さのテープに録音され、ステレオ録音だ、と宣伝されたのだ。今聞いたって心が躍るでしょ、踊らされてしまったのでした。イタリア盤はやはりというか、何だか盤面に池みたいなへこみがあって感心しなかった。録音は、SP録音とテープ録音の切り貼りだった、このSP録音と言うのが、さっきの海賊盤みたいだ。このことを誰も言わないのが不思議だ。きっと王様の耳はロバの耳なのだ。CDになってからこの演奏には手を出さなかったが、こういうことをやっていると、さすがに目が肥えるのだろう、ショップをうろうろしていて発見。最新技術の素晴らしさ、テープとSPのつなぎ目が滑らかになってとても聞きやすい。これは大成功。目の前に指揮者がいるのが判るのだ。(だから指揮者のすぐ後ろで咳ばかりしている客が耳につくけど) 何と言っても歌手が素晴らしい、有名な指揮者”塩辛い”の録音よりもすごい人たちが全力で、しかも正しく歌っている。しかし、まだアナログ盤を処分できない、巨人のテーマの重量感が表現できていたのはアナログ盤なのだ。  

wanderer さん | 埼玉県 | 不明

0
★
☆
☆
☆
☆
音が良いと評判になっていたので、私もつい...

投稿日:2009/10/18 (日)

音が良いと評判になっていたので、私もついつい買ってしまいましたが、一瞬鮮烈な音に聴こえますが、高音を持ち上げ、エッジのきいた音で、非常に聴き疲れがします。フラグスタートの声がヒステリックに聴こえ、フルトヴェングラーのうねるような演奏も台無しです。なので、私は未だにキングレコードが発売したCDの方がマシだとして聴いているのですが、これも鈍い音なので、本当に音の良いCDがあれば買いたいです。なお、チェトラのLPはそれなりに豊かで明瞭な音なので、せめてこのくらい音が良ければと思います。

ドンナー さん | 神奈川県 | 不明

2
★
☆
☆
☆
☆
音質に関して。酷い音です。最後まで聴き通...

投稿日:2009/10/04 (日)

音質に関して。酷い音です。最後まで聴き通すのは困難。フルヴェンの「スカラ座の指環」で一番音質の良いのは「ウラニア盤」でしょう。これと比較すると雲泥の差があります。

カバポチ さん | 神奈川県 | 不明

2

ワーグナー(1813-1883)に関連するトピックス

オペラ に関連する商品情報

おすすめの商品