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ISBN 10 : 4305706954
Content Description
日本の文字の進化論的図式は正しいのか。漢字から「万葉仮名」へ、そして平安時代の仮名へ。「万葉仮名」は歌を書くなかで生み出されたのではなく、書くためにふさわしいメディアとして意識的に選びとられたものであった。『万葉集』を通して世界を見るダイナミックな視点も提示。世界的規模の人類文化史的視点から独自の『万葉集』文字文化の研究を進める気鋭の学者による講演録。
目次 : 1 はじめに(『万葉集』の書記の多様性/ 「表音文字」と「表語文字」という視点)/ 2 世界の文字史の伝統的な史観における“表語”と“表音”の関係(“表語”から“表音”への“進化”という捉え方/ アルファベット=“文明”という神話 ほか)/ 3 表語への“進化”とその“干渉”という概念が日本に当てはめられる(ディリンジャーの文字史観の限界/ 「東洋史における悲劇」 ほか)/ 4 『万葉集』と世界の文字史(表音文字主体の書記の少ない『万葉集』/ 表語文字主体から表音文字主体へという一九七〇〜八〇年代の定説 ほか)/ 5 おわりに(表語文字の排除という問題/ 『万葉集』から世界の文字史へ)
【著者紹介】
ディヴィッド ルーリー : コロンビア大学東アジア言語文化学部准教授、ドナルド・キーン日本文化センター所長。1971年生まれ。ハーバード大学卒業(比較文学専攻)。コロンビア大学大学院(日本古典文学専攻)にて博士号(Ph.D)取得(2001年)
小川靖彦 : 青山学院大学文学部日本文学科教授。1961年生まれ。東京大学文学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科修了。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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