リーム、ヴォルフガング(1952-)

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CD 輸入盤

オルガン作品集 ドミニク・ズステック

リーム、ヴォルフガング(1952-)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WER6751
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

リーム若き日のオルガン作品

いくつかの作品はリームが10代の頃に書かれたものですが、すでにいまの作風を思わせる大規模で暴力的ともいえる威力に満ちたリーム世界が展開されています。若い頃、自分の作風を模索している時にオルガンと出会い、様々なことを得たといいます。意欲と実験精神に満ちた力作が並びます。
 『3つのファンタジー』と『コンテンプラーツィオ』は実に情の深い作品。オルガンのためのファンタジーは、リーム曰く、「多面カットのプリズムのようで、熱狂的なエンディングのオルガン作品」。実際、彼のオーケストラ作品でみられる暴力的ともいえる威力を予感させるパッセージが盛り込まれています。
 『シンフォニアI−オルガンのためのミサ』はミサやオルガンつきの交響曲を生み出したフランスの伝統の流れをくむ作品。6つの楽章は、共通の素材などで大規模作品ながら見事な統一感を示しています。
 『7つの形』では直観性と論理性の両方のバランスが共存する不思議な作品。タムタムの音色が聴き手を別世界へといざないます。
 『魔力、夜の熱狂』は、オルガンの魅力のとりことなったリーム自身を、遠くから皮肉に満ちた目で見たような音楽。事実、このあとリームはしばらくオルガンのための作品から遠ざかっていた(2002〜2004年にかけて書いた『無題』や、器楽作品の1パートとして用いたくらい)ほどで、リームにとって怪物的魔力を持つオルガンへの訣別の音楽のようでもあります。
 これら魔力に満ちた作品を奏でるドミニク・ズステックは、オルガン版のシュトックハウゼンの『黄道十二宮』で私たちの度肝を抜く宇宙空間的演奏を展開した名手。ここでも、リーム独特のミステリアスながらも規模の大きな世界を、絶妙な間の取り方で見事に再現しています。(キングインターナショナル)

【収録情報】
リーム:
・魔力、夜の熱狂 (1980)
・ファンタジー (1968)
・3つのファンタジー (1967)
・シンフォニアI−オルガンのためのミサ (1971)
・コンテンプラーツィオ (1967)
・7つの形 (1974)

 ドミニク・ズステック(オルガン)
 イェンス・ブリュッルス(タムタム)

 録音時期:2011年11月
 録音方式:デジタル

収録曲   

  • 01. Bann, Nachtschwrmerei
  • 02. Fantasie
  • 03. Drei Fantasien Fur Orgel
  • 04. Sinfoniae I. Messe FR Orgel
  • 05. Contemplatio Per Organo
  • 06. Siebengestalt Fur Orgel Und Tam-Tam - Dominik Susteck/Jens BRLLS

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