CD

Voodoo Of The Godsent

African Head Charge (アフリカンヘッドチャージ)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BRC287
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

20年後、ON-U作品のなかで本作が最重要作に位置づけられていたとしても、まったく不思議じゃない。

UKダブの名門にして異端者。それがエイドリアン・シャーウッド主宰レーベル、〈ON-U SOUND〉だ。

81年の設立以降、ニュー・エイジ・ステッパーズやクリエイション・レベルらの名作を世に送り出してくれたこのレーベルは、この2011年にめでたく設立30周年を迎える。80年代以降、激動の時代を”ON-U印”としか表現のしようがないサウンドでサヴァイヴしてきたことは、手放しに賞賛されるべきだろう。そうした”ON-U”の作品のなかで、いつの時代も変わらぬ異彩を放っているのがボンジョ・アイ率いるアフリカン・ヘッド・チャージだ。

ボンジョはもともとジャマイカの出身で、幼いころから地元のラスタ・コミュニティーにおいてビンギドラムを叩いていたという。その後、パーカッショニストとしてクリエイション・レベルのセッションに参加。81年の歴史的ファースト・アルバム『My Life In A Hole In The Ground』リリース以降は常にON-Uの中核的存在を担ってきた。
94年にはアフリカのガーナへと移住したことによってマイペースな活動が続いていたが、05年には『Vision Of A Psychedelic Africa』を〈ON-U SOUND〉からリリースして本格的な活動を再開した。

そして、このたび〈ON-U SOUND〉のアニヴァーサリー・イヤーを祝うべく届けられたのが、この新作『Voodoo Of The Godsent』というわけだ。バックを支えるのはスキップ・マクドナルドらON-Uのレギュラーメンバー。もちろん、プロデュースを務めるのは総裁エイドリアン・シャーウッドだ。それにしても、背筋がゾクッとするようなクールネスと呪術的なアフロ性がドロリと塗り込められたこのダブ・サウンドはいったいなんなのだろう? アフリカやジャマイカの記号がダブによって切り裂かれ、ダブによって再構成されていく。その聴き心地は、まるでサイケデリック体験の余韻を延々引き延ばされているような、もしくは空想のアフリカ大陸に無理矢理幽閉されてしまったかのような感じだ。凍るように冷たい、熱帯の音響牢獄。20年後、ON-U作品のなかで本作が最重要作に位置づけられていたとしても、まったく不思議じゃない。
これはそれほどのアルバムだ。

大石始(ライター/エディター/DJ) *解説原文より一部抜粋/加筆

収録曲   

  • 01. In “I” Head
  • 02. The Best Way
  • 03. Take Heed・・・and smoke up your collyweed
  • 04. Stoned Age Man
  • 05. African Bredda
  • 06. Mysterious Happenings
  • 07. This and That and the Other
  • 08. Undulating
  • 09. Timpanya
  • 10. Badman Plan
  • 11. Dobbyn Joins the Head Charge
  • 12. God Willing
  • 13. Fear of a Man God (Japan only bonus track)

ユーザーレビュー

総合評価

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すごいアルバムです。のっけから、重低音で...

投稿日:2011/03/11 (金)

すごいアルバムです。のっけから、重低音でヘヴィーなレゲエ、アフリカンミュージック、ダブ、エクスペリメンタルミュージックな音が混在していてノックアウトされました。20数年以上前から聞いてますが、(リーダーのBonjo Iは60台と思われます。)今でもこんなテンションを保っているのはさすがです。エイドリアン・シャーウッド、全面プロデュースの影響も大きいでしょう。

KEN さん | 宮崎県 | 不明

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