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エレクトリック・マイルス 1972-1975 「ジャズの帝王」が奏でた栄光と終焉の真相 ワニplus新書

Yasuki Nakayama

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784847060205
ISBN 10 : 4847060202
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2010
Japan

Product Description

元『スウィング・ジャーナル』編集長の著者による、出版社の枠を超えた新書版マイルス・デイヴィス年代記の第4弾。今回は、ロック・ファンからも熱い支持を得ている傑作『オン・ザ・コーナー』から人気作『アガルタ』『パンゲア』にまでの1972~75年を描く。ジミ・ヘン、スライ・ストーンらとの交流から、電化サウンドと多層リズムの極北を過激に追求し、遂には永い引退期間に至るまでの天才の苦闘の真実を、本人を含めた数々の証言、残されたアルバムで赤裸々に解明する。

●目次
序章  スタンド?
第1章 ザ・ボクサー
第2章 スタジオのなかのリヴィングルーム
第3章 暴動と沈黙
第4章 オン・ザ・コーナー
第5章 プリンス・オブ・ダークネス
第6章 ヒー・ラヴド・ヒム・マッドリー
第7章 傷だらけの帝王
第8章 アガルタの凱歌
終章  勝者か敗者か

●著者プロフィール
中山康樹(なかやま・やすき)音楽評論家
1952年大阪生まれ。ジャズ雑誌『スイングジャーナル』編集長を務めた後、執筆活動に入る。編集者時代からの取材を通じた交流の深さ、濃度から「マイルスにいちばん近い日本人」といわれる。マイルス・デイヴィスやジャズに関する著作は『マイルス・デイヴィス青の時代』(集英社新書)、『マイルスvsコルトレーン』(文春新書)、『マイルスの夏 1969』(扶桑社新書)、『マイルスを聴け!』(双葉文庫)など多数。訳書に『マイルス・デイヴィス自叙伝』(宝島社文庫)がある。またロックにも造詣が深く、『ビートルズとボブ・ディラン』(光文社新書)、『愛と勇気のロック50』(小学館文庫)など著書が多数ある。

Content Description

数々の名曲、名演奏によって多くのファンの心を鷲掴みにしてきたまごうことなき“ジャズの帝王”マイルス・デイヴィスは、1970年代、エレクトリックなサウンドへのシフト・チェンジによって、過激にして過酷な運命を辿る。その地底の最深部から宇宙の果てに至る空間を圧縮させたようなスケールと密度の音楽表現に秘められた変遷の謎を、マイルス研究の第一人者が周到な調査と徹底した聴取による分析で解き明かす。

目次 : はじめに―マイルスがペダルを踏んだとき/ 序章 スタンド?/ 第1章 ザ・ボクサー/ 第2章 スタジオのなかのリヴィング・ルーム/ 第3章 暴動と沈黙/ 第4章 オン・ザ・コーナー/ 第5章 プリンス・オブ・ダークネス/ 第6章 ヒー・ラヴド・ヒム・マッドリー/ 第7章 傷だらけの帝王/ 第8章 アガルタの凱歌/ 終章 勝者か敗者か

【著者紹介】
中山康樹 : 1952年大阪府出身。音楽評論家。ジャズ雑誌『スイングジャーナル』編集長を務めた後、執筆活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Koki Miyachi

    マイルス・デイヴィスの1972年から1975年。エレクトリック・サウンドへの傾倒の時期。飽くことなき新しいサウンドの追求。この緊迫した熱に侵されたかのようなマイルスの姿がはっきり見えた。文句無しにカッコイイ!

  • Nepenthes

    著者の「マイルスを聴け!」と併せて読み進めると尚面白い、面白すぎる。72年以降のマイルスがアガパンバンドに行き着いたのは必然だったのかなと思う。聴いていない凄い演奏がまだまだたっくさんある。帝王マイルスの素晴らしい音源そして音楽の秘密を掘り下げ調査し紹介した、という著者の功績はもっと讃えられて良いと思う。少なくとも自分は著者の影響でいつの間にか「マイルス者」となってしまいマイルスの凄すぎる演奏にたくさん出会えた。

  • tjZero

    マイルスがジャズから大きく踏み出し、ファンクの要素を大胆に取り入れた時代の活動を描いたドキュメント&評論。楽譜内の旋律の流れよりも、体内のリズムの連なりを重視したエキサイティングなマイルス的ソウル・ミュージック。その熱気を間近に感じさせるような、著者のライヴ感のある筆致は本書でも健在。

  • モンティ

    帯に最高か最悪か!?って書かれてるけど、最高に決まってんじゃん。この頃のマイルスは、何十年も経つのに、未だに!未開に居るみたいにワクワクさせられます。引退復帰後の作品が気に入らない身としてはなおさらです。あとこの頃ファッションも最高にイケてた。巻末に書かれていた音楽聴けてないの多数。探します。

  • まし

    資料として貴重ですね。

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