Shusuke Michio

Individuals/organizations Page

Books

花と流れ星

Shusuke Michio

☆
☆
☆
☆
☆
Write review 

Product Details

Genre
：
Literature
ISBN/Catalogue Number
：
ISBN 13 : 9784344017238
ISBN 10 : 4344017234
Format
：
Books
Publisher
：
幻冬舎コミックス
Release Date
：
August/2009
Release Country
：
Japan

Product Description

誰にでも、打ち明けられない秘密がある。人生の光と影を集めた、五つの物語。
今、最も注目されている俊英の原点、ここにあり！
　
死んだ妻に会いたくて、霊現象探求所を構えている真備。その助手の凛。凛にほのかな思いをよせる、売れないホラー作家の道尾。三人のもとに、今日も、傷ついた心を持った人たちがふらりと訪れる。友人の両親を殺した犯人を見つけたい少年。拾った仔猫を殺してしまった少女。自分のせいで孫を失くした老人……。彼らには、誰にも打ち明けられない秘密があった。『背の眼』『骸の爪』に続く、真備シリーズ初の短篇集。「流れ星のつくり方」「モルグ街の奇術」「オディ＆デコ」「箱の中の隼」「花と氷」。人生の光と影を集めた、心が騒ぐ五つのミステリー。

〈道尾秀介〉１９７５年東京生まれ。「背の眼」でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しデビュー。「シャドウ」で本格ミステリ大賞、「カラスの親指」で日本推理作家協会賞を受賞。

Content Description

死んだ妻に会いたくて、霊現象探求所を構えている真備。その助手の凛。凛にほのかな思いをよせる、売れないホラー作家の道尾。三人のもとに、今日も、傷ついた心を持った人たちがふらりと訪れる。友人の両親を殺した犯人を見つけたい少年。拾った仔猫を殺してしまった少女。自分のせいで孫を亡くした老人…。彼らには、誰にも打ち明けられない秘密があった。

【著者紹介】
道尾秀介 : １９７５年東京生まれ。２００４年「背の眼」で第五回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しデビュー。２００７年『シャドウ』で本格ミステリ大賞受賞。２００９年『カラスの親指』で日本推理作家協会賞受賞。『カラスの親指』『鬼の跫音』は直木賞候補に。また「このミステリがすごい！二〇〇九年版」で作家別投票一位になるなど、各所で絶賛、今最も注目されている俊英（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
Write you own review

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • がらは℃

    読了日：2010/12/22

    ミステリーとホラーの間を揺れ動きながら、そこに心の秘密や闇が見え隠れする短編の物語達だったなあ。真備さん、凛さん、そして道尾さんと良いキャラクターだなあ。

  • れいぽ

    読了日：2011/03/28

    久しぶりに真備霊現象探求所の愉快な仲間たちに会えました！（笑）短編集なので読み疲れすることなくスイスイいけますｗ「花と氷」が印象的でした。道尾さんは「白くて冷たい感情」を書くのが上手だなぁ。

  • ミナコ＠灯れ松明の火

    読了日：2010/10/24

    他のアンソロジーで既読だった『流れ星の作り方』。静かで美しくて切なくて、でも驚きもあってやっぱり面白い。『オディ＆デコ』でははじめに出て来た季節に関する表現があんなにも大きく真相に関わって来るとは！道尾（作中の）が猫を溺愛する姿が、道尾さん（作者の）が愛猫だったヒメを溺愛している姿のようで、失礼ながら可愛かった！『花と氷』、この5編の中では一番切ないけれど一番好きです。溶けた氷の水で、いつか花が咲きますように。

  • kariya

    読了日：2010/01/13

    花も氷も流れ星も全ては人の胸にある。亡き妻に逢いたいがために真備が興した霊現象探求所に舞い込むのは、マジシャンが自ら消した腕の謎に、携帯の動画に映る死んだ筈の白い仔猫、孫娘を亡くした失意の発明家。時に寂しく、時に哀しく、けれど時に暖かく、人の思いによって紡がれた謎を、人の手が解いていく短編集は、道尾作品にしては騙しの力は弱めで、その分どこか静けさと優しさが際立つようだ。今はもういない誰かを懸命に追い求める気持ちは、作り出した星に願いをかける思いと、きっと似ている。

  • nyanco

    読了日：2009/09/07

    本編を読んでいないのに真備と凛、道尾のキャラクターと関係もきちんと伝わって、楽しめました。どちらかと言えばダークサイド寄りではない作品。雰囲気が好きなのは『流れ星のつくり方』.。反対に『花と氷』、薪岡の行為は、どう考えても身勝手。子供たちの心に傷を残さず未遂に終わって良かった。辛いから死んでしまいたい、それも他者の手によって…という身勝手さは許せない。死ぬなら勝手に死になさい。いや、亡くなった命の分まで辛くとも生きるべきです。さくさくと読みやすいスピンアウト短編集。でも道尾さんのガツンとした長編も読みたい

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items

HMV&BOOKS online Recommend

Sell This Item