アントーン・パーヴロヴィチ・チェーホフ

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サハリン島

アントーン・パーヴロヴィチ・チェーホフ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784120040528
ISBN 10 : 4120040526
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

1890年、30歳のチェーホフは、単身シベリアを横断。極東の流刑囚の島サハリンに滞在し、綿密詳細な記録を残した。彼の文学上に大きな転機をもたらした作品。「チェーホフ全集」版テキストを復刻。

【著者紹介】
チェーホフ : 1860〜1904年。ロシアの作家。「かもめ」「ワーニャ伯父さん」「三人姉妹」「桜の園」などの戯曲のほか、多くの短篇小説を残した

原卓也 : 1930〜2004年。ロシア文学者。東京外国語大学学長などを歴任。ドストエフスキー、トルストイ、ショーロホフなど訳業多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ケイ

    当時のサハリン島を、隅々まで、非常に正確に生真面目に調査してある。サハリン一樺太は、ロシアからは流刑地。寒く厳しく、人々の生活は荒れている。チェーホフは、彼らの生活を、また人口の推移を、きちんと記している。少数民族のギリヤーク人、アイヌ、そして日本についての話など、先入観や偏見がなく、分析の仕方が素直だ。サハリン、千島の歴史についても、少し知識が広がった。村上春樹の【1Q84】で取り上げられていたので手に取ってみたのだか、非常に興味深く読めた。

  • 雲をみるひと

    チェーホフの代表作。千島樺太交換条約と日露戦争間で全島がロシア帝国領だったサハリン島の様子が詳しく書かれている。訳本だが、訳者の能力が高いのか読みにくさはない。ギリヤーク人やアイヌなど原住民達の来歴、南樺太での日本の影響力、ロシアがサハリンを持て余している様子、当時のロシア社会の問題点など気付きを多く得られ資料として素晴らしい。一方で読み物として面白いかはロシアまたはサハリンへの興味次第な気がする。個人的には大変楽しめた。

  • ROOM 237

    19世紀末なのにとんでもねぇディストピアっぷりに終始ドン引きしながら読了。明日からマッドマックスの世界とサハリン島に行くならどっちか選べ言われたら、トムハーディ兄貴と行って帰ってくると即答するぐらいの地獄島。身分が重要視される島では様々な人種の囚人が寒さ飢えの中で欺瞞を武器に渡り歩き、牢屋に入れず労働させられ食事は粘土入りパンと腐ったスープをほぅら召し上がれの世界。だけど僅かながらサハリンドリームもあるにはあって刑期終了しても大陸に帰らない人もいる。それがいかにもロシアっぽい成功理由で納得。

  • 空虚

    法令、民俗学、気象学、地質学等の膨大な資料の読み込み、綿密なフィールドワークを重ね、さらに社会学的分析を加えて生まれた本書。19世紀末、サハリン島の全貌に最も近づいた人間がチェーホフだろう。だから何がしたかったのか?と問われれば、彼は答えに窮するかもしれない。肺結核を冒され(度重なる喀血、不整脈!まで起こした)大半を馬車で移動したこの片道一万キロの旅を医師としての使命感だげが説明するだろうか?とにかくそこに赴くことが重要であり、赴かざるえない、サハリン島はチェーホフにとってそんな場所であるのかもしれない。

  • amanon

    いみじくも、本書でドストエフスキーの『死の家』が言及されているが、そこで描かれる流刑地以上に救いのない内容が延々と続くのに、いささかげんなり。もちろん、多少なりともポジティブな箇所も見受けられるが、その大半が陰鬱な気持ちにさせられるもので、読み進めるのが辛かったというのが正直なところ。亀井郁夫氏が度々言及している『罪と罰』の頃のサンクトベルグの救いのない世界とほぼ直結している感じか。また、ここで描かれる日本人を含めた様々な人種間でおりなされる複雑かつ微妙な関係性は、その後の歴史の経過を思うと、意味深…

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