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"Violin Concerto, 1, 2, : F.p.zimmermann(Vn)Wit / +britten: Honeck / "

Szymanowski, Karol (1882-1937)

User Review :5.0
(7)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
88697439992
Number of Discs
:
1
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

FRANK PETER ZIMMERMANN, violin

Szymanowski:
Violin Concerto No. 1, Op. 35
Violin Concerto No. 2, Op. 61
Warsaw Philharmonic Orchestra
Antoni Wit, conductor

Britten:
Violin Concerto in D minor, Op. 15
Swedish Radio Symphony Orchestra
Manfred Honeck, conductor

Digital Recordings: 2007

Track List   

  • 01. シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番 op.35 (25:46) 1. Vivace assai (05:57)
  • 02. 2. Tempo comodo - Andantino (05:47)
  • 03. 3. Vivace scherzando (01:24)
  • 04. 4. Poco meno - Allegretto (06:40)
  • 05. 5. Vivace (Tempo 1) (05:58)
  • 06. シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番 op.61 (20:42) 1. Moderato - Molto tranquillo (05:27)
  • 07. 2. Andantino sostenuto (06:05)
  • 08. 3. Allegramente, molto energico (03:49)
  • 09. 4. Andantino, molto tranquillo (05:21)
  • 10. ブリテン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 op.15 (29:54) 1. Moderato con moto (08:48)
  • 11. 2. Vivace - Largamente (08:06)
  • 12. 3. Passacaglia (13:00)

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 シマノフスキの二曲のヴァイオリン協奏曲...

投稿日:2011/12/20 (火)

 シマノフスキの二曲のヴァイオリン協奏曲は、録音は多いがいまいち、よくわからない曲たちという印象だった。  このCDも、あまり期待せずに購入。ところが聴いてみて驚いた。  あまりに、素晴らしい。今まで聴いてきたのはなんだったのか。演奏によって、これほど化ける、というか曲の印象が変わってくるとは。  ここに聴くシマノフスキは、絢爛豪華です。キラキラしてる。近代のヴァイオリン協奏曲というジャンルは傑作ぞろいだが、それらのなかにあっても、ひときわ華やかな曲なのだと、はじめて知った。  印象を一言で言えば、「お伽噺の音楽」。匂いたつように甘く華やかで、後期ロマン派と印象派を一緒くたにして、ちょっぴりオリエンタリズムのスパイスを効かせたような楽しさいっぱいの、おいしい曲だった。  正直、取りとめなく聞こえるところもあって、巨大な単一楽章ということもあり形式を把握するのは難しいし、メロディも鼻歌で歌えるようなものではなくそのへんはやはりとっつきにくい感じだが、難しく考えずに色彩豊かな音楽にどっぷり浸かる、という聴き方にぴったりの曲、ともいえる。マーラーが好きな人ならきっとたまらないでしょう。  演奏は、なんといってもツィンマーマンの上手いこと! また、ヴィトの指揮もいつもながら手堅くて好ましい。ナクソスでお馴染みのこの人は、デュトワに似てますね。レパートリーがひろく、どんな曲でも明晰に、面白く聞かせて、特にこういう合わせものに強みを発揮する。好きな指揮者の一人です。  私はあまり、ひとにCDを強く薦めたりはしないほうなのですが、このCDに関しては、声を大にして「お薦め!」したいと思います。

ホーボー健 さん | 東京都 | 不明

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シマノフスキに関しては、ひょっとすると、...

投稿日:2011/04/13 (水)

シマノフスキに関しては、ひょっとすると、もうこれ以上の名盤は出ないのでは?EMI盤では、ツェートマイヤーが、けれん味が強すぎたり、高音域が突出気味のラトル&バーミンガム市響とのバランスが悪かったりしますが、当盤のツィマーマンは、シューマンの協奏曲(EMI)のレビューで指摘されているような神経質さはなく、直球勝負をしていますし、何より、自国の作曲家への思い入れもあってか、ヴィト&ワルシャワ・フィルの妙技が光ります。加えて、装飾的に変化する音の綾が鮮明で、ホール・トーンも美しい、思わずひれ伏してしまいそうになるくらいの超優秀録音で、聴くたびに発見があるというご意見に納得。第2番は、音楽アカデミーをやむなく辞して貧窮していたシマノフスキと、彼に作曲を依頼し、カデンツァの改訂や初演時の独奏を行ったコハニスキが、当時ともに結核に冒されていたらしく、初演の3か月後にコハニスキは死去し、未亡人は作曲者を「夫を殺した!」と責めたそうであり、まさに必死の思いで創作に打ち込んだであろう両者が、当盤の完成度の高さを知って、泉下でさぞ感激しているだろうと想像されます。一方ブリテンは、若書きの作品のせいもあってか、所々展開が単調で、ヴァイオリン独奏に高音が多いことが、シマノフスキでは気にならないのにこちらでは気になってしまうなど、曲自体あまり好きではないので、個人的には、録音の少ない同じ1939年作のヒンデミットの協奏曲(NHKFMでツィマーマンを知るきっかけとなった)あたりをやってほしかったですね。

のろま さん | 東京都 | 不明

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ライブ録音の編集ではなく、セッション録音...

投稿日:2011/02/10 (木)

ライブ録音の編集ではなく、セッション録音と思われる。 そのため、抜けの良い音で、ヴァイオリン協奏曲の醍醐味が味わえる。 シマノフスキは音の絢爛絵巻の風情。その後にやや晦渋なブリテンの配置。 これは気が利いている。 選曲・演奏・録音の三拍子そろった素晴らしいCDだ。

影の王子 さん | 大阪府 | 不明

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