バレンボイム音楽論 対話と共存のフーガ

Daniel Barenboim

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784903951102
ISBN 10 : 4903951103
フォーマット
発行年月
2008年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,234,10p
共著・監修・編集など:蓑田 洋子
248p 四六版

商品説明

「私が音楽について語ろうとするのは、困難よりも不可能に惹きつけられてきたからだ」
──ダニエル・バレンボイム

パレスティナ自治区での奇跡のコンサートを実現させたマエストロが、サイードとの共著『音楽と社会』ののちに到達した思想がここに結実。不条理に満ちた時代に音楽による希望を力強く謳いあげる。日本版オリジナルの序文付き。

内容詳細

目次 : 〜パレスティナ自治区での奇跡のコンサートを実現させたマエストロが、 / サイードとの共著『音楽と社会』ののちに到達した思想がここに結実。 / 不条理に満ちた時代に、音楽による希望を力強く謳いあげる!〜 / ■【第1部】対話と共存のフーガ / プレリュード/音と思考/聴くことと聞くこと/思考と演奏および解釈の自由 / オーケストラ/2人のパレスティナ人/フィナーレ / ■【第2部】変奏曲 / 「私はバッハで育った」/モーツァルト/フルトヴェングラー/ブーレーズ / エドワード・サイードの思い出/I Have a Dream/ヴォルフ賞授賞式のスピーチ / [著者]ダニエル・バレンボイム [訳]蓑田洋子

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読書メーターレビュー

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  • Taka さん

    天才音楽家が音楽、音楽の持つ力について持論を展開する。ご本人はユダヤの方で、イスラエルと中東諸国との宗教的な対立に対して、音楽を通じて融和へと向かうご努力を熱い想いでされている。

  • 松本直哉 さん

    音楽論の中でとつぜんオスロ合意に話が飛ぶ。彼にとって音楽は世界と無関係な娯楽ではない。声部どうしで聴きあいながら楽曲を仕上げる過程が、矛盾と対立を超えて和平を摸索する政治とのアナロジーで語られる。形而下の有限な音の連なりの彼方に、形而上的で普遍的な可能性を探ろうとする彼の哲学的・倫理的音楽観は、引用される譜例からも明らかなようにバッハ・ベートーヴェン・ワーグナーを軸とする西欧近代の高尚な音楽(musique savante)を前提とするが、非西欧や娯楽音楽など音楽全体にも適用可能なものなのだろうか。

  • Goya さん

    ★★★

  • ♡mayumelo♡ さん

    年末、バレンボイムさんの指揮で演奏聴けるのがますます楽しみになった♡

  • Kei さん

    これは面白いっ!!邦訳も真面目に誠実に取り組んであって嬉しい。例のサイードとの共著も図書館にあればなぁ…そして、あの賛否両論のバレンボイムの平均律クラヴィーア曲集、聴いてみたくなった!

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