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魔王

Kotaro Isaka

User Review :4.5
(2)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062761420
ISBN 10 : 4062761424
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2008
Japan

Product Description

会社員の安藤は弟の潤也と二人で暮らしていた。自分が念じれば、それを相手が必ず口に出すことに偶然気がついた安藤は、その能力を携えて、一人の男に近づいていった。五年後の潤也の姿を描いた「呼吸」とともに綴られる、何気ない日常生活に流されることの危うさ。新たなる小説の可能性を追求した物語。

Content Description

会社員の安藤は弟の潤也と二人で暮らしていた。自分が念じれば、それを相手が必ず口に出すことに偶然気がついた安藤は、その能力を携えて、一人の男に近づいていった。五年後の潤也の姿を描いた「呼吸」とともに綴られる、何気ない日常生活に流されることの危うさ。新たなる小説の可能性を追求した物語。

【著者紹介】
伊坂幸太郎 : 1971年千葉県生まれ。’95年東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。’04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、「死神の精度」で第57回日本推理作家協会賞短編部門、’08年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

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この後の話が「モダンタイムス」で描かれる...

投稿日:2012/01/27 (金)

この後の話が「モダンタイムス」で描かれるわけですが、「ゴールデンスランバー」もここの世界観とつながってます。個人的には能力が発動したお兄ちゃんの暗躍?が見たかったです。

Zoe さん | 大阪府 | 不明

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 群集心理の怖さが描かれている。

投稿日:2010/08/11 (水)

 群集心理の怖さが描かれている。

fumi さん | 神奈川県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    途中で視点が代わる手法は意外だったが、結果的には成功しているようだ。作家本人は「文庫あとがき」で、「ファシズムや憲法、国民投票」などがテーマではないと語っているが、そこにはやはり国民とりわけ若者世代の政治に対する向かい方への懐疑(あるいは憂慮)があり、あえて魔王(私はやはり犬養のことだと考えているが)を登場させることで、ゆさぶりをかけてみたのではないだろうか。ただし作家本人はそれに責任を負えるような覚悟はなく、後半では潤也に委ねることになってしまった。そのもどかしさにこそ本書が書かれる所以があったのだ。

  • とも

    伊坂さんは間違いなく大好きな作家さんの一人やねんけど、今回の魔王は少し今まで読んだ伊坂作品とは毛色が違うかった様に思うな。流石の伊坂色は残しつつも、もう一歩踏み込んだ考え方が書かれていた様に感じます。「水に流されないで、立ち尽くす一本の木になりたい」「考えろ、考えろマクガイバー」兄弟の言葉から個を持つ重要性が伝わった。死神の精度の千葉さんが出てたのもニヤリポイントでした。次はモダンタイムス!

  • ehirano1

    「魔王」といえば私の中ではシューベルトの魔王となぜか織田信長がイメージされます(失笑?)。本作では信長的な魔王は誰なのか?誰であったのか?というよりも寧ろ終始漂う不穏な緊張感という雰囲気こそがはシューベルトの魔王そのものだったように感じました。

  • 射手座の天使あきちゃん

    うーん、これ難しいですねぇ 微妙に日本の政治状況に似ていたり、政治的主張がありそうな感じもしたり・・・ でも腹話術使えたら面白いでしょうね、試してみたいですよぉ!(笑) ところで一億円の貯金どうなったんでしょうか? <(^_^;

  • kishikan

    まずもって、不思議な小説だってこと。「魔王」「呼吸」の2編について、伊坂本人は続編というわけではないが・・・、といっているが一応連作になっているとみて良いと思う。不思議な能力を身に付けた兄弟の話。魔王は兄の、呼吸は弟の視点で描かれている。このつくりが面白い。特に魔王、政治的なメッセージは含んでいないと伊坂は言っているが、僕にはどうしてもファシズムとかそういった表現に関心が向く。ボブディランや太宰治、それに宮沢賢治などの引用も彼なりの現代社会へのメッセージのように思えるのだけど。伊坂渾身の問題作!

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