Item Details
Product Description
Content Description
病院のベットに、管につながれ横たわっていた修治。気が付くと、なにもない赤い箱の中にいた。ただ一つ、壁に鍵穴があり、覗いても暗闇しか見えない。修治と同じように、青の箱には、独房で死を待つ稔。黄色の箱には、運命の人を求める合コン好きのリカ。オレンジの箱には、自分に自信のない果穂。黒の箱には、自分の存在を否定する堅作。紫の箱には、夫の帰りを待つ平凡な主婦泰子。そして、緑の箱には、女に浮気をされたサチオがいた。
定期的にシャッフルされ、無作為につながる箱の世界で、それぞれの存在を確認していく修治。しかし、彼らも誰一人ここがどこで、なぜ自分たちが迷い込んでしまったか、分からずにいた。そして、彼らの脳裏には、自分たちが過ちを犯した過去の記憶がフラッシュバックしていく。
「7人の他にも、誰かいるらしい・・・。」
一人は、黒の箱にいる、"高野賢作"と名乗る、魚臭い男。そしてもう一人は、白い箱の中に居る小さなおじさん、ゼロ。彼らは、この不思議な世界から出られる鍵をゼロが握っていると思い、彼を追いかける。しかし、ゼロは、小さな白い鞄を残して、すぐに消えていなくなってしまう。置いていった靴には、タイマーが仕掛けられていて、果穂だけが爆発とともに、赤い箱から消えてしまう。残された彼らは、彼女が死んでしまったと思い、
箱の中は悲しみに包まれる。そして箱は、徐々に色を失い、暗闇の世界となってしまう。
一方、彼らの前から消えてしまった果穂は、ゼロと一緒に、白い箱の中にいた。彼女が部屋にある鍵穴を覗くと、そこには、この世界で出会った彼らが、それぞれの大切な人を失った瞬間が写し出されていた。涙を流す果穂に、ゼロが言う。
「ここは、死後の世界なんかじゃない。その鍵穴の向こうにある隙間が、ただの隙間になるか、新しい世界になるかは、君次第」なんだ、と。
修治たちもまた、ここが死後の世界ではないことに、気付いていく。
「俺たち全員は、大切な人を失った。それは、自分たちが心を開いていなかったからだ。」
彼らは、この箱から出て行こうとする。そして、大切な人を取り戻すために・・・。
Footage
-
・ Colors
Customer Reviews
Recommend Items
HMV&BOOKS online Recommend
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
