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「うつ」への復讐

Takashima Tadao

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334974381
ISBN 10 : 4334974384
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2004
Japan

Product Description

六十八歳でうつと診断され、一時は引退を危ぶまれた著者。発病から、懸命のリハビリ、ファミリーコンサートで回復し、ついに完全復活――。五年あまりにわたる「うつ」闘病の克明な告白。病を克服した家族愛の記録。

人生におけるぼくのモットーは、どんなときでもジョークと音楽を、というものだった。だがそれも、うつの嵐の前には木の葉のように吹き飛ばされてしまった。口を開くのがしんどかったし、ラジオのスイッチを入れる気力さえなかったのだから当然だ。
けれども闘病を続けているうちに、ジョークと音楽が、回復への大きな原動力になってくれたと思っている。たまたまぼくの場合は、その機会と環境にめぐまれていたということはあるのだが、このへんはみなさんのヒントにでもしていただけるとありがたい。(『前書き』より)

●サイズ13×19cm 217ページ

Content Description

不眠とアルコール依存、ついには酒で睡眠剤を流しこむようになった著者を襲った、重度のうつ病。その想像を絶する悲惨な状態は、第二章「暗黒の日々」に詳しい。雨戸を閉めた真っ暗な部屋で終日ベッドに横たわり、まばたきをなくした瞳を天井に向け、顔は表情を失い、言葉は出ない。かつての「高島忠夫」からは思いもよらない姿こそ、まぎれもなく、うつの現実であった。また著者はこの本で、母親の死を知らされずにいた経緯と家族の苦悩を、初めて公表している。これもまた過酷な、うつの現実と言えよう。「うつと闘っている人や家族のためにも」と、五年余の闘病生活を克明に、ありのままに記した勇気と努力に、心から感謝したい。

目次 : 第1章 悪夢の始まり(がんノイローゼ/ 暴飲暴食、糖尿病 ほか)/ 第2章 暗黒の日々(診断/ 変わり果てた姿 ほか)/ 第3章 かく生きてきた(幼稚園「退園」事件/ 高校「ジャズ」中退 ほか)/ 第4章 絶望から希望へ(めぐる季節/ あきらめ ほか)

【著者紹介】
高島忠夫 : 1930年、神戸市東灘区に生まれる。本名・高嶋忠夫。関西学院大学在学中の1951年、新東宝の第1期ニューフェースとなり映画俳優に。翌年、『恋の応援団長』でデビューし、その後は一連の『坊ちゃん』シリーズなどで二枚目スターとして活躍。またミュージカルにも進出し、1963年の『マイ・フェア・レディ』は記録的な大ヒットとなる。この年、宝塚スターの寿美花代と結婚。1965年に政宏が、翌年に政伸が誕生。ともに俳優となり、高島ファミリーと呼ばれる。テレビやラジオでも、ドラマ、司会、解説ほか多方面で活躍し、『ごちそうさま』『ゴールデン洋画劇場』『クイズ・ドレミファドン!』『お元気ですか高島忠夫です』などは長寿番組となった。1998年からうつ病治療のため休業するが、2003年、復帰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kinkin

    芸能人はけっこう鬱になる人が多いと聞いた。そりゃそうかもしれない。収録やロケの間、泣いたり、笑ったり、怒ったり。自分の気持ちと違う自分を演じなければならないほど辛いことはないと思う。自分のキャラが大きいほど、長く続くほどこの病気はどんどん自分を蝕むのではないか。

  • gtn

    長男道夫が家政婦に殺されたことを、自らが鬱病になった原因にしたくないという著者。亡くなった長男を冒涜することになるからという言葉は重い。先日、天寿を全うしたが、今頃、五十五年ぶりに再会した長男をぐっと抱きしめていることだろう。

  • くさてる

    芸能人が書いた本、と馬鹿にすることなかれ。「うつ」という病気の普遍さとしんどさ、それに立ち向かう気持をまっすぐに素直に書いています。この本では、とくに幼くして失った長男について、確かに悲劇であったが、そのことを自分のうつの原因にすることは許さない、というプライドに、素直に感動しました。

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