リムスキー=コルサコフ (1844-1908)

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CD 輸入盤

シェエラザード チェリビダッケ&ミュンヘン・フィル

リムスキー=コルサコフ (1844-1908)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
5578532
組み枚数
:
1
レーベル
:
Emi
:
Europe
フォーマット
:
CD

商品説明

■リムスキー=コルサコフ:交響組曲『シェエラザード』
 1984年4月

収録曲   

  • 01. Scheherazade

総合評価

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やはり遅い、呼吸するがごときフレージング...

投稿日:2013/05/07 (火)

やはり遅い、呼吸するがごときフレージング。始まりに終わりが内包されているのか。チェリ=MPOならではですなあ、はいはい。と聞き流すところが、このクラリネット、オーボエは超美技である。ブルックナーでは鬱々として発露しきれなかった木管2器が、水を得て狂ったかのような溌剌ぶりである。良い奏者に☆5つである。この演奏中の写真ではなかろうが、ジャケット写真のチェリの右手の先には、クラリネット奏者が居て欲しいところだ(実際は、ホルンあたりの金管に向いていそうだが。。。)

森林浴 さん | 京都府 | 不明

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チェリビダッケ/MPOによるEMI盤シリーズは...

投稿日:2011/11/27 (日)

チェリビダッケ/MPOによるEMI盤シリーズはその個性溢れる演奏で圧倒的な存在感があり私も数種類の曲を聴いております。さて、本盤「シェエラザード」は先ずその遅いテンポに驚かされます。1984年チェリビダッケ72歳の時のライブ演奏で注目の演奏タイムは@11’55A15’43B12’05C14’15となっており例えば彼が1975年シュトットガルトRSOを振ったライブ盤の@10’50A14’16B11’22C12’50・・・これでも結構ゆっくりしたペース(まぁ私自身はこの1975年盤でのチェリビダッケの時折聴かれるうなり声・かけ声での演奏緊迫感が好きではあります)・・・と比べても歴然としたものであります。この「遅い」ペースの中で各フレーズのポイントを搾り出す様で全ての声部を明確に隈取って運んで行く有様は正に千夜一夜物語の引き延ばし作戦であります。第1楽章粘りつく様な低音弦がゆっくり「間」をつけながらスタートします。やがて登場のシェエラザードのソロヴァイオリンはやや抑えられ気味でハープの方がのさばります。海洋の弦ピッチカートの弱さとこのゆっくりペースはメリハリ感からの切り口では少ししんどいのですが次第に気分を高揚させて行くコントロールは流石!生々しい弦と複層的な管で圧倒的な〆につなげて行きます。第2楽章もややボリューム感の小さいソロヴァイオリンがスタートしとにかくゆったり前楽章より更に遅い感じで「だらけ気味」の緊張感まるで無しの弛緩模様?ただ詰めはやはりその反動なのか凄いですね。このゆっくりトレンドが似合いそうな第3楽章は中間部で効果満点。最終楽章は俄かに何か雄弁になった感じでその雄大なスケール感は相変わらずのペースながらソロヴァイオリンも声高になります。そしてややゆっくりし過ぎてアンサンブルも怪しいものの終結部の静けさは絶妙であります。一般的には本盤演奏はこの曲を聴き尽くしたファン、チェリビダッケ・ファン向きなのではないでしょうか。マニア向きということで当面OKランク以上確保とします。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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チェリビダッケの演奏をただ遅い、と言うだ...

投稿日:2010/03/29 (月)

チェリビダッケの演奏をただ遅い、と言うだけで聴かない、というのは惜しい事です。この演奏の中に、何を表現しているか、耳を傾けてほしいものです。普通の人がやらない細やかさ、大きさ、何故ここまで・・。そこまでの表現を獲得したミュンヘンフィルの見事さ。チェリビダッケ、ミュンヘンの生、だった演奏がいつまでも聴かれる事を、感化されることをを望みます。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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