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1977年、ボイジャーが宇宙に運んだ曲 - それは、地球の“心の音”として選ばれたブルースマンの歌
『パリ、テキサス』『ベルリン天使の詩』などで成功を収め、現代の映画界を代表する映像作家として高く評価されているヴィム・ヴェンダース。1999年の『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』でキューバ音楽の魅力をあますところなく描ききった彼が5年の月日を経て、音楽の根源であるブルースにたどり着いたのが『ソウル・オブ・マン』だ。ボイジャーが宇宙に運んだ曲を生み出したブラインド・ウィリー・ジョンソン、クリーム時代にエリック・クラプトンがカヴァーしてヒットを飛ばしたスキップ・ジェイムス、シマウマ柄のジャケットを着てハイトーンの歌声を響かせるJ.B.ルノアーという時代も場所も異なる三人のブルースマンに焦点をあて、宇宙にまで飛び出していく大胆なアプローチは、まさに独壇場。伝説のブルースマンを題材に得て、ヴェンダース自身の“ミュージカル・ジャーニー”はついに完成をみた。
豪華なミュージシャンの共演。誰も見たことのないライブ映像の連続
『ソウル・オブ・マン』はあらゆるジャンルで活躍する新旧ミュージシャンが魂の根源であるブルースに取り組んだ、7本の作品中もっとも色彩豊かな作品となっている。1930年代に活躍したブラインド・ウィリー・ジョンソンやスキップ・ジェイムス、40〜60年代に活動したJ.B.ルノアーなどの伝説的ブルースマンを題材にとっているのに加え、彼らの魂を今日でも受け継ぐボニー・レイット、そしてルー・リード、ニック・ケイヴ、ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン、ロス・ロボスといった現代のトップ・ミュージシャン達によるブルース解釈まで、ヴェンダースがたどったのと同じブルースの旅路を再体験することが出来る。
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