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飢餓の娘

虹影著

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087734195
ISBN 10 : 4087734196
Format
Books
Release Date
September/2004
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
関根謙 ,  

Content Description

大飢饉の直後に生まれ、重慶の凄惨なスラム街に家族とひしめき合って暮らす少女・六六には出生の秘密があった。ロンドン在住の美人作家による、衝撃の自伝的長編小説。果たして飢餓の魂は救われるのか。

【著者紹介】
虹影 : 詩人・小説家。1962年、四川省重慶生まれ。89年、北京魯迅文学院入学、上海復旦大学にも学ぶ。91年からロンドン在住。台湾「聯合報」紙で短編小説賞、新詩賞を、同じく「中央日報」紙で二度の短編小説賞を受賞。97年度には、『飢餓の娘』が「聯合報」紙主催の「読書人の選ぶ世界年間最優秀十大作品」の一つに選ばれた。映画化決定

関根謙 : 1951年生まれ。専門は中国現代文学。慶応義塾大学大学院修士課程修了。慶応義塾大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • キムチ

    筆者 虹影のほぼ自伝的作品。生きてきた時間が私と同じなのに、余りの凄惨な現実がこれでもかという程 連綿と。六六の視線で読者は四川省の大飢饉から歩む。そこは700万もの餓死者を出した筆者の故郷。実母、光、碧以外に姉兄が多い。父、そして後をつける影のような男、歴史教師。六六の育つ環境は飢餓、食べ物への狂気、便所地獄、男女の性の怒濤が溢れる。国民党と共産党の相克に農民らを血だらけ泥まみれに引きずりこんだ時間が描かれる。幹部は肥えぬくぬく、まるで便壺の蛆虫!六六を巡る3人の男を越えたラスト。癒しというのだろうか。

  • ぽけっとももんが

    図書館の返却棚で見つけた。わたしの前にこれを借りて読んだ人がいるんだなぁ。その人はどこで知ったのだろう。さて、重慶のスラム街で暮らす18歳の六六は、「飢餓をかすって」生まれてきた。それはもう餓死者で人口が激減するほどの飢饉の間母親の胎内にいたのだ。その後も貧しく飢えたまま成長した彼女は家族の秘密を知ることになる。食べるものもない、トイレもない、風呂にも入らずプライバシーもない。そんな中六六は映画館でタイタニックを観る。タイタニックって、最近じゃないか。一番の衝撃でした。

  • ハッカ飴

    思いがけずいい作品を読んだ。終盤の母とのやりとりには涙。主人公のいうとおり、「知りたがること」は絵に描いたような幸せには結びつかないのだと思う。でも、「知りたがること」を捨てることは、自分自身や人間らしく生きようとすることを捨てることにもなりはしないかとも。とにかく面白かった。

  • ひろふみ

    映画サタデー・フィクション原作者からの流れ。舞台はひたすらに陰鬱な貧困生活を送る重慶1980年。主人公の生活に彩りを与える恋愛シーンは『海を感じる時』を想い出す。ラスト天安門へ向かうデモシーン1989年で、希望の光のようなものを見出して幕を閉じる。映像作家が食指を動かすのも宜なるかな。

  • たまきら

    本当は再読。久々に読んでもおもしろかった。

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