
「水族館」ではオリジナル通りグラスハーモニカを使用
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第1番、チェロ協奏曲第1番、動物の謝肉祭(CD)
若手ソリストたち、グリフィス&ORF ウィーン放送交響楽団
概要
◆若手アーティストによるサン=サーンス・シリーズの第3弾。
第1弾、
第2弾と同じく、ハワード・グリフィス指揮ORFウィーン放送交響楽団との共演。
◆自身が人気ピアニストとして最晩年まで演奏活動をおこなっていたサン=サーンスの作品は、聴衆との長年に渡る接触から技巧的な表現も重視しており、特に協奏曲では鮮やかな技巧が求められる場面も多いため、リズム感の良い名手が演奏すると作品の魅力も際立ちます。
◆サン=サーンスの天才ぶりは、気楽に書いた「動物の謝肉祭」でも明らかですが、ここでは第7曲「水族館」でオリジナル通りにグラスハーモニカを用いることで、精妙なリズムで浮遊感すらあるピアノと交わって幻想的なサウンドを聴かせています。
【収録作品】
◆ピアノ協奏曲第1番 ニ長調 Op. 17:1858年、作曲者が23歳の時に完成した10の主要な協奏曲の第1作です。ホルンのシグナルで始まる華やかな第1楽章、沈み込むようなト短調の第2楽章、そして再びホルンのテーマで締めくくる終楽章で構成されています。
◆チェロ協奏曲第1番 イ短調 Op. 33:1872年の作品で、ソナタ形式を圧縮し、3つの楽章を途切れなく演奏する単一楽章的な形式上の工夫が凝らされています。チェリストに愛される非常に人気のある演目です。
◆組曲「動物の謝肉祭」:1886年に休暇先のオーストリアで作曲。全14曲からなり、他人の作品や自作のパロディを交えたユーモア溢れる作品です。通常チェレスタやグロッケンシュピールで代奏される「水族館」では、指定通りにグラス・ハーモニカが使用されています。
【演奏者】
◆イーラン・ジャオ(ピアノ):中国南部、湖南省生まれ。ジュリアード音楽院、チューリヒ芸術大学、シュトゥットガルト音楽演劇大学で学び、現代音楽も得意としています。。
◆ハヨン・チェ(チェロ):ドイツ中西部、ビーレフェルト生まれ。パーセル音楽学校、クロンベルク・アカデミー、ベルリン芸術大学、クイーン・ソフィア音楽学校で学び、エリザベート王妃国際音楽コンクールなど数々のコンクールで優勝。
◆イーリュン・ビュルケフ(ピアノ):トルコ西部、イズミル生まれ。イスタンブール州立音楽院、ザルツブルク・モーツァルテウム大学プレ・カレッジで学び、イスタンブール・ショパン国際ピアノコンクールで優勝。
◆アーリア・ス・ギュレンチ(ピアノ):トルコ西部、ブルサ生まれ。国際ピアナーレ・ピアノコンクールで優勝。ハノーファー音楽演劇メディア大学の英才教育プログラムでエレーナ・レヴィット教授に師事。
◆ORFウィーン放送交響楽団:放送オーケストラとしての近現代音楽の豊富な実績に加え、オペラの分野でも活躍する実力派オーケストラ。
◆ハワード・グリフィス(指揮):チューリヒ室内管弦楽団やブランデンブルク州立管弦楽団チューリッヒ室内管弦楽団の芸術監督などを歴任。長年オルフェウム財団を通じて若手演奏家の育成に尽力しています。
【録音】
◆2024年と2025年に、ウィーンのORFクルトゥーアハウス内にある大放送ホールで収録。建物は 1930年代に、国営放送局RAVAG(オーストリア放送協会の前身)のために建設されたもので、長い歴史があります。
【製品仕様】
◆装丁はデジパック仕様。
◆ブックレット:ドイツ語、英語。20ページ。ORF ウィーン放送交響楽団のインテンダントだったクリストフ・ベッヒャーによる解説などが掲載。著書「シェーンベルクの挑戦」でも知られるベッヒャーは、音楽学、政治学、文学の博士号を持つ博識な人物でもあり、ドラマトゥルクや音楽評論家としても活躍。
◆EU製。ディスクは独オプティマル・メディア(独EDELグループ)が製造。
◆レーベル:
Berlin Classics (独EDELグループ。系列レーベルは、
Neue Meister ・
Brilliant Classics ・
Piano Classicsなど)
演奏者情報

イーラン・ジャオ(ピアノ)
【生地】
◆中国南部、湖南省(1995)
【学業】
◆武漢音楽学院プレ・カレッジ(中国)
◆ジュリアード音楽院(2011-2018/アメリカ):カン・チュンモ、ハン・クァン・チェンに師事。学士課程修了。
◆チューリッヒ芸術大学(2018-2023/スイス):コンスタンチン・シェルバコフに師事。修士課程修了。
◆シュトゥットガルト音楽演劇大学(2023-2025/ドイツ):ニコラス・ホッジスに師事。国家演奏家資格取得。
【賞歴】
◆ニューヨーク国際ピアノコンクール ピアノ連弾部門(2012/アメリカ):第2位。
◆ニューヨーク・コチュシュコ財団ショパン・ピアノコンクール(2013/アメリカ):第1位。
◆ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィオッティ国際音楽コンクール(2019/イタリア):第3位。
◆オルレアン国際ピアノコンクール(2024/フランス):アンドレ・ブクレシュリエフ賞。
【仕事】
◆ソロのほか、室内楽でも世界各地で演奏。
【録音】
◆CDは、Berlin Classics、Claves Recordsなどから発売。

ハヨン・チェ(チェロ)
【生地】
◆ドイツ中西部、ノルトライン=ヴェストファーレン州、ビーレフェルト(1998)
【家族】
◆姉ハイムはロンドンのサロメ・クァルテット第1ヴァイオリン奏者、妹ソンハは、モントリオール国際コンクール第2位、エリザベート王妃コンクール・ファイナリストのヴァイオリン奏者。
【学業】
◆個人指導(2005/ドイツ): 7歳の時にチェロのレッスンを開始。
◆国立芸術総合学校 予備学校(2009-2011/韓国):チョン・ミョンファらに師事。
◆パーセル音楽学校(2011-2014/イギリス):アレクサンダー・ボヤルスキーに師事。
◆クロンベルク・アカデミー(2014-2020/ドイツ):フランス・ヘルメルソン等に師事。 修士課程修了 。
◆ベルリン芸術大学(2020-2022/ドイツ):ヴォルフガング・エマヌエル・シュミットに師事。
◆クイーン・ソフィア音楽学校(2022-2024/スペイン):イヴァン・モニゲッティに師事。。
◆ベルリン芸術大学(2024-/ドイツ):レア・ラヘル・バーダーにバロック・チェロを師事。
【賞歴】
◆アントニオ・ヤニグロ国際チェロ・コンクール(2008):第1位。10歳。
◆ユストゥス・ドッツァウアー国際チェロ・コンクール(2009):第1位。
◆ヨハネス・ブラームス国際コンクール(2011):第1位。13歳。
◆クシシュトフ・ペンデレツキ国際チェロ・コンクール(2018):第1位。2つの特別賞も受賞 。
◆エリザベート王妃国際音楽コンクール(2022):第1位。
【仕事】
◆12歳からソロと室内楽の両方で世界的に活動。
【録音】
◆CDは、Berlin Classics、Ondine、Off The Recordsなどから発売。

イーリュン・ビュルケフ(ピアノ/上の画像 中央)
【生地】
◆トルコ西部、イズミル(2008)。
【学業】
◆個人指導(2012/トルコ):4歳でピアノのレッスンを開始。
◆個人指導(トルコ):トルコの国家芸術家であるピアニスト、ギュルシン・オナイに師事。オナイは、トルコの有名な近代作曲家、アフメト・アドナン・サイグンの弟子。
◆ミマール・スィナン芸術大学付属イスタンブール州立音楽院(2015/トルコ):ブルジュ・アクタシュ・ウルグンによる指導開始。
◆ザルツブルク・モーツァルテウム大学プレ・カレッジ(オーストリア):パーヴェル・ギリロフに師事。
【賞歴】
◆メモリアル・ユリカ・ムライ国際ピアノコンクール(2018/クロアチア):カテゴリーBで第1位。
◆パリ国際音楽コンクール(2018/フランス):第3位。
◆マリア・エレーロ国際ピアノコンクール(2019/スペイン):Aカテゴリーで第1位。音楽性特別賞。
◆イスタンブール・ペラ国際ピアノコンクール(2019/トルコ):第1位。
◆イスタンブール・ショパン国際ピアノコンクール(2021/トルコ):第1位、最優秀ショパン解釈賞、および最優秀国内作品演奏賞の三冠を達成。
◆ジュヌ・ショパン国際ピアノコンクール(2023/スイス):第3位。
◆フィラデルフィア音楽祭(PIMF)国際協奏曲コンクール(2024/アメリカ):第1位。
【仕事】
◆コンクールと並行して早くからコンサートでも国際的に活動。
【録音】
◆CDは、Berlin Classicsなどから発売。
アーリア・ス・ギュレンチ(ピアノ/上の画像 左)
【生地】
◆トルコ西部、ブルサ(2009)。父ユミットは音楽教師。
【学業】
◆ブルサの私立音楽センター(2015/トルコ):6歳でピアノのレッスンを開始。ロシア出身のピアノ指導者エレナ・チェキチや、ユルドゥズ・アスラノヴァに理論と実技を師事。
◆若い才能プロジェクト(2018/トルコ):ファジル・サイやイブラヒム・ヤズジュらの指導を受けるようになり、ファジル・サイからは、練習用のピアノが贈呈。
◆ハノーファー音楽演劇メディア大学(ドイツ)。
【賞歴】
◆ヴァルナ国際「オルフェウスの継承者」音楽コンクール(2017/ブルガリア):第1位。
◆ローマ・グランド・プライズ・ヴィルトゥオーゾ(2017/イタリア):第1位。
◆サヴシンスキー国際音楽コンクール(2018/ロシア):第2位(1位無し)。
◆ビルケント国際ピアノフェスティヴァル(2018/トルコ):第1位。
◆クレッシェンド国際ピアノコンクール(2019/アメリカ):9歳部門で第1位。
◆セザール・フランク国際ピアノコンクール(2019/ドイツ):第2位。
◆国際ピアナーレ・ピアノコンクール(2023/ドイツ):第1位。
【仕事】
◆コンクールと並行して早くからコンサートでも国際的に活動。
【録音】
◆CDは、Berlin Classicsなどから発売。

ORFウィーン放送交響楽団
◆放送オーケストラとして膨大なレパートリーに取り組むため、楽員の初見能力はきわめて高度。また、そうした未知のスコアへの対応力が、歴代首席指揮者たちの近現代志向にも合致していたと考えられ、作品紹介者としての数多い実績を積み重ねることにも繋がっています。グリフィスの進める珍しいレパートリーの掘り起こしや、若手との録音プロジェクトととも相性が良さそうです。
【略歴】
◆1945年:戦後まもなくソ連占領地区で活動を開始したオーストリア放送公社のためにマックス・シェーンヘルが50名から成る楽団を創設し、のちに「オーストリア放送大管弦楽団」と呼ばれるようになります。
◆1969年:楽員を増員して「ORF交響楽団」が正式に発足。初代首席指揮者はクロアチアのミラン・ホルヴァート。第1回演奏会では、アイネムのフィラデルフィア交響曲、モーツァルト:ピアノ協22番、ペトルーシュカを取り上げ、近現代音楽重視の姿勢を打ち出しています。この傾向は、後続の首席指揮者たち、セーゲルスタム、ツァグロセク、ピンカス・スタインバーグ、デニス・ラッセル・デイヴィスの代まで30年以上続いて楽団の個性として定着します。
◆1996年:楽団名称が「ウィーン放送交響楽団」に変更。
◆2007年:アン・デア・ウィーン劇場との協力関係が始まり、オペラ・オーケストラとしての活動も本格化。
◆2009年:楽団名称が「ORFウィーン放送交響楽団」に変更。
【録音】
◆CDは、Berlin Classics、Avie Records、Kairos、Orfeo、Capriccio、Alpha Classics、Prospero、cpo、Naxos、Perla Nera、Cedille、SONY Classical、Col Legno、Oehms Classics、Trikont、RCA、BIS、Teldec、Gala、Largo、Point Classics、Summit、DG、Orange Mountain、Westminster、ORFなどから発売。

ハワード・グリフィス(指揮)
【生地】
◆イギリス南部、サセックス州、ヘイスティングス(1950)
【家族】
◆スイスに家族とともに移住(1981)
◆息子ケヴィン・グリフィス(1978/ロンドン)も指揮者。ロンドン・スティーヴ・ライヒ・アンサンブルの創設者兼首席指揮者。バーゼル・コレギウム・ムジクムの芸術監督兼首席指揮者(2011-2018)。
【学業】
◆王立音楽大学(1960s-1970s/ロンドン):ヴァイオリンを専攻。在学中にトルコ人留学生セムラと結婚。
◆個人指導(1970s/ロンドン):ジョージ・ハーストに指揮を師事。
◆個人指導(1970s/チューリヒ):エーリヒ・シュミットに指揮を師事。
◆個人指導(1970s/パリ):レオン・バージンに指揮を師事。
【賞歴】
◆大英帝国勲章(2006/イギリス):MBE授与。
【仕事】
◆アンカラ国立歌劇場管弦楽団(1970s/トルコ):ヴァイオリン奏者。
◆サンタ・マリア管弦楽団(1981-1996/スイス):初代首席指揮者。ルツェルンの楽団。
◆オックスフォード室内管弦楽団(1994-1997/イギリス):首席客演指揮者。
◆チューリヒ室内管弦楽団(1996-2006/スイス):首席指揮者。
◆オルフェウム若手ソロイスト支援財団(2000-2021/スイス):芸術監督。優秀な若手音楽家に奨学金を与えるだけでなく、一流のオーケストラや指揮者との実演での共演に加え、レコーディングの機会も提供するという支援モデル。一流アーティストによるワークショップも開催して若手の育成にも取り組んでいます。
◆チューリヒ青少年交響楽団を創設。
◆ブランデンブルク州立管弦楽団(2007-2018/ドイツ):音楽監督。フランクフルトの楽団。
◆客演指揮者(1980s- ):1980年代初頭より各国のオーケストラを指揮。
◆レコーディング(1980s- ):1980年代より各国のレーベルで200枚以上の録音を指揮。
【録音】
◆CDは、Berlin Classics、cpo、SONY Classical、Alpha Classics、Solo Musica、Novalis、Pan Classics、Evil Penguin、Klanglogo、Naxos、Universal Music、Naïve、Warner Classics、Claves、Zepra、Koch Schwann、Nightingale Classics、Guild、Tudor、zko、Gallo、Aurophon、TT&T Publishers、Capriccio、Forumなどから発売。
トラックリスト (収録作品と演奏者)
CD [65'49]
シャルル・カミーユ・サン=サーンス
◆ピアノ協奏曲 第1番 ニ長調 Op.17
【1】 第1楽章 アンダンテ - アレグロ・アッサイ [11'14]
【2】 第2楽章 アンダンテ・ソステヌート [08'24]
【3】 第3楽章 アレグロ・コン・フォーコ [06'17]
◆チェロ協奏曲 第1番 イ短調 Op.33
【4】 第1楽章 アレグロ・ノン・トロッポ [05'34]
【5】 第2楽章 アレグレッティ・コン・モート [04'56]
【6】 第3楽章 アン・プ・モワン・ヴィト [08'48]
◆動物の謝肉祭 R. 125
【7】 第1曲 序奏と獅子王の行進曲 [01'50]
【8】 第2曲 雌鶏と雄鶏 [00'42]
【9】 第3曲 野生ロバ [00'38]
【10】 第4曲 亀 [01'47]
【11】 第5曲 象 [01'21]
【12】 第6曲 カンガルー [00'48]
【13】 第7曲 水族館 [02'00]
【14】 第8曲 耳の長い登場人物 [00'39]
【15】 第9曲 森の奥のカッコウ [01'50]
【16】 第10曲 大きな鳥籠 [01'16]
【17】 第11曲 ピアニスト [00'59]
【18】 第12曲 化石 [01'17]
【19】 第13曲 白鳥 [02'50]
【20】 第14曲 フィナーレ [01'52]
イーラン・ジャオ(ピアノ/ピアノ協奏曲)
ハヨン・チェ(チェロ/チェロ協奏曲)
イーリュン・ビュルケフ & アーリア・ス・ギュレンチ(ピアノ・デュオ/動物の謝肉祭)
ORFウィーン放送交響楽団
ハワード・グリフィス(指揮)
録音:2025年1月(ピアノ協奏曲)、2024年6月(チェロ協奏曲)、2025年6月(動物の謝肉祭)
場所:オーストリア東部、ウィーン、ORFクルトゥーアハウス、大放送ホール
Track list
Charles Camille Saint-Saëns
Piano Concerto No. 1 in D Major, Op. 17
1. I. Andante - Allegro Assai 11'14
2. II. Andante Sostenuto, Quasi Adagio 08'24
3. III. Allegro Con Fuoco 06'17
Cello Concerto No. 1 in A Minor, Op. 33
4. I. Allegro Non Troppo 05'34
5. II. Allegretto Con Moto 04'56
6. III. Un Peu Moins Vite 08'48
Le Carneval Des Animaux, R. 125
7. I. Introduction Et Marche Royale Du Lion. Andante Maestoso 01'50
8. II. Poules Et Coqs. Allegro 00'42
9. III. Hémiones (Animaux Véloces). Presto Furioso 00'38
10. IV. Tortues. Andante Maestoso 01'47
11. V. L'éléphant. Allegretto Pomposo 01'21
12. Vi. Kangourous. Moderato 00'48
13. VII. Aquarium. Andantino 02'00
14. VIII. Personnages À Longues Oreilles. Ad Libitum 00'39
15. IX. Le Coucou Au Fond Des Bois. Andante 01'50
16. X. Volière. Moderato Grazioso 01'16
17. XI. Pianistes. Allegro Moderato 00'59
18. XII. Fossiles. Allegro Ridicolo 01'17
19. XIII. Le Cygne. Andantino Grazioso 02'50
20. XIV. Finale. Molto Allegro 01'52
YILAN ZHAO, Piano
HAYOUNG CHOI, Cello
ILYUN BÜRKEV & ARYA SU GÜLENÇ, Piano Duo
ORF VIENNA RADIO SYMPHONY ORCHESTRA
HOWARD GRIFFITHS, Conductor
Recorded at ORF Kulturhaus, Großer Sendesaal, 1/2025 (op. 17), 6/2024 (op. 33), 6/2025 (Carnaval)