
近代フランス・オルガン楽派の響きが楽しめる小品集
ヴィエルヌ:自由な様式による24の小品 Op.31 (2CD)
カルロ・マッツォーネ (オルガン)
概要
◆近代フランス・オルガン楽派は高性能なオルガンが生み出した壮麗な響きや、深々とした瞑想的なサウンドが特徴的で、ヴィドールやギルマン、ラングレー、デュプレなどが有名ですが、ルイ・ヴィエルヌ (1870-1937)もその重厚な交響的様式でよく知られています。ここではヴィエルヌとしては親しみやすい「自由な様式による24の小品」を収録しています。
◆この録音では、作曲者の指定したレジストレーション (音色の組み合わせ)を忠実に守り、柔軟なテンポ設定と、立体的でダイナミックなフレーズの追求により、作品の多様な性格を表現することに重点が置かれています。
【収録作品】
◆ヴィエルヌ:「自由な様式による24の小品」 Op.31。1913年に作曲され、1914年にパリのデュラン社から出版。第1巻 (第1番〜第12番)と第2巻 (第13番〜第24番)の2巻構成で、第2巻には10分を超える「葬送行進曲 」も含まれています。セザール・フランクやシャルル=マリー・ヴィドール、印象派などの影響のほか、繊細な半音階技法も特徴的。
【演奏者】
◆カルロ・マッツォーネ:1972年ミラノ生まれで、幼少期よりミラノ大聖堂の合唱団で歌い、パヴィア大学クレモナ校では音楽学を学び、最高得点で学位を取得し、ピアチェンツァ音楽院でオルガンとオルガン作曲のディプロマを取得。チェンバロとルネサンス・ポリフォニーの専門教育も受け、現在はミラノのサンタ・リタ聖堂の首席オルガニストを務めています。
【録音】
◆ 2024年6月22日、イタリア北部、ヴェネト州トレヴィーゾ県のサルガレーダにあるサン・ミケーレ・アルカンジェロ教区教会で収録。
◆使用楽器:1999年にアンドレア・ゼーニによって製作されたフランス後期ロマン派様式のオルガンで、作品にふさわしい音がします。
【製品仕様】
◆収録時間は約105分。ケースは10mm厚のポリスチレン製 (マルチケース)。
◆ブックレット:英語。12ページ。演奏のマッツォーネによる解説やオルガンの写真などが掲載。
◆EU製。ディスクは独オプティマル・メディア (独EDELグループ)が製造。
◆レーベル:
Brilliant Classics (独EDELグループ。系列レーベルは、
Piano Classics ・
Berlin Classics ・
Neue Meisterなど)
演奏者情報

カルロ・マッツォーネ (オルガン)
トラックリスト (収録作品と演奏者)
ルイ・ヴィエルヌ (1870-1937)
CD1 [43’16]
◆自由な様式による24の小品 Op.31
第1巻
【1】 前奏曲 [3’26]
【2】 行列 [3’08]
【3】 悲歌 [2’59]
【4】 墓碑銘 [4’39]
【5】 プレリュード [3’24]
【6】 カノン [2’42]
【7】 瞑想 [3’51]
【8】 憂鬱な田園詩 [4’09]
【9】 マドリガル [3’15]
【10】 夢想 [4’54]
【11】 ディヴェルティスマン [2’17]
【12】 カンツォーナ [4’24]
CD2 [ [61’38]
第2巻
【1】 伝説 [3’31]
【2】 スケルツェット [3’43]
【3】 アラベスク [6’00]
【4】 コラール [5’38]
【5】 リート [4’59]
【6】 葬送行進曲 [10’21]
【7】 子守歌 [5’04]
【8】 パストラル [5’01]
【9】 カリヨン [3’53]
【10】 悲歌 [4’46]
【11】 祝婚歌 [5’21]
【12】 後奏曲 [3’13]
カルロ・マッツォーネ (オルガン)
使用楽器:アンドレア・ゼーニ・オルガン (1999)
録音:2024年6月22日
場所:イタリア北部、ヴェネト州、サルガレーダ、サン・ミケーレ・アルカンジェロ教会
Track list
Louis Vierne 1870-1937
24 Pièces en style libre Op.31
CD1 43’16
Livre I
1. Préambule 3’26
2. Cortège 3’08
3. Complainte 2’59
4. Épitaphe 4’39
5. Prélude 3’24
6. Canon 2’42
7. Méditation 3’51
8. Idylle mélancolique 4’09
9. Madrigal 3’15
10. Rêverie 4’54
11. Divertissement 2’17
12. Canzona 4’24
CD2 61’38
Livre II
1. Légende 3’31
2. Scherzetto 3’43
3. Arabesque 6’00
4. Choral 5’38
5. Lied 4’59
6. Marche funèbre 10’21
7. Berceuse 5’04
8. Pastorale 5’01
9. Carillon 3’53
10. Élégie 4’46
11. Épithalame 5’21
12. Postlude 3’13
Carlo Mazzone organ
at the 1999 “Andrea Zeni” organ of the Parish Church of San Michele Arcangelo, Salgareda (TV), Italy
Recording: 22 June 2024, Parish Church of San Michele Arcangelo, Salgareda (TV), Italy