
バンドネオンと打楽器系の音が鮮やかなオケの競演
ピアソラ:「アコンカグア」、「3つのタンゴ」、「オブリビオン」
バラン、クロチェク(指揮)チェンストホヴァ・フィル
【概要】
◆アストル・ピアソラは、アルゼンチンの作曲家でバンドネオンの名手。彼は、伝統的なタンゴにジャズ、クラシック音楽、そして現代的なハーモニーの要素を融合させることで、その音楽に革命をもたらしました。彼の作品は、タンゴをブエノスアイレスの大衆文化に根ざしたダンスジャンルから、コンサートホールに適した洗練された芸術形式へと変貌させました。この変革の中心となったのは、彼のバンドネオン協奏曲です。これらの協奏曲は、この楽器の表現力豊かな可能性を示し、ポピュラー音楽とクラシック音楽の伝統の境界を曖昧にしました。
【収録作品】
◆ピアソラの管弦楽を伴う主要作品で構成。
◆バンドネオン協奏曲「アコンカグア」:1979年の作品。ピアソラの死後になってから、アルゼンチンの高山アコンカグア(約7千メートル/アジア以外で最高峰)の名を冠して呼ばれるようになっています。
●3つのタンゴ: バンドネオンとオーケストラのための作品群。タンゴの伝統的な語法を管弦楽の色彩で拡張。
●オブリビオン(忘却): ピアソラの最も有名な抒情的な旋律の一つであり、ここではその美しさが追求されています。
【演奏者】
◆クラウディウス・バランは、ポーランドのバンドネオンおよびアコーディオン奏者であり、タンゴから現代音楽まで幅広く活躍。彼の演奏は、ピアソラ特有の激しいタンギングと、むせび泣くようなフレージングの両面で高い技術を示し、共演するオーケストラも作品にふさわしい響きで応えています。
【録音】
◆2022年2月25日にポーランド南部シロンスク県、チェンストホヴァのヴォイチェフ・キラール・シンフォニー・ホールで収録。打楽器系の音が鮮やかに録れていてティンパニも大迫力、バンドネオンも良好なバランスです。
【製品仕様】
◆ケースは10mm厚のポリスチレン製(ジュエルケース)。付属ブックレット (英語・8ページ)には解説などが掲載。EU製で、ディスクはメジャー・レーベルでもおなじみの独オプティマル・メディアが製造。

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トラックリスト
CD [44'01]
アストル・ピアソラ(1921-1992)
◆バンドネオン協奏曲「アコンカグア」
1. 第1楽章 アレグロ・マルカート [7'27]
2. 第2楽章 モデラート [8'06]
3. 第3楽章 プレスト [6'47]
◆3つのタンゴ
4. 第1楽章 アレグロ・トランクィッロ [6'45]
5. 第2楽章 モデラート [5'54]
6. 第3楽章 アレグレット・モルト [4'22]
◆オブリヴィオン(忘却) [4'05]
7. [4'05]
クラウディウス・バラン(バンドネオン)
チェンストホヴァ・フィルハーモニー交響楽団
アダム・クロチェク(指揮)
録音:2022年2月25日。
場所:ポーランド南部、シロンスク県、チェンストホヴァ、ヴォイチェフ・キラール・シンフォニー・ホール
Track list
Astor Piazzolla (1921-1992)
Bandoneon Concerto ‘Aconcagua'
Tres Tangos
Oblivion
Concerto para Bandoneon ‘Aconcagua'
1. I. Allegro marcato 7'27
2. II. Moderato 8'06
3. III. Presto 6'47
Tres Tangos
4. I. Allegro tranquillo 6'45
5. II. Moderato 5'54
6. III. Allegretto molto 4'22
7. Oblivion 4'05
Klaudiusz Baran bandoneon
Czestochowa Philharmonic Symphony Orchestra
Adam Klocek conductor
Recording: 25 February 2022, Wojciech Kilar Symphony Hall, Czestochowa Philharmonic,
Czestochowa, Poland