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Korngold Violin Concerto, Achron Violin Concerto No.3, Christos Samaras Lamento : Tassilo Probst(Vn)Daniel Geiss / Thessaloniki State Symphony Orchestra

Korngold (1897-1957)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
304466BC
Number of Discs
:
1
Format
:
CD
Other
:
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Product Description


甘美な歌から嘆きまで〜近現代ヴァイオリン協奏曲の諸相

コルンゴルト、アクロン、サマラス:ヴァイオリン協奏曲
プロープスト 、ガイス指揮テッサロニキ国立交響楽団

【概要】
◆前作「Into Madness」で、バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ、エネスク:ヴァイオリン・ソナタ第3番、アクロン:ヴァイオリン・ソナタ第2番を取り上げ、ICMA(International Classical Music Awards)で賞を授与されていたドイツの若き名手タシロ・プロープストが、今度はギリシャで近現代ヴァイオリン協奏曲アルバム「Another Dawn」を制作。

【作品】
◆曲目は、コルンゴルトの人気ヴァイオリン協奏曲に、珍しいアクロンのヴァイオリン協奏曲第3番、そしてギリシャの作曲家による強烈な「ラメント」というもの。
◆注目はアクロンのヴァイオリン協奏曲第3番。未出版ということもあり、クレンペラーによる1939年の初演後、2011年のニュルンベルクでの蘇演まで70年以上も演奏されていなかった作品の初の商業録音となりますが、演奏されないのが不思議なほど聴きやすく魅力的な作品で、第3楽章終盤のユーモア表現も印象的。


◆現代ギリシャの作曲家サマラスが友人の死を悼んで書いた「ラメント」は、強烈な嘆きを表す作品で、モダンな響きも交えた迫力系のサウンドが特徴 。 こちらも初の商業録音。

【演奏】
◆2002年ミュンヘン生まれの、タシロ・プロープストは、ザハール・ブロンらに師事し、驚異的なテクニックを持ち、知られざる近代作品の発掘に情熱を注ぐヴァイオリニスト。指揮はドイツのダニエル・ガイス。オーケストラはギリシャのテッサロニキ国立交響楽団という組み合わせ。

【録音】
◆2025年1月にテッサロニキ・アリストテレス大学 セレモニー・ホールでセッションを組んで録音。ヴァイオリンの艶やかで反応速度の速い演奏から大迫力のオーケストラ・クラスターまで素晴らしい音質で収録。

【仕様】
◆装丁はデジパック仕様で、ブックレット(ドイツ語、英語・16ページ)には、ピアニストのヤシャ・ネムツォフによる解説などが掲載。EU製で、ディスクはメジャー・レーベルでもおなじみの独オプティマル・メディアが製造。


Berlin ClassicsNeue MeisterBrilliant ClassicsPiano Classics

 作品情報付きトラックリスト

CD [67'12]
エーリッヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト(1897-1957)
◆ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35 [26'06]
1937年にフーベルマンの委嘱により作曲開始するものの1939年に作曲が中断。第2次大戦後に再度フーベルマンから促されて作曲し完成。初演は1947年にハイフェッツとゴルシュマン指揮セントルイス交響楽団により実施。この協奏曲の最大の特徴は、コルンゴルト自身が手がけた映画音楽の素材が数多く使用されている点にあります。

1. 第1楽章 モデラート・ノービレ [09'40]
ニ長調。自由なソナタ形式。第1主題は1937年の映画「Another Dawn(日本公開時邦題:沙漠の朝)」からで、第2主題は1939年の映画「革命児フアレス」からの引用。展開部ではヴァイオリンの超高音域を駆使した技巧的なパッセージが聴かれます。

2. 第2楽章 アンダンテ [08'37]
ト長調。自由な三部形式。主部主要主題はコルンゴルトがアカデミー賞を受賞した1936年の映画「風雲児アドヴァース」からの引用。中間部の「ミステリオーゾ(神秘的)」と記された部分では、弱音器付きのヴァイオリン、チェレスタ、ヴィブラフォンによる幻想的な響きがの色彩的な管弦楽法が印象的。

3. 第3楽章 アレグロ・アッサイ・ヴィヴァーチェ [07'49]
ニ長調。変奏曲やロンド形式の要素を含む自由なソナタ形式。主題は、1937年の映画「王子と乞食」からの引用3。スタッカートで奏でられるジーグ風の舞曲で、技巧的な聴かせどころでもあります。主題は様々な変奏を経て、最終的にはオーケストラ全体によるクライマックスへと突入し輝かしく終結。


ジョセフ・アクロン(1886-1943)
◆ヴァイオリン協奏曲第3番 [25'44]
1937年にハイフェッツからの委嘱により作曲。ハイフェッツはアクロンと同じくロシア帝国領リトアニア生まれでアクロンの「ヘブライの旋律」をよく演奏してもいた人物。初演は1936年のヴァイオリン協奏曲第2番に続いて、アクロンと親しかったクレンペラーが、ロサンジェルス・フィルの演奏会でアクロン自身のヴァイオリン独奏により1939年におこなっています。
  アクロンは、ロシア帝国領だったリトアニアの出身。8歳でヴァイオリンの神童としてロシア帝国各地で演奏し、13歳でサンクトペテルブルク音楽院に入学してアウアーにヴァイオリンを、リャードフに作曲を師事。27歳でハリコフ音楽院の教授に就任しますが、戦争、政変を経てベルリンに移住し2年暮らしたのち、数か月のパレスチナ生活を経て、1925年、39歳でアメリカに移住。1934年からはハリウッドに定住して映画産業にも関わることになります。シェーンベルクはアクロンを「最も過小評価されている現代作曲家の一人」と評してもいます。

4. 第1楽章 アレグロ・ノン・トロッポ [10'11]
管弦楽による導入の後、独奏ヴァイオリン中心のラプソディックな曲調で進行。楽章なかばから長大なカデンツァが始まり、最後の1分半でオーケストラが戻ってラプソディックになり最後は再びカデンツァ風。

5. 第2楽章 カンタービレ [08'07]
カンタービレの指定通り、冒頭から独奏ヴァイオリンがよく歌う美しい楽章。

6. 第3楽章 ジョコーゾ [07'26]
舞曲様式で活気のある音楽。ジョコーゾの指定は、愉快、陽気、遊び心のあるといった意味合いで、終盤でのユーモラスな部分には驚かされます。


クリストス・サマラス(1956- )
◆ラメント [15'17]
ギリシャの作曲家サマラスによる2002年の作品。ウィーンやベルリンで前衛音楽を学んだサマラスは、1984年に故郷へ戻ってからは感情表現豊かで色彩感にも富む開放的なスタイルへと移行しています。
  「ラメント」は、テッサロニキ出身の優れたヴァイオリニスト、音楽教師、指揮者であったコスマス・ガリレイス(1936-2000)に捧げられた作品。

7. [15'17]
絶望的なクラスターの爆発と瞑想的な静寂が交互に現れるエキサイティングな作品。最後は、ギリシャ正教会の賛美歌を想起させる旋律で締めくくられます。


タシロ・プローブスト(ヴァイオリン)
テッサロニキ国立交響楽団
ダニエル・ガイス(指揮)

録音:2025年1月
場所:テッサロニキ・アリストテレス大学 セレモニー・ホール
 演奏者情報

タシロ・プロープスト(ヴァイオリン)
【生地】
◆2002年7月、ドイツのミュンヘンで誕生。

【学業】
◆12歳でミュンヘン音楽・演劇大学にジュニア学生として入学。現在アウクスブルク大学で修士課程に在籍。並行してスイスでザハール・ブロンにも師事。

【賞歴】
◆2019年にルイ・シュポーア国際コンクールで第2位、2021年にティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリン・コンクールで第2位等。

【仕事】
◆ソロのほか室内楽でも演奏。共演オーケストラは、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団、ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー、ミュンヘン交響楽団など。室内楽では、ヴァイオリニストのダニエル・ホープらと共演。

【録音】
◆CDは、Berlin Classicsから発売。


ダニエル・ガイス(指揮)
【生地】
◆1966年、ドイツのエッセンで誕生。

【学業】
◆インディアナ大学で指揮をデイヴィッド・エフロンに、チェロをヤーノシュ・シュタルケルに、室内楽をメネケム・プレスラーに師事。ケルン音楽舞踊大学で指揮をミヒャエル・ルイク、チェロをマリア・クリーゲルに師事したほか、フィリップ・グラスとジョージ・クラムからにも師事。

【賞歴】
◆2006年にカッセル市文化賞受賞。

【仕事】
◆2020年にベオグラード室内管弦楽団の芸術監督に就任。2023年にノイブランデンブルク・フィルハーモニー&ノイシュトレーリッツ州立劇場の音楽総監督に就任。ブリクセン・クラシックス音楽祭の音楽監督も務め、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭、ラインガウ音楽祭、モーゼル音楽祭、サバンナ音楽祭、プラハ音楽祭、ブリストル・プロムス、ポルト音楽祭、東京・春・音楽祭などにも出演。

【録音】
◆CDは、Berlin Classics、Deutsche Grammophonなどから発売。


 トラックリスト

CD [67'12]
エーリッヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト(1897-1957)
◆ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35(1945) [26'06]
1. 第1楽章 モデラート・ノービレ [09'40]
2. 第2楽章 アンダンテ [08'37]
3. 第3楽章 アレグロ・アッサイ・ヴィヴァーチェ [07'49]

ジョセフ・アクロン(1886-1943)
◆ヴァイオリン協奏曲第3番(1937) [25'44]
4. 第1楽章 アレグロ・ノン・トロッポ [10'11]
5. 第2楽章 カンタービレ [08'07]
6. 第3楽章 ジョコーゾ [07'26]

クリストス・サマラス(1956- )
◆ラメント(2002) [15'17]
7. [15'17]
タシロ・プローブスト(ヴァイオリン)
テッサロニキ国立交響楽団
ダニエル・ガイス(指揮)

録音:2025年1月
場所:テッサロニキ・アリストテレス大学 セレモニー・ホール


 Track list

Erich Wolfgang Korngold(1897-1957)
Concerto for Violin & Orchestra in D major, Op 35(1945)
1. I. Moderato nobile
2. II. Romance(Andante)
3. III. Finale(Allegro assai vivace)

Joseph Achron(1886-1943)
Violinconcerto no. 3(1937)
4. I. Allegro non troppo
5. II. Cantabile
6. III. Dance. Giocoso.

Christos Samaras(*1956)
7. Lamento(2002)

Tassilo Probst
Thessaloniki State Symphony Orchestra
Daniel Geiss

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