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ISBN 10 : 486782190X
Content Description
日本文学の根幹〈私小説〉―その系譜を歩く。告白と創作の狭間で、作家たちは何を見たのか。尾崎一雄、嘉村礒多、八木義〓、太宰治…。命を削って書いた作家たちの現場を訪ね、彼らが遺した“文学の血脈”をたどる八年の旅。
目次 : 尾崎一雄 梅干しは人生の味。/ 嘉村礒多 断ち切れないものは郷愁。/ 八木義〓 才能は他者に発見してもらう地下資源。/ 藤枝静男 桃李もの言わざれど下自ら蹊を成す。/ 葛西善蔵 藝術院善巧酒仙居士。/ 岡田睦 私小説は作家の死をもって完成する。/ 川崎長太郎 自分を材料にして人間を追及する。/ 徳田秋聲 憂鬱の虫が体中に巣くっていた。/ 古木鐵太郎 書くことによって「負の財産」を「正の財産」に代える。/ 三浦哲郎 ぼくは我慢強くてね。/ 野口冨士男 「あんた、前途のある方やないの」。/ 岡松和夫 拘りに向かって書く。/ 田山花袋 人間は理想がなくては駄目です。/ 和田芳恵 老残の力。/ 耕治人 小説家だけにはなるもんじゃない。/ 上林暁 常に不遇でありたい。そして常に開運の願を持ちたい。/ 宇野浩二 僕は、やっぱり、「文学」だね。/ 岩野泡鳴 偉大なる馬鹿。/ 木山捷平 お前は自家で農科をやれ。/ 高井有一 死ぬ者は死に、生きる者は生きる。〔ほか〕
【著者紹介】
佐藤洋二郎 : 1949年福岡県生まれ。中央大学卒。作家。元日本大学芸術学部教授。放浪癖があり全国の神社・離島巡りを趣味とし、神社は数千社、離島は百数十島を歩く。『夏至祭』で野間文芸新人賞、『岬の蛍』で芸術選奨新人賞、『イギリス山』で木山捷平文学賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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