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美術館強盗事件簿 10ヵ国10事件の顛末

フィリップ・デュラン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794228178
ISBN 10 : 4794228171
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2026
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

レオナルド『モナ・リザ』、ムンク『叫び』、
ターナー、ルノワール、レンブラント、モネ、マティス、
ピカソ、ゴッホ、ピサネッロ、ティントレット‥‥

1911年パリのルーヴル美術館から『モナ・リザ』が盗まれた事件を筆頭に、
20世紀以降にヨーロッパ、アメリカ、ブラジル、エジプトの美術館で起きた
名画盗難事件を描いた胸躍るノンフィクション。

傑作と言われている絵画を盗むことは時として「簡単」だが、これを売りさばくことはかなり難しい。二〇一六年にロバート・ウィットマンも、NBCニュースのインタビューに答えて「美術品窃盗犯の芸術的腕前が発揮されるのは、窃盗そのものではなく、売りさばきにおいてだ」と述べている。
美術史専門家のノア・チャーニーも異口同音だ。「美術館からの窃盗や強奪を含め、美術品を盗むことはさほど難しくないが、盗んだ美術品を金銭に変えることはほぼ不可能だ。犯人らはこれを分かっていない。彼らの犯罪に関する知識はフィクションや映画にもとづいているからだ!」(本文より)

【目次】
序章 名画盗難の歴史
モナ・リザの奇妙な旅――パリ、一九一一年
ワーテルローの英雄――ロンドン、一九六一年
「ストーリーテラー」――セントルイスパーク、一九七八年
秘密警察が事件に絡むとき――ゴータ、一九七九年
危険な遊び――オスロ、一九九四年
ゲーテの影で――フランクフルト、一九九四年
忘れがたいクリスマス――ストックホルム、二〇〇〇年
サンバのリズムにのせて――リオデジャネイロ、二〇〇六年
スフィンクスの最後のなぞなぞ――ギーザ、二〇一〇年
小ローマの強奪事件――ヴェローナ、二〇一五年
国際捜査
付録 文化財闇取引対策中央局(OCBC)について
参考文献一覧

【著者紹介】
フィリップ・デュラン : 1960年、北仏のリール生まれ。ジャーナリストおよびラジオ番組の司会者として活躍。映画史に造詣が深く、シモーヌ・シニョレ、アラン・ドロン、ジャン=ポール・ベルモンドの伝記を執筆。小説家として第二次世界大戦を背景とするスリラーを二冊、シナリオライターとしてサン=テグジュペリやハワード・ヒューズを主人公とする漫画を刊行している

神田順子 : フランス語通訳、翻訳家

田辺希久子 : 出版翻訳者。元神戸女学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • パトラッシュ

    絵画泥棒と聞くとルパン三世や快盗キッドを連想するが、現実の美術館強盗はロマンの欠片もない。警備の隙を突いて秘かに盗み出す単独犯ではなく、集団で押し入り流血も辞さず強奪するやり方はルフィ事件に近い。しかも盗むより売りさばきこそ本番であり、自分だけが有名な絵を秘かに保有しているとの優越感に浸りたい歪んだ欲望の金持ちを集めた非合法マーケットが構築されているという。いわばプロの犯罪組織によるビジネスであり、売りやすいとの理由でゴッホの絵が狙われやすい。需要と供給が一致して犯罪が起きるのは、美術も麻薬も同じなのだ。

  • Stevie G

    つい最近も、ルーブルで堂々とした窃盗事件があったばかり。犯人が捕まっても作品が返ってこないことも多いのでしょうね。考えてみれば、世界各地、特にヨーロッパの美術館にはずいぶん行きました。特に絵画や彫刻に興味があったわけでもなかったのに。ロンドンに長く住んでいたからでしょう。美術館はそのロンドンに加え、パリ、ローマ、フィレンツエ、ブリュッセル、アムステルダム、オスロ、カイロ、ニューヨーク。城、教会、大聖堂は数知れず。一番好きなのは、印象派に加え、ラファエル前派の作品の数々でしょうか。ミーハーだけど。

  • ユキタ

    図書館。世界中の美術館で実際に起きた美術品盗難事件の顛末を綴る。どれも興味深い事案である一方、犯人には美術品を愛でる美的感覚は備わっていない、ただ金銭欲に目がくらんで名画を盗んだだけである、という味気ない現実にちょっぴり落胆もする。でもまあ、美術品の価値というのは金銭に置き換えてこそ「分かる」という一面も確かにあるので、そこに強欲な泥棒が目をつけるのもむべなるかな。一般人でもアクセスできる盗難品のデータベースがあるというのは知らなかった。

  • みずたま

    1911年パリのモナ・リザから2015年ヴェローナのカステルヴェッキオ美術館までの強盗事件。美術品が盗まれる目的は自国に戻したいという使命感や金銭関係など、様々な欲求によるものだった。美術品の価値が認められることにより、犯罪者たちに目を付けられやすくなってしまうことは残念だった。時代を経て警備システムが進化しても、闇市場や強盗たちの組織も複雑化してゆく。本物であることは当然として、どういった経路で渡ってきたのかクリーンであることが今後、美術品において求められるのだと思う。

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