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平家物語と太平記 通説の虚像を暴く 朝日新書

呉座勇一

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022953506
ISBN 10 : 4022953500
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2026
Japan

Content Description

〈王権への反逆者の物語〉=〈王権の絶対性の物語〉。平家物語を貫く主題は、太平記にどのような影響を与えたのか?二大軍記物を精緻に比較検討することで、浮かび上がる真実とは―。

目次 : 第一章 『平家物語』とは何か/ 第二章 『太平記』とは何か/ 第三章 史料としての『平家物語』/ 第四章 『平家物語』の合戦描写を読み解く/ 第五章 史料としての『太平記』/ 第六章 『太平記』の合戦描写を読み解く/ 終章 『太平記』研究の可能性と課題

【著者紹介】
呉座勇一 : 1980(昭和55)年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業。同大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。専攻は日本中世史。国際日本文化研究センター准教授。2014年『戦争の日本中世史』(新潮選書)で第12回角川財団学芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よっち

    日本史上最も有名な二大軍記物『平家物語』と『太平記』を徹底的に比較・検証して、歴史と文学の関係を見つめ直す1冊。『平家物語』の成立過程や構想、延慶本などの諸問題から始め、『太平記』が前作の影響を強く受けつつ、後醍醐天皇の倒幕や南北朝の乱をどう描いたかを分析していて、源頼朝の挙兵、義経伝説、一騎打ちの実在、鹿ヶ谷の陰謀、以仁王・護良親王のエピソードなどを通説と比較を行う一方で、2つの物語を比較することで王権への反逆がどのように変容していったのか、合戦描写の変遷や「後詰」作戦の実態もなかなか興味深かったです。

  • MUNEKAZ

    著者曰く本書は「中間報告のような不完全なもの」らしいが、平家物語と太平記に関する研究史をまとめてある新書もなかなかないと思うので、意外と拾い物な気もする一冊。先行研究を手際よく裁く著者の筆致は手慣れたもので、呉座先生本としては久しぶりにヒットかなと。後半の太平記を歴史学に活かすパートにて、「ゲリラ戦」というマジックワードで楠木正成や野伏を安易にまとめがちな風潮に対してチクリとやっているのは、然り然りと思ってしまった。

  • フク

    #読了 戦記文学の源流である『平家物語』と『太平記』から 歴史と文学の関係を見直す。 頼朝・義経の確執の原因として、屋島で頼朝の企図に反して性急に決戦に及んだ結果、天皇と宝剣も失われたことによるとしている。 なお検非違使任官は頼朝も認めていたとしている。 〈物語が歴史を動かす〉 図書館

  • スコットレック

    馬の腹を矢で射るという戦術があったとは知らなんだ・・。(馬乗っている人間が着ている鎧が強固なため) この二つの物語、戦国時代や幕末に比べると自分は馴染みが薄いので、内容が入ってきにくいのがある。 最後のページの著者の方の問題提起が心に残った。社会との接点を失った歴史学は無力。

  • タマ

    源平合戦の物語として有名な平家物語と室町幕府の成立と南北朝内乱についてかかれた太平記。この二つは歴史書というよりあくまで「軍記物語」であり脚色や創作の部分が多く歴史学の分野ではそこまで重視されてこなかったという。この二つの軍記物語をどうやって歴史学研究に活用するかを概説した新書。個人的に古典に疎く平家物語は学校で習った程度太平記は名前しか知らないというレベルなので、興味深く読んだ。

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