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回樹 ハヤカワ文庫

斜線堂有紀

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150316099
ISBN 10 : 4150316090
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2025
Japan

Content Description

真実の愛を証明できる物体『回樹』をめぐるありふれた愛の顛末ほか、誰も思いつけないアイデアと、誰でも思いあたる感情の全6篇

【著者紹介】
斜線堂有紀 : 上智大学卒。在学中の2016年、『キネマ探偵カレイドミステリー』で第23回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞してデビュー。2020年発表の本格ミステリ『楽園とは探偵の不在なり』(ハヤカワ文庫JA)で、「ミステリが読みたい!2021年版」国内篇第2位など各ミステリランキングに続々ランクイン。本書『回樹』では、第44回日本SF大賞にノミネート。ジャンルを問わず、現在最も注目される作家となっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mayu

    「回樹」からはじまり「回祭」で終わるSF短編集。どの話からも感じるのは愛情と死。そして骨や宇宙や映画と発想がとても面白かった!!死を感じさせるのに重たくなりすぎないから読みやすかった。人が亡くなった後にどうするかについては物語の中だけではなくリアルにもありそう。作中に出てくる回樹は読み終えた後も私の中に強烈なインパクトが残った。この先も思い出してしまうかも。本屋に行く度に気になってた作品だけど、読めて良かった一冊。

  • よっち

    真実の愛を証明できる「回樹」を巡るありふれた愛の顛末。表題作ほか環境が激変する中で、誰でも少しは思い当たる感情への想いを描いたSF短編集。「骨刻」がもたらした特別な想い。傑作が生まれなくなった映画を巡る魂と消されてゆく名作たち。人間の死体が腐らない世界で、妻の死体の行方を探る男。奴隷制度下のニューヨークの白人と黒人と宇宙人の融和。回樹に愛を託した人々が催す年に一度の回祭。極端に変化した環境で人はどう考え行動するのか、多く人が仕方ないと受け止める中でも抗い不器用な愛に生きる人たちの姿がとても印象的でしたね。

  • 小太郎

    ミステリーがメインの作者が初めて?書いたSF「回樹」が入った6篇の短編集。SFと言っても設定やガジェットがSFらしいので、サイエンスの部分は少ない。変わった設定での人間の心情や気持ちの揺れがメインです。やはり「回樹」が良かった。この作品のテーマは死者と残された人たち。その他の作品も独特の世界観に惹かれました。私としてはもう少しSF寄りにしたほうがと思いながら読みました。★3.5

  • まろ

    SF短編集。死と愛がテーマの物が多く、表題作『回樹』で始まり、アナザーストーリーである『回祭』で終わる構成もきれいで、読み終えた後も切ない余韻が残る。どれもよかったけど、やはり『回樹』と、あと『不滅』も好きだった。愛と倫理のジレンマが苦しくて切なくて。著者初のSF作品集だそうだが、SF的な設定部分の発想もおもしろいし、ストーリーとの絡ませ方も上手で、とても読みやすかった。百合要素が大丈夫な方であればおすすめの本。

  • KDS

    突然発生した得体の知れない人型の巨大な物体「回樹」。この回樹は人の死体を呑み込むことで知られ、回樹に自らの愛する人を呑み込ませた者は回樹を愛するようになるという。そして回樹は一度呑み込んだ死体を吐き出すことはない…いうなれば生きている墓標のような役割を担っていたのである。この回樹をめぐる宗教じみた顛末を描く冒頭の表題作「回樹」と巻末の「回祭」は連作になっている。憎んでいたはずの雇い主をいつのまにか愛してしまっていた主人公の葛藤を描く巻末の「回祭」がより面白い。「愛と死」をテーマに綴られた六編のSF短編集。

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