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彼の左手は蛇

Fuminori Nakamura

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309032313
ISBN 10 : 4309032311
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2025
Japan

Content Description

「男」は蛇信仰のあるこの地へ来た、ある目的を果たすために。蛇を求める女、謎の宮司、刑事、ある議員、ロー・K、…Apep。

【著者紹介】
中村文則 : 1977年愛知県生まれ。2002年『銃』で新潮新人賞を受賞しデビュー。04年『遮光』で野間文芸新人賞、05年『土の中の子供』で芥川賞、10年『掏摸』で大江健三郎賞を受賞。12年『掏摸』の英訳が米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」の年間ベスト一〇小説に選ばれる。14年米国のDavid L.Goodis賞を受賞。16年『私の消滅』でドゥマゴ文学賞、20年中日文化賞、24年『列』で野間文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    中村 文則は、全作品読んでいる作家です。 https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11074106?sort=book_count&order=desc 本書は著者2年ぶりの新作中篇、蛇信仰アヴァンギャルド、初期の中村 文則のティストに戻った感じです。今年、巳年、著者も私も年男ですが、私の左手は、蛇ではありません🐍🐍🐍 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001089.000012754.html

  • パトラッシュ

    具象画から前衛風の抽象絵画に転向した画家が、さらに幻想画の要素も加えてきた。左手に蛇が取り憑いた妄想に生きる男が、やはり現実から遊離した妄想でしか生きられない面々との不条理にこそ真理を見い出す物語と理解すべきなのか。数少ない現実との接触が政治家との対峙なのは、政治こそ不条理の最たるものとする著者の思いなのか。いくら考えても答えが出ない不可思議さこそ、狙い目かもしれないが。もはや『R帝国』のような現実世界での激しい衝突は望むべくもないのだとしたら、もう中村文則を読むのはやめるしかないと本気で思ってしまった。

  • fwhd8325

    もちろん、全てを理解して読んでいるわけではありませんが、中村さんの作品は、身体や心に響いてくればいいと思っています。この年末に、この世界観を読むことが、いかにもそれらしいと感じました。わからないなら読まなければいいとは全く思っていなく、むしろ、それを楽しんでいる私がいることに、妙な快感が得られているような気がします。

  • ケンイチミズバ

    伊坂幸太郎と中村文則のコラボか。「他人と過去は変えられないが自分と未来は変えられる。」をテーマに。夫を殺害してしまい森に遺棄する。方や議員を毒蛇に噛ませ林に遺棄する。ジャバウォックに、蛇神に憑りつかれた人の行為は人自身の悪意ではない許しがあり、それぞれ主人公をサポートするキャラがいる。そしてカメとヘビ。20年のブランクで曖昧な記憶と幼少期から靄がかかる記憶。正義の発露は、道徳的悪の権力を倒すこと。ジャバウォックの軍事利用を企む実業家、方や武器商人。倫理的にも法的にもスッキリしないながらこれはいいラストだ。

  • 優希

    シンプルながらも濃い作品でした。左手に蛇を宿した主人公が静かに世の中の不条理と向き合う様子が「手記」という形で紡がれます。蛇を信仰とする古い歴史。蛇は神秘の象徴でもあり、宗教の象徴でもあるのですね。虚で狂気を孕んだエンタメ作品と言っても良いでしょう。面白かったです。

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