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永久革命者とは何か 埴谷雄高論集 講談社文芸文庫

Takaaki Yoshimoto

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065412268
ISBN 10 : 4065412269
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2025
Japan

Content Description

生前の埴谷雄高は作家としての時間と労力を可能なかぎり長篇『死霊』の執筆に注いだが、いっぽう思想家としてはさまざまな発信をつづけた。
吉本隆明は埴谷の作品と思想の真価をもっとも深く受けとめた一人である。
『死霊』五章以降、その発表時にはもちろん、折に触れて埴谷の言葉に誠実に応答しつづけた。
ときに鋭い対立をはらんだが、吉本は埴谷への尊敬の念を保ちつづけた。それは埴谷への追悼文「埴谷雄高さんの死に再会して」に明らかである。
長篇『死霊』についての作品論、短篇小説集に付した解説、エッセイ集などへの書評、政治的論文への批評、戦後文学が有効性を失ったと見えた時期になされた論争‥‥と、様々な角度で吉本隆明が埴谷雄高と交わした応酬を本書では集大成する。
本書を読むことは、個人が世界といかに対峙するか知るための、絶好の道しるべとなるであろう。


【著者紹介】
吉本隆明 : 1924・11・25〜2012・3・16。詩人、批評家。東京生まれ。東京工業大学卒業。1950年代、私家版の詩集『固有時との対話』『転位のための十篇』で詩人として出発するかたわら、戦争体験の意味を自らに問い詰め文学者の戦争責任論・転向論を世に問う。60年安保闘争を経て61年、雑誌「試行」を創刊。詩作、政治論、文芸評論、独自の表現論等、精力的に執筆活動を展開し「戦後思想界の巨人」と呼ばれる。80年代からは、消費社会・高度資本主義の分析を手がけた。主な著書に『夏目漱石を読む』(小林秀雄賞)、『吉本隆明全詩集』(藤村記念歴程賞)等がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    理念を高めながらも世界を二極化で捉えようとした埴谷雄高氏の好敵手でもあり、理解者でもあった吉本隆明氏による、埴谷雄高オンリーの批評集。舌鋒厳しいが細部まで読み込んで言論している所はもう、敵を通り越して理解度の強いファンにしか思えない。そして「anan」でのスタイリング批判に対しての反論は吉本氏の「どうした、埴谷!」と言わんがばかりの動揺ぷりが少し、可笑しい。ただ、吉本氏の言論に対して埴谷雄高氏からの評がないので読者的にフェアに読めない所もあった。埴谷雄高氏による論も踏まえた上で挑んだ方がよかったかもしれぬ

  • yoyogi kazuo

    埴谷・吉本論争の部分は吉本だけでなく埴谷の文章も読みたい人は国会図書館デジタル送信サービスを使えば読めます。今から見れば吉本の言い分に理があったのはここまでで、ソ連が崩壊し九十年代にはいると明らかに時代を捉えそこなった頓珍漢な発言が目立つようになってくる。朝日ジャーナルでこの論争を評したビートたけしの論評が国会図書館デジタルで読めるがそっちの方が核心をついている気がした。

  • ピラックマ

    シビレタ 「たとえ百万人がひとつの方向へゆくのを望見したとしても、欲しないならば、ただ単独で、別なる方向へゆけ。」

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