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Matteo Monico : Alfred Hitchcock -A Portrait in Piano

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
C01072
Number of Discs
:
1
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

ヒッチコック映画のピアノ・アレンジメンツ!

映画の黄金時代を彩ったサウンドトラックを巡る旅。「サスペンスの巨匠」「スリラーの神様」と称された映画界の巨匠アルフレッド・ヒッチコックの作品の音楽をピアノで辿る好企画です。冒頭のグノーの『操り人形の葬送行進曲』は直接映画に使われた曲ではなく、大ヒットしたテレビ番組「ヒッチコック劇場(アルフレッド・ヒッチコック・プレゼンツ)」のオープニング・テーマとしてお馴染みの曲です。
 このアルバムは、アルフレッド・ヒッチコックとその協力者たちの作品における映画と音楽の交差点を掘り下げます。ハーマン、ローザ、ワックスマン、ウィリアムズによる主題は、単なる背景ではなく、それ自体が主役として浮かび上がってきます。選ばれた楽曲は、サスペンス、アイロニー、ロマンス、不安といったジャンルや雰囲気にまたがり、ヒッチコックの視覚的なストーリーテリングの複雑さを映し出しています。
 これらの音楽のいくつかは、物語の中で極めて重要な役割を果たしました。例えば『知りすぎていた男』では音楽がプロットの仕掛けとなり、感情的なクライマックスにもなります。また『めまい』や『裏窓』のように、映像を超越した緻密さで雰囲気や登場人物を描写するものもあります。作曲家と監督の創造的な相乗効果の象徴的な例としては、映画『サイコ』の音楽が挙げられます。
 心理的緊張に満ちた傑作と並んで、『ハリーの災難』の奇妙で優雅なユーモアなど軽やかな瞬間も顔を出します。このアルバムには、ミッドセンチュリーの映画の音の肖像に、ポップカルチャーの断片、思い出、そして映画愛好家の情熱が凝縮されています。また、『ロープ』におけるプーランクの『常動曲第1番』のようなダイエジェティック・ミュージック(劇中の登場人物が聴いている音楽)もこのモザイクの一部をなしています。その結果、このコレクションはそれ自体が独立した作品であると同時に、古典映画の不朽の遺産と響き合うものとなっています。
 マッテオ・モニコはイタリアのピアニスト。ノヴァーラのグイード・カンテッリ音楽院とミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院でピアノを学び、最高評価で卒業しました。これまで、ジェフリー・スワンやロベルト・プロッセダをはじめとする著名なピアニストたちのマスタークラスに多数参加し研鑽を積んでいます。イタリア各地の主要なホールや音楽祭で演奏活動を行っており、特に映画音楽に深い関心と造詣を持っています。(輸入元情報)

【収録情報】
● グノー:ヒッチコック劇場(操り人形の葬送行進曲)
● ミクロス・ローザ:映画『白い恐怖』〜メイン・タイトル
● プーランク:映画『ロープ』〜常動曲第1番
● フランツ・ワックスマン:映画『裏窓』〜リサ
● バーナード・ハーマン:映画『ハリーの災難』〜序曲/医者
● ハーマン:映画『間違えられた男』〜前奏曲
● アーサー・ベンジャミン:映画『知りすぎていた男』〜「嵐の雲」カンタータ
● レイ・エヴァンス & ジェイ・リビングストン:映画『知りすぎていた男』〜ケ・セラ・セラ
● ハーマン:映画『北北西に進路を取れ』〜前奏曲
● ハーマン:映画『北北西に進路を取れ』〜カンバセーション・ピース
● ハーマン:映画『めまい』〜プレリュード
● ハーマン:映画『めまい』〜カルロッタの肖像
● ハーマン:映画『めまい』〜愛のシーン
● ハーマン:映画『サイコ』〜前奏曲/殺人鬼/フィナーレ
● ハーマン:映画『マーニー』〜前奏曲
● ジョン・ウィリアムズ:映画『ファミリー・プロット』〜エンド・タイトル

 マッテオ・モニコ
(ピアノ)

 録音時期:2024年11月27,28日
 録音場所:ミラノ
 録音方式:ステレオ(デジタル)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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