飛車を追う

篠鷹之

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784773705843
ISBN 10 : 4773705841
フォーマット
出版社
発行年月
2001年10月
日本
追加情報
:
20cm,265p

内容詳細

「負けても狼。その気概がのうてどないするんや」。受賞作「飛車を追う」をはじめナニワを舞台に、将棋の世界に身を沈め人生の浮沈を盤上の対局に賭けた勝負師たちの姿をクールな筆さばきで描く名短編集。第5回健友館文学賞受賞。

【著者紹介】
篠鷹之 : 本名・篠本和男。大阪府豊中市出身。関西大学文学部史学科卒業。厚生労働事務官として難波社会保険事務所に勤務するかたわら、篠鷹之、篠貴一郎のペンネームで歴史小説を中心に執筆。1992年、「風は吹いたのか」で第8回織田作之助賞佳作入選。1993年、「風―勝負の日々」で第5回自由都市文学賞受賞。同年、「淋しい香車」で第2回日本文芸家クラブ大賞受賞。2001年、「飛車を追う」で第5回健友館文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Kaz さん

    再読。真剣師や引退間近の棋士。裏通りの危うい世界を、将棋という独特の切り口で書いた秀作だと思う。刊行当時、他の作品も出版されると思っていたのだが、二十年たっても音沙汰無し。この作者、今は何処に?

  • けいちゃっぷ さん

    プロの底辺棋士、その弟子、真剣師、ヤクザ・・・。そんな彼らでも将棋が好きなのか。好きなのだろう、将棋はなにも奪いはしない、奪うのは人間だけだ。

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篠鷹之

本名・篠本和男。大阪府豊中市出身。関西大学文学部史学科卒業。厚生労働事務官として難波社会保険事務所に勤務するかたわら、篠鷹之、篠貴一郎のペンネームで歴史小説を中心に執筆。1992年、「風は吹いたのか」で第8回織田作之助賞佳作入選。1993年、「風―勝負の日々」で第5回自由都市文学賞受賞。同年、「淋し

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