バロック後期のオラトリオ受難曲が蘇演者により初録音!
モルター:聖金曜日のオラトリオ「最も悲しい日」
ワーグナー(ソプラノ)、ラングナー(アルト)、グラウビッツ(テノール)、ミュラー(バス)、カメラータ・バキエンシス
レーゲンスブルクの音楽学者ヴォルフガング・ホルンが、現在存在が確認されている約350曲のモルターの作品を精査していた際に「最も悲しい日」の楽譜を発見し、演奏可能な楽譜に編集。それを元に2022年にライプツィヒで復活蘇演がおこなわれ、同時期にレコーディングされたのがこのCDの音源となります。
ザクセンとバーデンの宮廷作曲家
モルターはザクセンのアイゼナハとバーデンのカールスルーエで宮廷楽長を務めながら、当時の先端だったイタリアへの長期研修を2度も認められており、作風にもイタリア的なものが反映されています。そうした事情もあってモルターといえば協奏曲がよく知られていましたが、今回のオラトリオ受難曲でも、旋律の美しさやドラマティックな進行、器楽の活躍などにイタリアの影響が感じられます。
モルターの研究が本格的になったのは20世紀後半のことで、約600曲のうち約350曲の存在が確認されており、そのうちの100曲以上がすでに印刷物として入手可能であり、今後はとりあげられる機会も増えて行くものと思われます。
ブックレット(英語・16ページ)には、ドイツの音楽学者、ベルンハルト・シュラメックによる解説などが掲載。
Brilliant Classics ・
Piano Classics ・
Berlin Classics ・
Neue Meister
作品情報
◆作曲時期はモルターがアイゼナハで宮廷楽長を務めていた1730年代と考えられています。
◆イエスの受難は当時のプロテスタント社会で人気のあった題材で、カイザー、テレマン、ヘンデル、バッハ、グラウン、ローレなど多くの作曲家が、信徒に親しまれていたプロテスタント教会のコラールも用いたりしながら、さまざまな作者によるテキストに音楽を付けています。
◆モルターの「最も悲しい日」は、大胆かつドラマティックにキリストの苦しみや人々の感動を表現するもので、ドイツの質実なプロテスタント・コラール表現に加え、イタリアの華麗さ、フランスの壮大さも感じさせる親しみやすいものとなっています。
作曲者情報
1696 ティーフェンオルト(幼少期/7年間)
人口千人に満たないティーフェンオルト村
◆1696年2月10日、ヨハン・メルヒオール・モルター誕生。生地はザクセン=アイゼナハ公国(人口4万人弱)の人口千人に満たない村、ティーフェンオルト・アン・デア・ヴェラ。現在のテューリンゲン州ヴァルトブルク郡バート・ザルツンゲン市のティーフェンオルト区に相当し、現在の人口は4千人弱。
プロテスタントとして受洗
◆ザクセン=アイゼナハ公国はルター派のプロテスタント領邦で、父ヴァレンティン・モルター(1659-1730)、母マリア・オッティリア(1670-1745)も同じくルター派のプロテスタント。
◆ヨハン・メルヒオール・モルターは、ティーフェンオルト村の聖ペテロ教会で、「アダム・ヨハン・メルヒオール・モルター」として受洗。同教会は元々はカトリック教会でしたが、プロテスタントによって接収・再建されています。
父はプロテスタント領邦の職業音楽家
◆ルター派プロテスタントでは、領邦(自治体)によって教会の職業音楽家を教師兼務で雇用するところが多かったため、モルターの父ヴァレンティンもカントルと教師を兼任し、幼少期から息子のモルターに音楽教育を実施してもいました。
1703 アイゼナハ(ラテン語学校、宮廷音楽家/14年間)
ラテン語学校
◆1703年頃、ラテン語学校で学ぶため、約20q北西に位置する首都アイゼナハ(人口約7千人)に転居(寄宿)。当時は元々カトリックの教育機関だったアイゼナハ修道院のラテン語学校を、プロテスタントが接収して運用しており、バッハ(1685-1750)も1695年に転居するまで同校で学んでいました。また、プロテスタントに接収される前のカトリックだった時代には、かのマルティン・ルター(1483-1546)も15歳から17歳まで同校で学んでいます。
合唱団
◆ヨハン・コンラート・ガイストヒルト(1672-1734)指揮するシンフォニアカス合唱団に参加。アイゼナハの聖ゲオルク教会や宮廷で歌っています。ちなみにこの聖ゲオルク教会もカトリックの教会をプロテスタントが接収したもので、カトリックの時代にはルターが聖歌隊員として歌ってもいました。
宮廷楽団
◆ザクセン=アイゼナハ公ヨハン・ヴィルヘルム(1666-1729)の宮廷楽団に参加。
テレマン
◆アイゼナハの宮廷では1708年12月からテレマン(1681-1767)が招かれて楽団や合唱団を改革し秘書官にも任命され、1709年には前楽長の娘アメリア(1681-1711)と結婚。しかし1711年に娘マリア(1711-c.1743)を産んだ直後に妻が亡くなるとテレマンは宮廷職を辞して、アイゼナハの150qほど南西に位置する帝国自由都市フランクフルト・アム・マイン(人口約3万8千人)の音楽監督に就任しています。
◆辞職後も、テレマンとザクセン=アイゼナハ公の良好な関係は継続し、1717年にはアイゼナハの不在楽長に任命。テレマンは作品を定期的に送ることになり、その任務は1721年にハンブルク(人口約7万人)に移ってからも続き、1729年にザクセン=アイゼナハ公が亡くなったことで終わっています。
◆モルターとテレマンの関係についてはまだ不明ですが、テレマンのアイゼナハ滞在期間は3年4か月ほどで、モルターは当時12歳から16歳の多感な時期だったので、影響を受けた可能性はありそうです。
1717 カールスルーエ(宮廷音楽家/16年間)
宮廷音楽家
◆1717年、バーデン=ドゥルラハ辺境伯カール3世ヴィルヘルム(1679-1738)の宮廷音楽家(ヴァイオリン奏者)として雇用。バーデン=ドゥルラハはフランスのプロテスタント、ユグノー教徒を大量に受け入れてもいました。
◆バーデン=ドゥルラハ辺境伯領は人口約4万人。アイゼナハの南西約260qに位置するカールスルーエは1715年に急ピッチで建設が始まった計画都市で、1718年までに宮廷機能はすべて移転され、1719年には宮廷職員全員がカールスルーエ居住となったほか、市民の移住も好条件で奨励し約2千人まで人口が増えています。
◆バーデン=ドゥルラハ辺境伯領はプロテスタント領邦ですが、南隣のバーデン=バーデン辺境伯領はカトリックでした。
結婚
◆1718年7月12日、マリア・ザロメ・ロールヴァーゲン(1691-1737)と結婚。
◆この結婚から、カール・トビアス(1719-1719)、マリア・ヴィルヘルミナ(1720-1742)、フリードリヒ・ヴァレンティン(1722-1808)、エリーザベト・アウグスタ(1724-1769)、アンナ・マリア(1725-1763)、フィリップ・ヤーコプ(1726-1745)、ハインリヒ・クリストフ(1728-1765)、ヨハン・ルートヴィヒ(1731-1800)の8名が誕生。
イタリア留学
◆1719年、宮廷音楽家として高く評価されていたモルターに、イタリアで音楽を学ばせるために長期有給休暇が与えられます。
◆1720年まで、モルターはローマ(人口約15万人)や、ヴェネツィア(人口約16万人)などに滞在し、ヴィヴァルディやアレッサンドロ・スカルラッティ、アルビノーニ、タルティーニらの音楽を学んだと考えられています。バッハは大量の楽譜を通じてイタリア様式を学んでいましたが、モルターは現地まで出向いて2年間も有給で学べたのは幸運でした。
コンサートマスター
◆1721年秋、イタリアから帰還したモルターはコンサートマスターに任命。
宮廷楽長
◆1722年4月、宮廷楽長に任命され、教会、宮廷、劇場のための音楽の作曲と指揮を任されることになります。これはカール3世ヴィルヘルムが、前宮廷楽長のヨハン・フィリップ・ケーファー(1672-1728)と報酬・休暇をめぐって衝突し解雇したためでした。
緊縮財政施策
◆1732年、カール3世ヴィルヘルムの方針転換により、緊縮財政施策が本格的に運用開始。それまで、工業化推進や保護貿易のための補助金支出に加え、計画都市関連施設、地下浴場関連施設の建設、劇場、動物園、植物園の運営のほか、最大88人にも達したという宮廷歌手たちの任用など、莫大な出費が常態化していましたが、以後は早期の予算編成を元に支出の削減を実施し、財政健全化に舵を切っています。
◆カール3世ヴィルヘルムが多くの女性歌手を雇用していたのは、視察で訪れたヴェネツィアの慈善院で女性たちが見事な歌唱や演奏を聴かせていたからかもしれません。
宮廷楽団解散
◆1733年10月、ポーランド継承戦争が勃発。バーデン=ドゥルラハ辺境伯領はライン川沿いだったため、領主一行はフランス軍による戦禍を避けて1736年までバーゼルに疎開。宮廷楽団は事実上の解散となります。南隣のバーデン=バーデン辺境伯領近くのケール包囲戦では、ハプスブルク側約1千名に対してフランス軍が約3万3千名と大きな差があり、人口約8万人の小国領主の疎開は仕方のない面もありました。
1733 アイゼナハ(宮廷楽長/8年間)
宮廷楽長
◆1733年2月26日、ザクセン=アイゼナハの宮廷楽長、ヨハン・アダム・ビルケンシュトック(1687-1733)が46歳で急死。ビルケンシュトックは1730年に就任したばかりでした。
◆1733年、モルターは故郷のザクセン=アイゼナハ公国に帰還。
◆1734年、ザクセン=アイゼナハ公ヴィルヘルム・ハインリヒ(1691-1741)がモルターをビルケンシュトックの後任として宮廷楽長に任命。
◆1737年8月28日、妻マリア・ザロメが死去。
イタリア留学
◆1737年、イタリアに向けて出発。前回訪れたヴェネツィア、ローマのほか、ナポリ(人口約32万人)、ミラノ(人口約12万人)、ボローニャ(人口約7万人)などもまわって新しい様式の調査をおこない、特にナポリ楽派のオペラやシンフォニアに感銘を受けていたようです(少し後にバッハもペルゴレージを改作上演)。
カールスルーエ短期滞在
◆1738年5月、イタリア滞在中に、バーデン=ドゥルラハ辺境伯カール3世ヴィルヘルムの死を知ったモルターは、急遽カールスルーエに向かい、現地で葬送音楽「忠誠の犠牲」を作曲して演奏。
◆以後、モルターは新作を定期的にカールスルーエに送ることで、宮廷との関係を維持します。
宮廷楽長
◆1738年、アイゼナハ宮廷楽長に復帰。
◆1740年頃、マリア・クリスティーナ・ヴァーグナーと再婚。
◆1741年7月26日、ザクセン=アイゼナハ公ヴィルヘルム・ハインリヒが49歳で死去。
◆1741年、ザクセン=アイゼナハ公に世継ぎがいなかったため、ザクセン=ヴァイマール公エルンスト・アウグスト1世(1688-1748)が、「ザクセン=ヴァイマール=アイゼナハ大公国」領主として継承。エルンスト・アウグスト1世は、バッハが1708年から1717年まで9年間在職した頃にはザクセン=ヴァイマール公国の名目上のおとなしい共同統治者でしたが、その後、厳格な伯父ヴィルヘルム・エルンスト公(1662-1728])が亡くなると、単独統治を開始。趣味の大規模な狩猟を頻繁におこない(猟犬千匹以上保有)、20もの城を手に入れ、小国ながら軍備も増強。また、複数の愛人を囲ったり、有力家臣たちの財産まで繰り返し奪って神聖ローマ帝国の首都ウィーンで裁判になって負けるなど、異常な金銭感覚により愚行・悪行を重ね、やがてヴァイマールの財政を破綻に追い込んだ人物でもあります。
◆1741年、エルンスト・アウグスト1世の支配下となり、狩猟拠点とされてしまったアイゼナハ宮廷は、モルターを解雇。
1741 カールスルーエ(音楽教師、宮廷楽長/24年間)
宮廷は後見政府が運営
◆1741年、モルターはカールスルーエの宮廷を頼り、復職を申請しますが、宮廷はカール3世ヴィルヘルムの孫で世継ぎであるカール・フリードリヒ(1728-1811)がまだ幼かったため、後見政府が運営しており、宮廷への任用はすぐには叶いませんでした。後見政府の国家行政官議長は、カール3世ヴィルヘルムの甥であるカール・アウグスト(1712-1786)が務めており、過剰な娯楽施設を撤去するなど厳格な政治に取り組んで3年目を迎えていました。
音楽教師
◆1741年、モルターは、カールスルーエで1724年に開校したペダゴギウム(≒高等学校)の音楽教師として採用されます。
宮廷楽長
◆1743年2月、後見政府によりモルターの復職が認められ、宮廷楽長に就任。
◆1746年11月22日、バーデン=ドゥルラハ辺境伯カール・フリードリヒの成人が宣言され、後見政府が解散。
音楽好きの領主
◆1747年1月、領主となったカール・フリードリヒはフルート演奏を嗜む音楽好きで、さっそくモルターに宮廷楽団の再編成を依頼。やがて楽団は25名編成にまで拡大し、大規模な公開演奏会だけでなく、舞台音楽や教会音楽も演奏するなどして活躍。
◆1751年、カール・フリードリヒが、カロリーネ・ルイーゼ・フォン・ヘッセン=ダルムシュタット(1723-1783)と結婚。カロリーネはチェンバロ演奏を好んでおり、宮廷の音楽生活がさらに盛んになったものと思われます。
オルガン製作にも関与
◆1759年、ドゥルラハの教会にシュトゥム兄弟の製作したオルガンが設置。モルターは製作に関わり、落成式用の音楽も作曲。
◆1761年、カールスルーエの人口が3,000人に到達。
◆1765年1月12日、カールスルーエで死去。68歳11か月。現役の楽長でした。
演奏者情報
ズザンネ・ラングナー(アルト/左上)
ユリア・ソフィー・ワーグナー(ソプラノ/右上)
ベンヤミン・グラウビッツ(テノール/左下)
カーステン・ミュラー(バス/右下)
トラックリスト (収録作品と演奏者)
CD 57'41
ヨハン・メルヒオール・モルター (1696-1765)
聖金曜日のオラトリオ「最も悲しい日」 MWV 1.3 57'24
第1部
1. 合唱「最も悲しい日よ」 4'08
2. アダージョ・コン・アコンパニャート「光の源は輝きを失って」 0'55
3. アリオーゾ(モーゼ)「呪われよ、呪われよ、律法の言葉すべてを実行しない者たちよ」 0'23
4. レチタティーヴォ・アコンパニャート(魂)「何と恐ろしい雷鳴のような言葉!」 1'05
5. アリア、フリオーゾ「嵐よ、私を打ち倒せ」 4'09
6. レチタティーヴォ「来たれ、死すべき定めよ!」 0'39
7. コラール「アダムの堕落により」 1'01
8. レチタティーヴォ「さあ、アダムよ!来て見よ」 1'11
9. アリア「私の心は死海を泳ぐ」 4'35
10. レチタティーヴォ(イザヤ)「嘆き悲しむ心よ、勇気を出せ!」 1'23
11. アリオーゾ(救世主) 「見よ、わたしは来る」 0'59
12. アリア「たとえこの地上で軽蔑され、嘲笑されても」 2'53
13. アリオーゾ(洗礼者ヨハネ)「見よ、これが世の罪を背負う神の子羊」 1'10
14. レチタティーヴォ(洗礼者ヨハネ)「見よ!この贖いの血は」 0'36
15. アリア(洗礼者ヨハネ)「信仰の目をこの罪なき子羊に向けよ」 4'23
16. レチタティーヴォ(洗礼者ヨハネ)「ゴルゴタへ行き、彼の苦痛の刑罰を見よ」 0'36
17. コラール「さあ、人の子らよ、さあ、悲惨な光景を見よ」 0'58
第2部
18. コラール(第2節)「さあ、わがイエスよ」 2'11
19. レチタティーヴォ(救世主)「怒れる神よ」 1'54
20. アリア(救世主)「父よ、私の霊を御手にゆだねます」 4'46
21. レチタティーヴォ(和解した父、救世主)「世界の光よ、ユダヤ人の栄光よ」 2'29
22. アリア「死と悪魔は弱まり」 2'45
23. レチタティーヴォ(洗礼者ヨハネ)「真の悔い改めのうちに」 1'25
24. アリア(魂)「愛するイエスよ」 5'12
25. レチタティーヴォ「心と口は」 1'08
26. アリア「賛美、栄光、誉れ」 3'01
27. 合唱「律法を成就するキリスト」 0'24
28. コラール「主よ、私は信じます、弱い私をお助けください」 1'05
ユリア・ソフィー・ワーグナー(ソプラノ)
ズザンネ・ラングナー(アルト)
ベンヤミン・グラウビッツ(テノール)
カーステン・ミュラー(バス)
カメラータ・バキエンシス
録音:2022年3月7〜10日、ドイツ、ライプツィヒ・ミッテ、新使徒教会(カトリック)
トラックリスト(機械翻訳)
ヨハン・メルヒオール・モルター (1696-1765)
聖金曜日のオラトリオ「最も悲しい日」 MWV 1.3 57'24
第1部
1. 合唱 4'08
最も悲しい日よ、あなたはエジプトの夜に似ています。
生命の太陽が沈み、あなたの中に生命そのものが死んでいきます。
ああ!ああ!私たちはこのことをよく考えなければなりません。
ああ!なぜあなたはこんなに暗く覆われているのでしょうか。
2. アダージョ・コン・アコンパニャート(テノール) 0'55
光の源は輝きを失い、暗闇に包まれます。大地の基盤が震え、硬い岩が裂け、神殿の幕が裂けます。
しかし、私たちの精神だけはまだ揺るぎません。
盲目のユダヤ人だけではありません、ああ、私たちの中にも石よりも固い者が多くいます。
彼らは、この恐ろしい裁きがどこから来たのか、少しも考えません。
モーゼの言葉をお聞きなさい。
3. アリオーゾ(バス – モーゼ、合唱) 0'23
呪われよ、呪われよ、律法の言葉すべてを実行しない者たちよ。
そして、すべての民は言います。
アーメン、アーメン。
4. レチタティーヴォ・アコンパニャート(ソプラノ – 魂) 1'05
何と恐ろしい雷鳴のような言葉!
ああ、私が生まれてこなければよかった。
神の恵みは失われ、サタンは魂、精神、そして心を巧妙に惑わせ、哀れにも私を逆転させたのです。
そのため、呪いは私をこの呪われた王国へと導くのです。
雷の硫黄の閃光が私の命を縮め、私を地獄へ突き落とさないのは、この時代の呪われた偶像、滅びた虚栄の偶像、自分の罪をこのように償っているからです。
5. アリア、フリオーゾ(ソプラノ) 4'09
嵐よ、私を打ち倒しなさい、私、この惨めな者を、不幸な者を連れ去りなさい。
天と地にあるものが、私を死刑執行人にし、呪われた場所へ引きずり込むのです。
6. レチタティーヴォ 0'39
来たれ、死すべき定めよ!
罪の中にその始まりを見いだした、アダムの悪しき子孫よ。
神の怒りが最初の衣を準備した者よ、今日、お前が誰から離反したかを認め、悲しみの歌声を響かせなさい。
7. コラール 1'01
アダムの堕落により、人間の性質と存在は完全に腐敗し、その毒は私たちに受け継がれ、神の慰めなしには回復することができません。
神は、蛇がエバを惑わし、神の怒りを招いたその大いなる害から、私たちを救い出しました。
8. レチタティーヴォ(ソプラノ – 魂) 1'11
さあ、アダムよ!来て見よ、あなたの不従順が私たちを置いたこの悲惨、恐怖、苦悩を。
心、魂、精神を傷つけ、すべての幸福を奪ったものを。
私の心は、そのことを思い出すたびに、恐ろしい恐怖に襲われ、天を見上げることができません。
天はすでに私を苦悩と悲しみで満たしています。
私の心臓は鼓動し、四肢は震え、呪いが私を地獄に押し付け、私の慰めは消え去り、神の復讐が現れます。
9. アリア(ソプラノ) 4'35
私の心は死海に浮かんでいます。そこには絶望的な波だけが積み重なり、荒れ狂い、高く跳ね上がります。
それは失敗し、悲鳴を上げて沈んでいきます。
嵐が私を陸地に打ち上げても、私を待つのは縄と鎖。ああ、すぐに沈んでしまいたい。
10. レチタティーヴォ(テノール – イザヤ) 1'23
嘆き悲しむ心よ、勇気を出してください!
罪の覆いを引き裂き、あなたの目の前にまだ残っているものを捨て去り、自由になりなさい。
悔い改めによって消えない絶望が、あなたを縛り、束縛している限り、希望は簡単に沈没してしまうからです。
だから、尊い霊の言葉によって与えられた力を若返らせてください。
神は今、あなたのために、聖く正しい僕を送られます。
見よ、彼は、アブラハムもモーゼも登ることのできないような王座に就くのです。
彼の言葉があなたに示すように、彼は、静かな口で屠られる小羊です。
11. アリオーゾ(バス – 救世主) 0'59
見てください、わたしは来ます。書物に私のことが書かれています。
私の神よ、あなたの御心を行うことを喜びとします。
12. アリア(バス) 2'53
たとえこの地上で軽蔑され、嘲笑され、呪いと驚嘆のまなざしとされようとも、私は喜んでそれに従います。
たとえ血にまみれた喜びに酔いしれ、恥辱に震え、苦痛に身もだえする敵たちであっても、私は喜んで従います。
13. アリオーゾ(洗礼者ヨハネ) 1'10
見よ、これが世の罪を背負う神の子羊です。
14. レチタティーヴォ(アルト – 洗礼者ヨハネ) 0'36
見よ!この贖いの血は、すべての罪の汚れをしみ出し、覆い隠します。
灰の風呂も、イソップの枝もできなかったことを、この紫の血の洪水は今や成し遂げます。
そう、地獄の炎さえも消し去り、死を飲み込むのです。
15. アリア(アルト – 洗礼者ヨハネ) 4'23
信仰の目をこの罪なき子羊に向けてください。
彼はすべての罪を負い、今、十字架の幹に掛けられている最初の二人を刺激しています。
16. レチタティーヴォ(アルト – 洗礼者ヨハネ) 0'36
ゴルゴタへ行き、彼の苦痛の刑罰を見てください。
今、彼に押し寄せる苦痛を見てください。そうすれば、あなたは永遠に失われることはありません。
彼が見る、あなたのために、怒れる父と激しく戦う姿を見てください。
17. コラール 0'58
さあ、人の子らよ、さあ、悲惨な光景を見てください。
罪人の友が、厳しい苦難の道を進んでいるのを見てください。
ああ、その魂が肉体から完全に引き裂かれる様子を見てください、私たちの罪の報いとして、肉体、魂、そして精神に苦しみを受けるのです。
第2部
18. コラール 2'11
さあ、わがイエスよ。
そうして、あなたは今、私のために死を遂げるために去って行く、罪人である私のために、喜びの中であなたを悲しませた私のために、さあ、行きなさい、高貴な避難所よ、私の目は涙の海となり、あなたの苦しみをかき乱すように、ああ、ああ、と嘆き悲しむでしょう。
ああ、罪よ、有害な蛇の毒よ、あなたはどこまでその報いをもたらすのか、今、私を襲う呪いは、死によって私を強制します。
今、夜が来ます、罪の力よ、私は他人の罪を償わなければなりません、よく見てください、罪の奴隷よ、今、絶望してはなりません。
19. レチタティーヴォ(バス – 救世主) 1'54
怒れる神よ、正義の御威光よ、地と天を支配する者よ、サタンに惑わされ、罪の鎖で固く縛られ、重荷を負わされたあなたのイスラエルが、それでも私を首長として崇めるために、この苦難の道を用意しました。
ああ!私の悲惨な姿を見てください。私は、彼らの高慢と罪のために、この呪われた木の前で、自ら進んでこの苦痛を耐え忍び、感じているのです。
私はあなたの熱意に自由を与え、今、私の血によって信者たちのために平和の契約を再び確立します。
その力によって、あなたは今や永遠にアダムの最も禁じられた食事を忘れるでしょう。
もしあなたの怒りがそれでも復讐を望むなら、ああ、今、私の悲惨な声を聞き、私の傷を彼に破らせるのです。
20. アリア(バス – 救世主) 4'46
父よ、私の霊を御手にゆだねます。
私は、ただ信じるすべての民の罪を償いましょう。
ご覧ください、この傷跡によって、私はアダムが奪ったものを、忍耐強く償っています。
21. レチタティーヴォ(テノール – 和解した父、バス – 救世主) 2'29
世界の光よ、ユダヤ人の栄光よ。
異教徒の慰めよ、疲れた者の力よ、私の最も愛する息子よ、永遠に示された私の真の姿よ。
あなたによって、モーゼの呪いは沈黙し、静まり返りました。
血に染まった王座からのあなたの司祭の祈りは、私の心を打ち砕き、怒りを静めました。
あなたの民を受け入れてください。
あなたは、彼らを悲惨な苦しみから救い、獲得するために、彼らに喜んで死なれたのです。
私のイスラエルよ、さあ、私のところへ来なさい!
罪の傷で重く負っている者たち、皆、ここに来なさい!
誰も失わないように見守ってください。
ご覧なさい、私が腕を伸ばしているのを。
シナイ山が恐ろしい雷を閃かせても、私は愛のために自分をさらけ出し、血と死によってあなたたちを救いました。
私の紫の衣があなたたちを保護し、すべての罪の裸を覆い、もはや呪いがあなたたちを脅かすことがないように、私は命を捧げ、 肉体と血をあなたたちのために捧げます。
アベルと共に復讐の叫びを上げるのではなく、むしろそこから解放されるように。
罪の証書は引き裂かれ、
私を通して、怒り狂った父は再び接吻を受けることができるのです。
22. アリア(バス – 救世主) 2'45
死と悪魔は弱まり、罪の証書は私の苦痛に満ちた木に釘付けにされました。
それでもあなたを苦しめようとするなら、私の傷ついた洞窟へ逃げてください。
そこでは彼らの怒りと憎しみが鎮まるでしょう。
23. レチタティーヴォ(アルト – 洗礼者ヨハネ) 1'25
真の悔い改めのうちに、あなたの救い主をこのような苦難に陥れた罪の卑しい道から逃げ、彼がこれ以上恥辱を受けることがないように、常に心にとどめておいてください。
彼の御霊が豊かに与えてくださる和解の言葉に従ってください。
そうすれば、父の御心、王国、美しい天国の門が開かれるでしょう。
善を追い求め、過去を忘れてください。
信仰、愛、希望、忍耐を正しく実践すれば、彼は罪を赦し、十字架と苦難のすべての苦難の中、たとえ肉体と魂が分離しても、死後、彼を慰めをもって再び見つけることができるでしょう。
24. アリア(テノール – 魂) 5'12
愛するイエスよ、あなたの苦しみの中で常に私を守ってください。
世界が私の肉を快楽の道に引きずり込もうとする時、ああ、私を憐れんでご覧ください。そうすれば、私は恐怖に駆られて、急いであなたのもとへ駆け寄るでしょう。
25. レチタティーヴォ(テノール) 1'08
高き日が目覚めるたび、あなたの苦難が成し遂げられたその日、心と口は感謝と賛美で満たされ、私たちは霊において十字架で傷ついたあなたを青ざめて見るでしょう。
ああ!私の救い主よ、私たちにただ明るく清らかな信仰の言葉と、あなたの聖なる秘跡を、聖なる畏れをもって、終わりまで与えてください。
あなたを通して——そしてこれのみによって——人は義と祝福を得ることができ、もはや私たちに害を及ぼす敵はいません。なぜなら、あなたは蛇の頭を踏み砕かれたからです。
26. アリア(テノール) 3'01
賛美、栄光、誉れ、そして強さを、キリスト、神の御子よ、あなたに。
あなたの苦しみ、あなたの死によって、私はあなたの御国を喜びをもって相続することができます。
27. 合唱 0'24
律法を成就するキリスト。
彼を信じる者は義とされます。アーメン。
28. コラール 1'05
主よ、私は信じます、弱い私をお助けください。
私を絶望させないでください;
あなたこそ、私を強くすることができる方です、罪と死が私を襲う時にも。
あなたの慈しみに信頼し、喜びをもってあなた、主イエスを、戦いの後、甘い永遠において仰ぎ見るまで。
Track list
Johann Melchior Molter 1696-1765
Höchst schmerzensvoller Tag MWV 1.3
Oratorio for Good Friday
for soprano, alto, tenor, bass, 2 oboes, 2 flutes, 2 recorders, strings and basso continuo
1. Tutti “Höchst schmerzensvoller Tag" 4'08
2. Recitativo accompagnato “Des Lichtes Quell entziehet seinen Schein" 0'55
3. Arioso (Moses) “Verflucht sei, wer nicht alle Worte des Gesetzes erfüllet" 0'23
4. Recitativo accompagnato (Seele) “Erschrecklich Donnerwort!" 1'05
5. Aria, Furioso “Schlagt ihr Wetter nur zusammen" 4'09
6. Recitativo “Komm sichre Sterblichkeit!" 0'39
7. Choral “Durch Adams Fall" 1'01
8. Recitativo à 4 “Komm Adam! Komm und sieh" 1'11
9. Aria “Mein Herz schwimmt auf der toten See" 4'35
10. Recitativo (Jesaias) “Trostloses Herz ermuntre dich!" 1'23
11. Arioso (Messias) “Siehe, siehe ich komme" 0'59
12. Aria “Muss ich zwas hier" 2'53
13. Arioso (Johannes Baptista) “Siehe! Siehe!" 1'10
14. Recitativo (Johannes Baptista) “Schau! Dies Versöhnungsblut" 0'36
15. Aria (Johannes Baptista) “Wirf nur deine glaubens Augen" 4'23
16. Recitativo (Johannes Baptista) “Geh hin nach Golgatha" 0'36
17. Choral “Kommt herzu, ihr Menschen Kinder" 0'58
18. Choral (Pars II) “So gehst du nun mein Jesu hin" 2'11
19. Recitativo accompagnato (Messias) “Erzürnter Gott" 1'54
20. Aria (Messias) “Vater, Vater, laß dich überwinden" 4'46
21. Recitativo (Der versöhnte Vater, Messias) “Licht der Welt" 2'29
22. Aria “Tod und Teufel sind entkräftet" 2'45
23. Recitativo (Johannes) “So laßt euch dann in wahrer Buße finden" 1'25
24. Aria (Seele) “Liebster Jesu" 5'12
25. Recitativo “Indeß soll Herz und Mund" 1'08
26. Aria “Lob, Preis, Ehre" 3'01
27. Chorus “Christus ist des Gesetzes Ende" 0'24
28. Choral “Herr, ich glaube, hilf mir Schwachen" 1'05
Julia Sophie Wagner soprano · Susanne Langner alto
Benjamin Glaubitz tenor · Karsten Müller bass
Camerata Bachiensis
Roberto De Franceschi, Elisabeth Grümmer oboe
Lydia Brunn, Johanna Baumgärtel flute
Johanna Baumgärtel, Elisabeth Grümmer recorder
Anne Kaun, Uwe Ulbrich, Helga Schmidtmayer violin
Magdalena Schenk-Bader viola
Gertrud Ohse cello
Nora Hansen bassoon
Benjamin Wand violone
Julia Chmielewska-Ulbrich harpsichord and organ
Recording: 7-10 March 2022, Neuapostolische Kirche, Leipzig-Mitte, Germany
Text
TEIL I
1. Chor
Höchst schmerzensvoller Tag, du gleichest wohl Ägyptens Nächten.
Die Lebenssonne geht zu rist, in dir stirbt, der das Leben ist.
Ach! ach! dass wir dieses wohl bedächten ach! warum du so verdunkelt bist.
2. Adagio con accompagnato (TENOR)
Des Lichtes Quell entziehet seinen Schein, hüllt sich in dunkle Schatten ein, der Erden Gründe zittern, die harten Felsen splittern, des Tempels Vorhang reißt, nur unser Geist lässt sich noch nicht erschüttern.
Der blinde Jude nicht allein, ach, viele unter uns sind härter noch als Stein, denn sie bedenken im geringsten nicht, woher dies schreckliche Gericht doch möge kommen sein, hört nur, was Moses spricht.
3. Arioso (BASS – MOSES, CHOR)
Verflucht, verflucht sei, wer nicht alle Worte des Gesetzes erfüllet, dass er darnach tue, und alles Volk sagen:
Amen, Amen.
4. Rezitativ (SOPRAN – SEELE)
Erschröcklich Donnerwort!
Ach, dass ich nie geboren, die Gnade Gottes ist dahin, und Satanas hat Seele, Geist und Sinn recht listiglich betöret, erbärmlich umgekehret, drum führt der Fluch mich also fort zu der Verdammten Reich.
Wie? Dass nicht gleich des Donners Schwefelstrahlen das Leben mir verkürzen und mich hinab zur Höllen stürzen, verfluchter Götze dieser Zeit, du Abgott der verdammten Eitelkeit, die deinige pflegst du so zu bezahlen.
5. Arie (SOPRAN)
Schlagt, ihr Wetter, nur zusammen, mich Elende, mich zu verdammen, führt die Unglückselge fort, führt sie fort.
Was im Himmel und auf Erden muss an mir zum Henker werden, schleppen zum verdammten Ort.
6. Rezitativ (SOPRAN)
Komm, sichre Sterblichkeit!
du ganz verruchter Adams-Same, der nur in Sünden seinen Anfang nahme, dem Gottes Zorn das erste Kleid selbst zubereit', erkenn an heut von wem du abgefallen, und lass dein Jammerlied erschallen.
7. Choral
Durch Adams Fall ist ganz verderbt menschlich Natur und Wesen, dasselb Gift ist auf uns geerbt, dass wir nicht konnt'n genesen ohn Gottes Trost, der uns erlöst hat von dem großen Schaden, darein die Schlang Evam bezwang, Gotts Zorn auf sich zu laden.
8. Rezitativ à 4 (SOPRAN – SEELE)
Komm, Adam, komm und sieh, in was vor Elend, Angst und Müh dein Ungehorsam uns gesetzet, Herz, Seel und Geist verletzet und alle Seeligkeit entwandt.
Mich überfällt ein ganz entsetzlichs Grauen, so oft mein Herz daran gedenkt, ich darf den Himmel nicht anschauen, der mich schon jetzt mit Gall und Wermut tränkt.
Mir schlägt das Herz, es zittern meine Glieder, der Fluch druckt mich zur Höllen nieder, mein Trost verschwind't und Gottes Rache zeiget sich.
9. Arie (SOPRAN)
Mein Herz schwimmt auf der toten See, wo nur verzweiflungsvolle Wellen
sich türmen, toben, hoch aufschnellen.
Es scheitert, sinkt mit Ach und Weh.
Schlägt mich der Sturm auch schon zu Lande, so warten auf mich Strick und Bande, ach, dass ich nicht gleich untergeh.
10. Rezitativ (TENOR – JESAJA)
Trostloses Herz, ermuntre dich!
Zerreiß die Sündendecke doch entzwei, die sich annoch vor deinen Augen findet, und mach dich frei, so lang Verzweiflung, die bei der Buße nicht besteht dich annoch fesselt, bindet, alsdann die Hoffnung, leicht schiffbrüchig, untergeht.
Darum verjünge deine Kraft, die dir durchs Wort der werte Geist verschafft.
Gott sendet dir ietzt seinen Knecht, der heilig und gerecht, schau, er wird einen solchen Thron besteigen darauf kein Abraham, kein Moses steigen konnte.
Sein Wort wird dir ihn zeigen, er ist das Lamm, das da erwürget wird mit stillem Munde.
11. Arioso (BASS – MESSIAS)
Siehe, siehe, ich komme, im Buch steht von mir geschrieben.
Deinen Willen, mein Gott, tue ich gerne.
12. Arie (BASS)
Muss ich zwar hier auf dieser Erden verachtet und verspottet werden, ein Schauspiel Fluch und Wunder sein, stell ich mich doch willig ein.
Ob beim blutigem Ergötzen sich selbst vor der Schmach entsetzen meine Feinde vor der Pein, stell ich mich doch willig ein.
13. Arioso (ALT – JOHANNES BAPTISTA)
Siehe! siehe! das ist Gottes Lamm, welches der Welt Sünde trägt.
14. Rezitativ (ALT – JOHANNES BAPTISTA)
Schau! Dies Versöhnungsblut wird alle Sündenflecken abwaschen und zudecken, was auch kein Aschenbad, kein Ysopsbüschel tat, wird diese Purpurflut nunmehr vollbringen, ja, selbst der Höllen Glut auslöschen und den Tod verschlingen.
15. Arie (ALT – JOHANNES BAPTISTA)
Wirf nur deine Glaubensaugen auf dies unschuldsvolle Lamm, das ja alle Schulden träget, so das erste Paar erreget, ietzo an dem Kreuzes-Stamm.
16. Rezitativ (ALT – JOHANNES BAPTISTA)
Geh hin nach Golgatha, beschau allda doch seine Marter Pein, die ietzt so häufig auf ihn dringet, nur dass du nicht sollst ewiglich verloren sein, schau doch, wie er um dich, so ängstiglich mit dem erzürnten Vater ringet.
17. Choral
Kommt herzu, ihr Menschenkinder, kommt, ach, schaut den Jammer an.
Sehet doch den Freund der Sünder auf der herben Marterbahn.
Ach, betrachtet, wie der Geist sich dem Leibe ganz entreißt, die Verdammnis unser Schulden an Leib, Seel und Geist zu dulden.
TEIL II
18. Choral
So gehst du nun, mein Jesu, hin, den Tod für mich zu leiden, für mich, der ich ein Sünder bin, der dich betrübt in Freuden, wohlan, fahr fort, / du edler Hort, mein Augen sollen fließen, ein Tränen See, / mit Ach und Weh dein Leiden zu begießen.
Ach Sünd, du schädlich Schlangen Gift, wie weit kannst du es bringen, dein Lohn, der Fluch, mich jetzt betrifft, im Tod kann er mich zwingen, jetzt kommt die Nacht, / der Sünden Macht, fremd Schuld muss ich abtragen, betracht es recht, / o Sünden Knecht, nun darf nicht mehr verzagen.
19. Rezitativ (BASS – MESSIAS)
Erzürnter Gott, gerechte Majestät, die über Erd und alle Himmel geht, dein Israel, so Satanas verkehret, mit Sündenketten hart gefesselt und beschweret, das dennoch mich als Haupt verehret, bereitet mir zwar diese Marterbahn;
ach! schaut doch meinen Jammer an, den ich an dem verfluchten Holz vor ihren ausgeübten Stolz und wegen ihrer Sünde jetzt williglich erdulde und empfinde.
Ich lasse deinen Eifer freien Lauf und richte ietzt in meinem Blut den Gläubigen zugut den Bund des Friedens wiedrum auf, Kraft dessen du nun auf ewig wirst vergessen Adams höchst verbotnes Essen, und will dein Grimm sich dennoch rächen, ach, so erhöre und vernimm jetzt meine jammervolle Stimm, und lass ihn meine Wunden brechen.
20. Aria (BASS – MESSIAS)
Vater, lass dich überwinden, ich tilge ja die Sünden alles Volks, so nur glaubt.
Schau, durch diese wunden Male ich ja ganz geduldig zahle, was dir Adam weggeraubt.
21. Rezitativ (TENOR – DER VERSÖHNTE VATER, BASS – MESSIAS)
Licht der Welt, du Preis der Jüden, Heiden Trost, du Kraft der Müden, mein liebster Sohn und wahres Ebenbild, das ich von Ewigkeit gezeiget.
Durch dich nun Mosis Fluch verstummt und schweiget.
Dein priesterlichs Gebet vom blutgen Thron bricht mir das Herz und hat den Zorn gestillet.
Nimm hin dein Volk, dass du durch jammervollen Schmerz erlöset und erworben, indem du ja vor sie so williglich gestorben.
Mein Israel, so komm dann her zu mir!
Kommt alle her, die ihr mit Sündenschaden auch noch so sehr beladen!
Schaut, dass ich keinen nicht verlier.
So seht doch, wie ich meine Arm ausstrecke, so sehr auch Sinai erschrecklich Donner blitzt, hab ich aus Liebe mich entblößet und euch durch Blut und Tod erlöset, auf dass mein Purpur euch beschützt und alle Sündenblöße decke, kein Fluch euch weiter mehr erschrecke, so lass ich Leben, Leib und Blut euch nur zugut, dass nicht mit Abeln noch in Rache schreiet, vielmehr davon befreiet.
Der Schuldbrief ist zerrissen, durch mich lässt sich nun der erzürnte Vater wieder küssen.
22. Arie (BASS – MESSIAS)
Tod und Teufel sind entkräftet und der Schuldbrief ist geheftet an mein martervolles Holz.
Wollen sie dich dennoch quälen, flieh zu meinen wunden Höhlen, da leget sich ihr Wut und Grimm.
23. Rezitativ (ALT – JOHANNES BAPTISTA)
So lasst euch dann in wahrer Buße finden und flieht den schnöden Weg der Sünden, der euren Heiland hat in solche Not gebracht, seid stets dahin bedacht, dass er die Schmach nicht weiter muss empfinden.
Folgt dem Versöhnungswort, so euch sein Geist in reicher Maße gibet, das öffnet euch das Vaterherz, das Reich, die schöne Himmelspforte;
drum jagt dem Gutem nach, vergesset, was dahinten, wird Glaube, Liebe, Hoffnung und Geduld recht ausgeübt, alsdann vergibet er die Schuld und könnt bei allem Ungemach im Kreuz und Leiden, ja wenn auch Leib und Seele scheiden, einst nach dem Tod ihn tröstlich wieder finden.
24. Arie (TENOR – SEELE)
Liebster Jesu, stell dich mir stets in deinem Leiden für.
Will die Welt, mein Fleisch mit locken hin zur Wollusts breiten Bahn, ach, so blick mich gnädig an, dass ich alsdann ganz erschrocken eiligst laufe hin zu dir.
25. Rezitativ (TENOR)
Indess soll Herz und Mund, so oft der hohe Tag erwacht, an dem dein Leiden du vollbracht, mit Dank und Loben übergehen, wenn wir im Geiste dich verwund't am Kreuz erblasset sehen.
Ach! lass, mein Heiland, uns nur hell und rein das Glaubenswort der Gnaden und dein hochheilig Sakrament in heilger Furcht bis an das End.
Durch dich – und dieses nur allein – kann man gerecht und selig sein und kein Feind ist geschickt uns mehr zu schaden, weil du der Schlangen ja den Kopf zertreten.
26. Aria (TENOR)
Lob, Preis, Ehre, Macht und Stärke, sei dir, Christe, Gottes Sohn.
Vor dein Leiden, vor dein Sterben, nun kann ich dein Reich ererben freudigst einst bei deinem Thron.
27. Chor
Christus ist des Gesetzes Ende, wer an ihn glaubt, der wird gerecht. Amen.
28. Choral
Herr, ich glaube, hilf mir Schwachen.
Lass mich ja verzagen nicht;
du, du kannst mich stärker machen, wenn mich Sünd und Tod anficht.
Deiner Güte will ich trauen, bis ich fröhlich werde schauen, dich, Herr Jesu, nach dem Streit in der süßen Ewigkeit.
商品説明詳細ページ一覧
【複数作曲家】
◆
女性作曲家たち
◆
Piano Classics スラヴ・エディション
◆
Piano Classics フレンチ・エディション
◆
Piano Classics アメリカ・エディション
◆
オランダのピアノ協奏曲集
◆
オランダのチェロ協奏曲集
◆
イタリアのヴァイオリン・ソナタ集
◆
イタリアのチェロ・ソナタ集
◆
ファゴットとピアノのためのロマン派音楽
【中世〜バロック作曲家(生年順)】
◆
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン (1098-1179)
◆
バード (c.1540-1623)
◆
スウェーリンク (1562-1621)
◆
モンテヴェルディ (1567-1643)
◆
ファゾーロ (c.1598-c.1664)
◆
カッツァーティ (1616-1678)
◆
レグレンツィ (1626-1690)
◆
ルイ・クープラン (1626-1661)
◆
クープラン一族
◆
ブクステフーデ (1637-1707)
◆
マッツァフェッラータ (c.1640–1681)
◆
マンネッリ (1640-1697)
◆
ムルシア (1673-1739)
◆
グリューネヴァルト (1673-1739)
◆
ダンドリュー (1682-1738)
◆
J.S.バッハ (1685-1750)
◆
B.マルチェッロ (1686-1739)
◆
ゴットリープ・ムッファト (1690-1770)
◆
モルター (1696-1765)
◆
スタンリー (1713-1786)
◆
ヨハン・エルンスト・バッハ (1722-1777)
◆
ビンダー (1723-1789)
【古典派&ロマン派作曲家(生年順)】
◆
ハイドン (1732-1809)
◆
ミスリヴェチェク (1737-1781) (モーツァルトへの影響大)
◆
ボッケリーニ (1743-1805)
◆
ギロヴェッツ (1763-1850)
◆
モンジュルー (1764-1836) (ピアノ系)
◆
ベートーヴェン (1770-1827)
◆
クラーマー (1771-1858)
◆
ジャダン (1776-1800) (ピアノ系)
◆
ソル (1778-1839) (ギター系)
◆
リース (1784-1838)
◆
ブルックナー (1824-1896)
◆
ルビンシテイン (1829-1894)
◆
マルトゥッチ (1856-1909)
◆
マーラー (1860-1911)
◆
トゥルヌミール (1870-1939)
◆
ルクー (1870-1894)
◆
レーガー (1873-1916)
◆
ラフマニノフ (1873-1943)
【近現代作曲家(生年順)】
◆
シェーンベルク (1874-1951)
◆
ウォルフ=フェラーリ (1876-1948)
◆
レスピーギ (1879-1936)
◆
レーバイ (1880-1953) (ギター系)
◆
マルティヌー (1890-1959)
◆
カステルヌオーヴォ=テデスコ (1895-1968)
◆
ミゴ (1891-1976) (ギター系も)
◆
サントルソラ (1904-1994) (ギター系も)
◆
ショスタコーヴィチ (1906-1975)
◆
ラングレー (1907-1991) (オルガン系)
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アンダーソン (1908-1975)
◆
デュアルテ (1919-2004) (ギター系)
◆
プレスティ (1924-1967) (ギター系)
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テオドラキス (1925-2021)
◆
ヘンツェ (1926-2012)
◆
スハット (1935-2003)
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坂本龍一 (1952-2023)
【オーケストラ】
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ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
【指揮者(ドイツ・オーストリア)】
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アーベントロート
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エッシェンバッハ
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カラヤン
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クナッパーツブッシュ (ウィーン・フィル、
ベルリン・フィル、
ミュンヘン・フィル、
国立歌劇場管、
レジェンダリー)
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クラウス
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クリップス
◆
クレンペラー (VOX&ライヴ、
ザルツブルク・ライヴ、
VENIASボックス
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サヴァリッシュ
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シューリヒト
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スイトナー (ドヴォルザーク、
レジェンダリー)
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フリート
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フルトヴェングラー
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ヘルビヒ (ショスタコーヴィチ、
マーラー、
ブラームス)
◆
ベーム
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メルツェンドルファー
◆
ヤノフスキー
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ライトナー
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ラインスドルフ
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レーグナー (ブルックナー、
マーラー、
ヨーロッパ、
ドイツ)
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ロスバウト
【指揮者(ロシア・ソ連)】
◆
アーロノヴィチ
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ガウク
◆
クーセヴィツキー
◆
ゴロワノフ
◆
ペトレンコ
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マルケヴィチ
【指揮者(アメリカ)】
◆
クーチャー(クチャル)
◆
スラトキン(父)
◆
ドラゴン
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バーンスタイン
◆
フェネル
【指揮者(オランダ)】
◆
オッテルロー
◆
クイケン
◆
フォンク
◆
ベイヌム
◆
メンゲルベルク
【指揮者(フランス)】
◆
パレー
◆
モントゥー
【指揮者(ハンガリー)】
◆
セル
◆
ドラティ
【指揮者(スペイン)】
◆
アルヘンタ
【指揮者(スイス)】
◆
アンセルメ
【指揮者(ポーランド)】
◆
クレツキ
【指揮者(チェコ)】
◆
ターリヒ
【指揮者(ルーマニア)】
◆
チェリビダッケ
【指揮者(イタリア)】
◆
トスカニーニ
【指揮者(イギリス)】
◆
バルビローリ
【指揮者(ギリシャ)】
◆
ミトロプーロス
【指揮者(日本)】
◆
小澤征爾
【鍵盤楽器奏者(楽器別・生国別)】
【ピアノ(ロシア・ソ連)】
◆
ヴェデルニコフ
◆
グリンベルク
◆
ソフロニツキー
◆
タマルキナ
◆
ニコラーエワ
◆
ネイガウス父子
◆
フェインベルク
◆
フリエール
◆
モイセイヴィチ
◆
ユージナ
【ピアノ(フランス)】
◆
ウーセ
◆
カサドシュ
◆
ティッサン=ヴァランタン◆
ハスキル
◆
ロン
【ピアノ(ドイツ・オーストリア)】
◆
キルシュネライト
◆
シュナーベル
◆
デムス
◆
ナイ
◆
レーゼル (ブラームス、
ベートーヴェン)
【ピアノ(イタリア)】
◆
フィオレンティーノ
【ピアノ(ハンガリー)】
◆
ファルナディ
【ピアノ(南米)】
◆
タリアフェロ
◆
ノヴァエス
【チェンバロ】
◆
ヴァレンティ
◆
カークパトリック
◆
ランドフスカ
【弦楽器奏者(楽器別・五十音順)】
【ヴァイオリン】
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オイストラフ
◆
コーガン
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スポールディング
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バルヒェット
◆
フランチェスカッティ
◆
ヘムシング
◆
リッチ
◆
レナルディ
◆
レビン
【チェロ】
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カサド
◆
シュタルケル
◆
デュ・プレ
◆
トルトゥリエ
◆
ヤニグロ
◆
ロストロポーヴィチ
【管楽器奏者】
【クラリネット】
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マンツ
【ファゴット】
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デルヴォー(ダルティガロング)
【オーボエ】
◆
モワネ
【歌手】
◆
ド・ビーク (メゾソプラノ)
【室内アンサンブル(編成別・五十音順)】
【三重奏団】
◆
パスキエ・トリオ
【ピアノ四重奏団】
◆
フォーレ四重奏団
【弦楽四重奏団】
◆
グリラー弦楽四重奏団
◆
シェッファー四重奏団
◆
シュナイダー四重奏団
◆
ズスケ四重奏団
◆
パスカル弦楽四重奏団
◆
ハリウッド弦楽四重奏団
◆
バルヒェット四重奏団
◆
ブダペスト弦楽四重奏団
◆
フランスの伝説の弦楽四重奏団
◆
レナー弦楽四重奏団
【楽器】
◆
アルザスのジルバーマン・オルガン