映画界の巨匠であり鬼才、スタンリー・キューブリック最後の監督作品、それは1999年制作の映画『アイズ・ワイド・シャット』。当時私生活上でも夫婦であった、そして共に大スターでもあるトム・クルーズとニコール・キッドマンの共演は大きな注目を集めたセンセーショナルな映像作品をスリリングに、そして美しく彩る、衝撃のサウンドトラックがミスティ・グリーンのカラー・ヴァイナル2枚組アナログで復刻!
■ 映画界の巨匠であり鬼才、スタンリー・キューブリック最後の監督作品、それは1999年制作の映画『アイズ・ワイド・シャット』である。キューブリックが最後に挑んだテーマは、性的な精神世界への旅立ちと緊迫のサスペンスの融合。当時私生活上でも夫婦であった、そして共に大スターでもあるトム・クルーズとニコール・キッドマンの共演は大きな注目を集め、そしてこの作品はこの二人のスターのキャリアにおける試金石にもなった。クルーズの演じる医師は、彼の妻(キッドマン)から性の欲望を告白されたことが引き金となり ― それが恐るべき殺人事件に発展していくとも知らずに ― 自らの結婚生活を脅かすほどエロティックな衝動に埋没していく。疑惑と恐怖から脱皮し、自己発見と調和へと続く道が、キューブリックの振るタクトによって、花開いていくかのようだ。優雅な撮影、卓越した色彩、息をのむ映像。時代を代表するフィルム・メーカーとしての名声を欲しいままにしたキューブリックが見せる勇壮華麗な演出は、公開から20年上経った今も、全ての人の目を大きく見開かせ続けている。
■ その映画のサウンドトラックもクリス・アイザックのヒット曲「バッド・バッド・シング」の大胆なニュー・ヴァージョンを取り上げているのをはじめ、映画の不穏で緊迫感漲るサスペンスを美しく盛り上げるジョセリン・プークのスコアやブラッド・メルドーの「ブレイム・イット・オン・マイ・ユース」やオスカー・ピーターソン・トリオの「アイ・ガット・イット・バッド」など一筋縄ではいかない濃い内容となっている。
■ グラミー賞の最優秀サウンドトラック・アルバム作曲賞映画、テレビ、その他映像部門にもノミネートされたセンセーショナルなサウンドトラックが、ミスティ・グリーンの2枚組アナログLPで復刻となる。
(メーカーインフォメーションより)