Clarinet Concertos Nos.1, 2, Clarinet Quintet : Arthur Stockel(Cl)Leo McFall / Luxembourg Philharmonic, Quatuor Hanson

ルクセンブルク・フィル首席奏者ストッケルが奏でる
クラリネットの最重要レパートリー、ウェーバー作品集

クラリネットの最重要レパートリー、ウェーバーの作品を集めた1枚。フランスの実力派ストッケルのソロです。ストッケルはフランスのクラリネット奏者。2022年ゲント国際クラリネットコンクール第1位。21歳の若さでルクセンブルク・フィルの首席奏者に就任、現在も同楽団で活躍。さらに室内楽、ソリスト、ジャズ奏者として、またLSOのゲスト首席奏者として招かれるなど、多方面にわたって活躍しています。切れ味鋭いテクニックと類まれなるメロディ・センス、クラリネットの声楽に似た性質をこの上ない形で全面に押し出すことができると称賛されています。
　自身メンバーでもあるルクセンブルク・フィルとの共演による協奏曲2作、そして気鋭のハンソン四重奏団との共演による五重奏曲という気合の入ったプログラムです。ルクセンブルク・フィルとの親密なアンサンブルは絶品。そしてハンソン四重奏団の嵐のような激しいサウンドの上で、それでもなお優美さを失わず歌い上げるストッケルの音色に聴き惚れます。
　レオ・マクフォールはテッサロニキ国立管弦楽団の音楽監督などを務めるイギリスの指揮者。ハンソン四重奏団は2013年に結成されました。2016年ジュネーヴ国際音楽コンクール第2位、同年ヨーゼフ・ハイドン室内音楽コンクール第2位（ハイドン賞、聴衆賞、20世紀作品のベスト演奏賞も同時受賞）。レコーディング、演奏の両面で世界的に活躍しています。（輸入元情報）

【収録情報】
ウェーバー：
1. クラリネット協奏曲第1番ヘ短調 Op.73
2. クラリネット五重奏曲変ロ長調 Op.34
3. クラリネット協奏曲第2番変ホ長調 Op.74

　アルトゥール・ストッケル（クラリネット）
　ハンソン四重奏団（2）
　ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団（1,3）
　レオ・マクフォール（指揮：1,3）

　録音時期：2023年7月12,13日（1,3）、12月10日（2）
　録音場所：ルクセンブルク・フィルハーモニー、大ホール（1,3）、スタジオONDIF（2）
　録音方式：ステレオ（デジタル）