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Complete Violin Concertos : Franco Mezzena(Vn)/ Viotti Chamber Orchestra, Symphonia Perusina, Milan Classical Chamber Orchestra (10CD)

Viotti (1755-1824)

User Review :4.5
(5)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
CDS8071
Number of Discs
:
10
Label
:
DYN
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

Violin Concerto No. 23 in G Major, G. 98: III. Allegro

ヴィオッティ:ヴァイオリン協奏曲全集

18〜19世紀のイタリアでは、オペラの隆盛と対照的に器楽作曲家たちは苦労し、多くは国外で成功を求めざるを得ませんでした。この時代に活躍したヴァイオリニスト・作曲家ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィオッティもそのひとり。トリノの宮廷に仕え、イタリア国内で演奏旅行を行いましたが、1782年のパリでのコンセール・スピリチュエルでの衝撃的なデビューが彼を一躍有名にし、ヴェルサイユ宮殿に仕えたり歌劇場を設立するなど大活躍しました。しかしフランス革命が勃発。彼は1792年にイギリスへ亡命し一旦はパリに戻るも最期はロンドンで生涯を終えました。
 ヴィオッティのヴァイオリン協奏曲は、フランス・ヴァイオリン楽派に強い影響を与えただけではなく、パガニーニら後世のヴァイオリニストたちにも大きなインスピレーションを与えました。このボックスに収録されたのは29曲のヴァイオリン協奏曲で、その作風はギャラント様式から初期ロマン派までと時代とともに変遷しています。特にロンドン時代の作品は彼の音楽的な成熟と変化を示すものと言えるでしょう。
 演奏するフランコ・メッツェーナは1953年イタリア、トレント生まれのヴァイオリニスト。サルヴァトーレ・アッカルドに10年間師事し研鑽を積みました。ヨーロッパ、日本、アメリカ、南米など世界各地のコンサート・ホールや音楽祭で演奏し、「イ・ムジチ」や「イ・ヴィルトゥオージ・ディ・ローマ」とともにツアーを行い好評を博しています。この1990年から2004年に収録されたヴィオッティのヴァイオリン協奏曲全集は、世界初の企画として高く評価されたものです。(輸入元情報)

【収録情報】
ヴィオッティ:ヴァイオリン協奏曲全集

Disc1
● 協奏曲第8番ニ長調 W8, G47
● 協奏曲第11番イ長調 W11, G63
● 協奏曲第12番変ロ長調 W12, G64


 録音:1990年5月、S.Silvestro's Church, Costa di Conegliano Veneto

Disc2
● 協奏曲第19番ト短調 W19
● 協奏曲第1番ハ長調 W1, G32
● 協奏曲第2番ホ長調 W2, G44


 録音:1991年5月、Conegliano Veneto

Disc3
● 協奏曲第7番変ロ長調 W7, G46
● 協奏曲第13番イ長調 W13, G65
● 協奏曲第16番ホ短調 W16, G85


 録音:1996年5月、Sala S.Antonio, Perugia

Disc4
● 協奏曲第18番ホ短調 W18, G90
● 協奏曲第14番イ短調 W14, G66
● 協奏曲第3番イ長調 W3, G25


 録音:1997年5月、Sala S.Antonio, Perugia

Disc5
● 協奏曲第20番ニ長調 W20, G92
● 協奏曲第27番ハ長調 W27, G142
● 協奏曲第4番ニ長調 W4, G33


 録音:1998年5月、Sala S.Antonio, Perugia

Disc6
● 協奏曲第23番ト長調 W23, G98
● 協奏曲第5番ハ長調 W5, G45
● 協奏曲第6番ホ長調 W6, G34


 録音:1999年3月、Sala S.Antonio, Perugia

Disc7
● 協奏曲第17番ニ短調 W17, G86
● 協奏曲第15番変ロ長調 W15, G84
● 協奏曲第9番イ長調 W9, G51


 録音:1999年3月、Sala S.Antonio, Perugia

Disc8
● 協奏曲第25番イ長調 W25, G124
● 協奏曲第26番変ロ長調 W26, G121
● 協奏曲第10番変ロ長調 W10, G56


 録音:2000年6月、Sala S.Antonio, Perugia

Disc9
● 協奏曲第22番イ短調 W22, G97
● 協奏曲第24番ロ短調 W24, G105
● 協奏曲第28番イ短調 W28, G143


 録音:2002年10月、Sala S.Antonio, Perugia

Disc10
● 協奏曲第29番ホ短調 W29, G144
● 協奏曲第21番ホ長調 W21, G96


 録音:2004年10月、Lissone, Milan

 W:チャペル・ホワイトによる作品目録番号
 G:レモ・ジャゾットによる作品目録番号

 フランコ・メッツェーナ(ヴァイオリン、指揮:Disc3-10)
 ルチアーノ・ボリン指揮、ヴィオッティ室内管弦楽団(Disc1,2)
 シンフォニア・ペルジナ(Disc3-9)
 ミラノ・クラシカ室内管弦楽団(Disc10)

 録音方式:ステレオ(デジタル)
 旧品番:CDS498

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Comprehensive Evaluation

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投稿日:2022/09/21 (水)

ブラームスが好きだった22番はもちろん名曲だがそのほかも良い曲が多い。意外にに短調の曲も多く、大いに楽しめる。

顕 さん | 岐阜県 | 不明

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投稿日:2014/06/26 (木)

古典派からロマン派にかけてのお宝CD。イタリア人作曲家らしい甘美なメロディが魅力的です。シューベルトがVn協奏曲を書いたらこんな感じになったかもです。演奏は少々線が細い印象ですが、素直に曲の魅力を伝えてくれてます。おすすめです。

silver さん | 東京都 | 不明

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投稿日:2011/06/18 (土)

シュポアを聴き、次はヴィオッティ。22番以外ほとんど耳にすることのない協奏曲。分かる気もしますが、このようにして音楽史の表舞台にひっそりとではあるが登場すると、嬉しくなりますね。演奏は比較対象がないので何とも評価し難いですが、そこがヴィオッティらしいところなのでしょう。このレーベルはタルティーニの全集が進行中。ぜひ、ボックスとして大全集にしてほしいところです。

淳メーカー さん | 愛知県 | 不明

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