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珈琲怪談

Riku Onda

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344044210
ISBN 10 : 4344044215
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2025
Japan

Content Description

なんか、怖い話ない?

異界が覗き、怪異の似合う古い街。
男たちが喫茶店に集ってすること、とは――。

男子会で、ホラーをダベる。京都、横浜、東京、神戸、大阪、再びの京都――。なぜ多忙な四人の男たち(外科医、検事、作曲家、音楽プロデューサー)は、わざわざ遠出して喫茶店を何軒もハシゴしながら、怪談を披露し合うのか――。そして、いつも茫洋としているが、気づくとなにか肝心なことをぼそっと呟く塚崎多聞とは誰なのか?

ホラー小説家としてデビュー(『六番目の小夜子』)した著者による、深煎りネルドリップ、男子ホラーはいかが? 奇妙な味がじわじわ恐い(ほぼ実話)全6編。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    恩田 陸は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。塚崎多聞シリーズは初読です。怪談は、飲み食いせず緊迫の中でオドロオドロしく語るもんだと思っていましたが、珈琲や紅茶、抹茶を飲みながら語るのが新鮮でした。雰囲気はありますが、怖くありません。 https://www.gentosha.co.jp/book/detail/9784344044210/

  • パトラッシュ

    怪談というより「奇妙な味」の奇談集か。多忙なはずの中年男4人が無理やり時間をひねり出して全国各地の喫茶店で男子会を楽しむうちに、ピリリと山椒のきいたブラックユーモアに満ちた結末に導かれる。会合場所は人や建物の霊が宿っているような昭和の生き残りばかりだが、怖さや謎解きの要素はあまりなくピンと来ない結末を迎える作品もある。短篇小説を味わうためなら満足する出来栄え揃いだが、理瀬シリーズに見られる息詰まる緊迫感や狂気に満ちたキャラもおらず、この作者らしい意想外なドラマやストーリーの爆発を期待すると物足りないかも。

  • うっちー

    怪談ではあるが、ありそうなことでした

  • 旅するランナー

    男性4人が喫茶店を巡りながら怪談を披露し合う。京都、横浜、神田、神戸、大阪の実際のお店が登場します。六曜社、御影ダンケ、マズラなど僕のお気に入り店も出てきます。各店の中にあるそれぞれの異世界という場の力を借りて招聘する怪談話には、独特の怖さと面白さがあって惹き込まれます。

  • あや

    待ちに待った恩田さんの新刊。怪談が苦手なのに読まずにいられない。「月の裏側」や「不連続の世界」に出てきた塚崎多聞とその友人達の物語。多聞のキャラクターが相変わらずで、次に何を言い出すか、友人達と一緒にハラハラさせられた。 

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