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グレーとライフ

太田尚樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784781624402
ISBN 10 : 4781624405
Format
Books
Release Date
April/2025
Japan

Content Description

ゲイの僕にも、星はキレイで肉はウマイ。
世界にとってはどうでもいいかもしれない自分の痛みや葛藤を、大切なものとして握りしめて生きている。
シロクロつかないグレーな毎日をたゆたう、それでもこれはグレートな人生。

セクシャルマイノリティとして生きることの苦しみや喜び、そして日常のきらめきを綴ったエッセイ。「悲劇」を求める世間を軽やかに笑い飛ばし、等身大の生き方を模索する。マイノリティの生きづらさと向き合いながらも、確かな希望を見出す姿を描く。

【本文より】
LGBTQの「困りごと」を知りたがる人たちは、
「悲劇」を求めてきたように思う。
だが、「困りごと」というのは、長い坂のようだと僕は思う。
その前に立つと、誰もが迂回できる道を探す。
あるいは、誰かや何かに背中を押してほしいと願う。

そのどちらも選べない時、人は「笑って登る」しか選択できない。
苦しさに飲み込まれぬように笑って、「いい運動になる」と
意味を見いだしながら一歩ずつ前に進むしかない。

セクシャルマイノリティとして生きるということは、
この「笑ってのぼる」ことの連続だと僕は思う。

【著者紹介】
太田尚樹 : 1988年、大阪生まれ。LGBTQのクリエイティブユニット『やる気あり美』代表。文芸誌での連載や脚本制作など、幅広い執筆活動に従事するかたわら、企業や自治体、学校等にて講演も行う。新卒で株式会社リクルートに入社。大手結婚式場の集客・出店戦略のコンサルティングを担当。その後、セクシャルマイノリティとして社会で生きることの難しさやストレスをエンタメコンテンツに昇華することを目指し、『やる気あり美』を発足。同名WEBメディア編集長に就任。2016年ロハスデザイン大賞ファイナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • beniko

    登録漏れ。LGBTQのクリエイティブユニット『やる気あり美』の代表である著者のエッセイ。マイノリティとして生きてきたことをグレーだったと言いつつも、内容は全く悲観的でも感傷的でもなく、でも深い視点で日常や人間関係について綴られていた。誰にでもあること、思い当たること、でも見逃してきたこと、スルーしてきたことの別の一面をそっと教えてもらった気がした。感動してメモっておきたいと思った箇所がいくつも。全部いいけど、特に「かわいそうなこと」と「心のヒダ」が好き。誰彼かまわずお薦めしたいし再読したい。

  • Go Extreme

    「一緒に自由になりたい」との共鳴 うずくまる人への小さなエール 「力」で決めたくない人の序列 「かわいそう」という感情への嫌悪 かっこ悪いと思わないかっこよさ 「中心」と闘う必要性と現実 相手の奥にある思いの尊重 「みんな、見えている世界が違う」認識 完全には手に入らぬものとの共生 「ジャムおじさん」と「さりげないポケ」の戦術 「コミュニケーションは急がない」姿勢 先人たちへの感謝とバトン継承 「これ以上男になれなくていい」という受容 人の痛みへの理解とフェアネス希求 マイノリティとして生まれたプライド

  • 種田たね

    LGBTQを認知してもらうべく様々なコンテンツを配信しているクリエイティブ団体「やる気あり美」。その代表を勤めている著者の自省的エッセイ。 マイノリティな人に特有の寂寥感や諦念感はありはするものの、暗くなり過ぎないようユーモアのある筆致で作者の哲学が記されていて面白かった。 受け入れる事。受け入れられる事。拒絶される事。逆に拒絶してしまう事。コミュニケーションに正解は無いからこそ、その時に精一杯捻り出した答えの積み重ねが自分というものを形成していくんだな、と。 僕も当事者として前向きな気持ちになれました。

  • ナオミ

    いくら年齢を重ねても「まだ出会っていない人がいる」というのが生きる希望だと、何かと絶望しがちな人生だから忘れずにいたい。女友達に関する章では語りが抜けているところもあり、これってつまり・・・と想像してしまう。セクシャリティは関係なく仕事を一生懸命やらずにはいられない人のエッセイは自分を見ているよう。やる気あり美、だゲイ、その活動をリアルタイムで目撃したことは自分の価値観に影響を与えていると思う。

  • わかこ

    私は高校生の頃から太田さんのポッドキャストのヘビーリスナーです。本が出たということで嬉しくてゆっくり味わいながら読みました!太田さんの言葉一つ一つが丁寧でまっすぐで美しくて好きです。ポッドキャストでも軽く聴いたことのあるお話しも多くありましたが、また全然違う印象があり面白かったです。 「ときに下ろうと、上り坂にたつ」がすごく刺さりました。なんだか読んでたら泣けてきちゃいました。

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