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花のたましい

朱川湊人

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784163919522
ISBN 10 : 416391952X
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2025
Japan

Content Description

泣いて、笑って、幸せに。映画から生まれた4つのサイドストーリー。「花のたましい」…見えない明日を懸命に生きる駒子と智美。はかなくも美しい友情の行く末。「百舌鳥乃宮十六夜詣」…幼少期の摩訶不思議な体験を、昭和の世相に重ねて描くノスタルジック・ホラー。「アネキ台風」…こわれかけた家族をパワー全開で再生しようとする、肝っ玉アネキの奮闘記。「初恋忌」…人生の終わりを予感した男の身に起こる、小さな奇跡。感涙必至の好篇!!

【著者紹介】
朱川湊人 : 1963年大阪生まれ。慶應義塾大学卒業。出版社勤務を経て、2002年「フクロウ男」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。03年には「白い部屋で月の歌を」で日本ホラー小説大賞短編賞を、05年には『花まんま』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 昼寝ねこ

    最近映画になった『花まんま』のスピンオフ作品。原作のスピンオフというより映画のスピンオフと言った方が正しい。原作には登場しない映画オリジナルの人物の前日談や後日談が含まれるからだ。しかも主役ではなく脇役クラスの人物の話が多い。原作をリスペクトしつつ、それを膨らませて映画ができ、さらにこのスピンオフ作品で登場人物たちの物語が繋がっていく。ネタバレを防ぐために内容には触れないが「原作→映画→本作」の順で読んで(観て)いけば『花まんま』の世界に長く浸れると思う。

  • いつでも母さん

    映画『花まんま』のサイドストリートとのこと。映画は観ていないが4話とも楽しめる。好みはタイトル作にもなっている1話目の「花のたましい」と3話目「アネキ台風」読後にじんわりと来て、胸の奥がツンとした。

  • KAZOO

    最近朱川さんの作品が出版されていないと思いましたらある作品の映画化と共に出されたので文庫化を待たずに読みました。4つの短篇があって、映画化作品と似ているのは「初恋忌」でした。表題作は女性の友人同士の話で、なんでも上げてしまう女性に就て書かれています。また、鳥と小さな女の子の体と心が入れ替わってしまう話は朱川さんのもう一つの分野でたのしめました。

  • モルク

    「花まんま」のサイドストーリー。「花まんま」の登場人物が出てくるということなのだが、なにせ「花まんま」を読んだのが10年以上前でありそこまであまり覚えていない。ただノスタルジー溢れ郷愁にひたる作品という印象が強く残っている。本作も4話の短編集。いずれも人情味あふれる、そして少し摩訶不思議なお話。ああ、これは朱川ワールドだわ。どの話もとても良かった。1話目の表題作「花のたましい」は、泣けた!

  • R

    現代の御伽話、少しだけ怪談のようでもあるといった感じの短編集だけどいずれも面白かしく、人情味に溢れた内容で読み心地がとてもよかった。関西を舞台にして、コテコテの会話でコミカルに進むのだけど、話しの内容はしんみりとしたり、物悲しいといった人情話になっていて、いずれも登場人物たちのように笑い話しとして語りながら、どうか幸せな結末であってほしいと願って終わる、そんな気分になれる物語だった。驚くほどスムーズに感情移入してしまう、そのありそうな、身近さが魅力的だった。

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