シャミナードの貴重な自作自演録音が復刻!
ピアノの歴史的名盤や希少録音を世界的名エンジニアのリマスタリングで再び世に送り出してきた「APR」から、セシル・シャミナードの貴重な録音集が登場!
19世紀後半から20世紀前半に作曲と演奏活動の両面で活躍し、「経済的に自立した最初の女性作曲家」と言われるセシル・シャミナード[1857-1944]。この録音集では、1901年(!)に録音されたシャミナード自身による自作の演奏(ピアノ・ロールではなく、クラシック・ピアニストによる最初期の録音のひとつ)から、同世代の有名・無名様々な音楽家たちが遺したシャミナード録音を録音年代順に、そして78回転レコード(SP盤)に録音されたすべての作品を網羅する形で28曲(収録時間計82分37秒)を収録。
ピアニストとしては、ヨーロッパとアメリカ双方を自分の作品だけでツアーし、録音産業が始まってから1930年までの30年間の間に、彼女のピアノ曲だけでも80枚以上のディスクがリリースされたというシャミナードの、ピアニストとして、そして作曲家としての計り知れない功績に光を当てる好企画です。(輸入元情報)
セシル・シャミナード [1857-1944]
母親からピアノのレッスンを受け、8歳のときにはビゼーの前で自作を演奏し、ビゼーは「私の小さなモーツァルト」と呼んで可愛がります。しかしイギリスの保険会社の取締役である父の反対でパリ音楽院への入学は叶わず、ビゼーは、シャミナードがパリ音楽院の教授たちから個人レッスンを受けられるよう手配。ピアノをフェリクス・ル・クペ[1811-1887]、作曲をバンジャマン・ゴダール[1849-1895]、和声をオーギュスタン・サヴァール[1814-1881]に師事しています。プロとしての初めてコンサートは18歳のときで、間もなくフランス国内のツアーを開始。1892年、35歳の時にはイギリスでデビューして絶大な人気を獲得。ヴィクトリア女王[1819-1901]がウィンザー城に招待するほどで、5年後には女王からジュビリー・メダルを授与。1908年にアメリカ・ツアーを実施すると、全米に約200のシャミナード・クラブが設立されてもいます。
【収録情報】
シャミナード:
01. バレエの調べ Op.30
02. スカーフの踊り(カリロエ Op.37より)
03. クーラント(3つの古風な踊り Op.95より 第3曲)
04. 森の精 Op.60
05. クレオールの踊り(ハバネラ第2番) Op.94
06. ピエレット − バレエの調べ Op.41
07. へつらう女 Op.50
セシル・シャミナード(ピアノ)
録音:1901年11月、ロンドン
08. トッカータ Op.39
リリアン・ブライアント(ピアノ)
録音:1912年、ロンドン
09. ヴァルス・カプリス Op.33
10. バレエの調べ(カリロエ Op.37より)
11. ロマンティックな練習曲 Op.132
12. ワルツ第4番 Op.91
13. 間奏曲 Op.152
ウナ・ボーン(ピアノ)
録音:1914年4月22日(09)、12月16日(10,11)、1915年3月16日(12)、1916年8月24日(13)、ロンドン
14. クレオールの踊り(ハバネラ第2番) Op.94
15. セレナード ニ長調 Op.29
ウィリアム・マードック(ピアノ)
録音:1917年、ロンドン
16. スカーフの踊り(カリロエ Op.37より)
ルドルフ・ガンツ(ピアノ)
録音:1918年、ニューヨーク
17. バレエの調べ Op.30
ガートルード・メラー(ピアノ)
録音:1922年、ロンドン
18. アンフォラの踊り(カリロエ Op.37より)
マリー・ノヴェロ(ピアノ)
録音:1923年、ロンドン
19. 糸を紡ぐ女(6つの演奏会用練習曲 Op.35より第3曲)
20. アルルカン Op.53
マックス・ダレフスキ(ピアノ)
録音:1923年11月6日(19)、1924年3月19日(20)、ロンドン
21. スケルツォ ハ長調(6つの演奏会用練習曲 Op.35より第1曲)
モーリス・コール(ピアノ)
録音:1925年9月、ロンドン
22. オーバード Op.140
23. ワルツ・アラベスク(アルバムの綴り Op.98より第4曲)
24. 夜想曲 Op.165
25. アラビアの子守歌 Op.166
ウナ・ボーン(ピアノ)
録音:1925年11月25日(22,23)、1926年10月7日(24)、10月18日(25)、ロンドン
26. へつらう女 Op.50
ハンス・バルト(ピアノ)
録音:1926年11月13日、アメリカ、ニュージャージー州
27. 秋(6つの演奏会用練習曲 Op.35より第2曲)
マーク・ハンブルク(ピアノ)
録音:1930年9月30日、ロンドン、スモール・クイーンズ・ホール
28. オートルフォア(6つのユーモラスな小品 Op.87より第4曲)
シューラ・チェルカスキー(ピアノ)
録音:1950年6月1日、ロンドン、アビー・ロード・スタジオ
リマスタリング:アンドルー・ハリファックス、カール・ジェンキンス