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三島由紀夫の日蝕 完全版

Shintaro Ishihara

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784408651323
ISBN 10 : 440865132X
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2025
Japan

Content Description

石原慎太郎しか知りえない三島由紀夫像を徹底的に描き出した名著を復刊。

【著者紹介】
石原慎太郎 : 1932年神戸市生まれ。一橋大学卒。55年、大学在学中に執筆した『太陽の季節』(新潮社)で第一回文學界新人賞を、翌年芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • パトラッシュ

    つくづく三島由紀夫は不幸な作家だった。自家中毒の虚弱児が頑健な肉体に憧れてボディビルに励み、天与の文才を誇りながら過剰なほどの観念に溺れ、天皇のために死ねずに生きた無様な戦後に絶望したのだから。二重三重の矛盾に引き裂かれ破綻寸前に追い込まれたのを糊塗し、己に一抹の傷もないと証明するため自決したと石原慎太郎は看破する。長く現実政治に身を置いて人の弱さ愚かさを見てきた石原は、人の生に完璧さなどないと深く理解していたから、三島が必死で隠した矛盾が見えてしまった。それを敏感に察知した三島は石原と距離をとったのだ。

  • ろし

    三島由紀夫の文章が好き。なのに冒頭で裕次郎さんが三島の服装についてセンスの無さをこきおろす。それから居合、剣道などについてボロカスに書かれていて「え〜。そうなんだ」とガッカリする。凄いナルシストな三島由紀夫のしょ〜もないところが見れてなんか良かったな。

  • はな

    かつて沢木耕太郎が三島由紀夫のボクシング観戦記を読んで失望を新たにしていた事があった。本書を読むとその理由が理解出来る。三島は運動については非才能の極致であり、無意識に反射神経で攻撃防御するボクシングの本質を腹から理解出来ていたわけでは無かったのだ。才能のある文学では、守ることが出来ないと錯覚していた日本文化、伝統、政治のため、三島は非才能のフィジカルにアイデンティティを求めるようになる。世の中には虚構と作られた自意識過剰を表出させ、天皇制と日本文化を守るために自衛隊に乱入し、倒錯の舞踏を披露して死んだ。

  • ZUSHIO

    BSテレ東の番組で紹介されていて読んだが、非常に面白かった。盟友である石原慎太郎が、三島由紀夫の運動神経のなさを腐しているのは有名だったが、何をここまでというほど、三島が命懸けで作り上げた偶像(アポロン像)を完膚なきまで叩き壊している、のが面白い。しかし、太宰が若き三島に言ったように「でも、好きだから来てるんだろ」と同じように石原の三島への屈折した友情がひしひしと感じられるのもまた良い。石原はあくまでもフィジカル直感型で、三島が最も渇望していたものを石原はデフォルトで持っていたことへの嫉妬もあったろうな。

  • Go Extreme

    文学と肉体性:肉体の美 鍛錬と精神 表現手段 自己認識 身体芸術 武道経験 ボディービル 自意識の強さ 死と美学:自決の美 学問的死観 死の演出 美の極限 生命の演技 老いの恐怖 身体の終焉 完結の意志 政治と文化:伝統文化保守 武士道の理念 国家観 楯の会 政治発言 保守的姿勢 歴史継承 思想と哲学:選択の自由 他者との関係 自己の価値 自我の探求 存在の意味 哲学的実践 信念と行動 意識の極限 文学的影響:知性と感情 近代文学 構造的表現 自伝的要素 文学の責任 芸術と社会 対談資料 評論と批評

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