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"Opera La Boh?me Luciano Pavarotti, Karajan, Berlin Philharmonic, etc.(2LP/180g/Deutsche Grammophon)"

Puccini (1858-1924)

User Review :4.5

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
4870506
Number of Discs
:
2
Label
:
Format
:
Vinyl
Other
:
Limited,Import

Product Description

プッチーニ没後100年記念。『パヴァロッティ/プッチーニ』再発シリーズ第1弾
“最高の録音”と称えられた、名テノール歌手が全盛期の声で鮮やかに歌い上げた傑作オペラ

《ルチアーノ・パヴァロッティ〜プッチーニ:歌劇『ラ・ボエーム』》

●デッカ・クラシックはこれまで最高のキャスト、経験豊富なオペラ・オーケストラ、そして優れた指揮者、自社の比類ない技術と素晴らしい音響を結び付け、オペラの名盤を数多く世に送り出してきました。作曲家プッチーニが没後100周年を迎える2024年、それを記念して、ルチアーノ・パヴァロッティが演じた3つのプッチーニ作品が再発売されます。その第1弾は世界で最も愛されているオペラの決定版、『ラ・ボエーム』です。限定盤。1972年のオリジナル・マスターテープから24-bit/192kHzに変換され作成されました。LPとしての再発売は1972年以来初めて、SA-CDハイブリッド盤としては初めての発売です。

●ジャコモ・プッチーニ(1858-1924)の歌劇『ラ・ボエーム』の魅力はいつまでも色あせることはありません。その歴史を通して、ルチアーノ・パヴァロッティほどこの傑作オペラと密接に結びついたアーティストはいませんでした。彼はオペラ・デビュー以来、ロドルフォ役を世界中で自分のものにしていました。この役は彼にとって理想的なもので、アーティストとして彼が持っているすべてを表現することができたのです。この録音では彼に最も愛されたパートナー、ミレッラ・フレーニと共に20世紀で最も著名な指揮者の一人ヘルベルト・フォン・カラヤンの指揮で、全盛期の素晴らしい声を披露しました。その結果、このオペラのロマンティックな精神は他のどの録音よりも鮮やかに表現されています。

●「パヴァロッティの最高の録音」――『ハイ・フィデリティ』誌(1973年)

●「パヴァロッティのロドルフォ…はおそらく彼がこれまでに成し遂げた最高のもので…カラヤンはドラマ性を失わず、歌手のサポートに力を抜くことなく、オーケストレーションの美しさを長引かせることのできる偉大なプッチーニの指揮者である」――『グラモフォン』誌(1987年)

《LP 1-2》 プッチーニ:歌劇『ラ・ボエーム』

【演奏】
ミミ…………………………………………………………………ミレッラ・フレーニ(ソプラノ)
ロドルフォ………………………………………………ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
ムゼッタ………………………………………………………エリザベス・ハーウッド(ソプラノ)
マルチェッロ……………………………………………………ローランド・パネライ(テノール)
コルリーネ……………………………………………………………ニコライ・ギャウロフ(バス)
ショナール……………………………………………………………ジャンニ・マッフェオ(バス)
ブノア/アルチンドロ…………………………………………ミシェル・セネシャル(テノール)
パルピニョール………………………………………………ゲールノート・ピエチュ(テノール)
税関の役人………………………………………………ハンス=ディートリヒ・ポール(バス)
巡査部長…………………………………………………ハンス=ディーター・アッペルト(バス)
シェーネベルク少年合唱団、ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

【録音】1972年10月9−13日、ベルリン、イエス・キリスト教会

●アビー・ロード・スタジオでカッティング、180gプレス盤、内側ポリ付き内袋入り。しっかりとしたリネン貼りのスリップケースに収められ、ステッカーと多言語対応の豪華なハードカバー・ブック付き。国際的に著名なオペラのライター、ロジャー・パインズによる新たな長編エッセー、パヴァロッティ、フレーニとカラヤンに関するそれぞれの記事、デッカの新進テノール、フレディ・デ・トマーゾによるプッチーニ、パヴァロッティと『ラ・ボエーム』についての特別の記事、そしてオリジナルのイタリア語の歌詞と英語、ドイツ語の訳詞が含まれる1972年のオリジナル・ブックレットからの複製、オリジナルのセッション写真と最近発見された写真などが掲載されています。サイズ:約315×15×315 mm

(メーカーインフォメーションより)

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Comprehensive Evaluation

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カラヤン得意の《ボエーム》のSACD盤が...

投稿日:2024/10/01 (火)

カラヤン得意の《ボエーム》のSACD盤が遂に発売となった。これまでブルーレイオーディオ付のCDがリリースされたことがあった(勿論購入した)が、SACD盤が出たならば、やはり注文することとなる。ベルリン・フィルのサウンドがワーグナー的であるとか、オーケストラ(カラヤン)が主張し過ぎるとか、いろいろと批判されることもあるようだが、この天下の名盤をもって《ボエーム》の代表盤とすることに、私は些かも躊躇しない。  プッチーニには。そもそもある種独特の響きがあって、マーラー的、ドビュッシー的、時にはワーグナー的要素をも感じさせる。それは、カラヤンが振った場合だけではなく、シノーポリやセラフィンの演奏でも感じるもの。それがベルリン・フィルというドイツのオーケストラを起用したことによって顕在化していることは確かだが、私はそれをマイナスには感じない。ウィーン・フィルだったならば、当然もう少し淡い色彩になったであろうが、その代わりにこれほどの圧倒的な感銘には至らなかったのではないか?  セラフィン盤ももちろん素晴らしい。しかし全盛期のパヴァロッティとフレーニの名唱、カラヤン(ベルリン・フィル!)の絶妙なサポート、それらを鮮明に捉えた録音は圧倒的な説得力で聴く者の心を揺さぶる。  カラヤンという指揮者は共演する相手によってや演奏のスタイルを変化させる。生前『フルトヴェングラーかカラヤンか』の著者でベルリン・フィルのティンパニストだったテーリヒェンに「カラヤンは何回録音をしても基本的に演奏のスタイルは同一で、その違いは録音の良し悪しだけだ」などと断じられ、日本の評論家諸氏はこぞってそれに同調したが、私はその意見に与しない。カラヤンの作品に謙虚に耳を傾ければ明らかなように、オーケストラやソリストによって、或は録音会場や録音技術の違いによって、この指揮者は制作のコンセプトやポリシーを大きく変える。誰にでも解る卑近な例として、チャイコフスキー後期交響曲の71年のEMI盤と75〜77年のDGG盤が挙げられる。EMI盤がダーレムのイエス・キリスト教会で、クォドラフォニック(4CH)で収録されたのに対して75〜77年盤は本拠地ベルリン・フィルハーモニーザールでのステレオ録音で、前者のコンセプトが、個々の楽器の音を拾うよりもオーケストラのサウンドをホール全体に鳴り響かせる『マクロ的』乃至『開放的』な収録ポリシー、演奏スタイルも縦の線を合わせるよりも、音楽の流れを重視したホットでライヴな性格のものであるのに対し、後者は、個々の楽器の音を緻密に正確に捉える『求心的』な録音ポリシーで、演奏自体も譜面に記された音符を、まるで顕微鏡で観るかのような明晰な奏し方で彫塑するというスタイル。さらには、最晩年のウィーン・フィルとのDGG盤では、自身の心(魂)の叫びを赤裸々に刻印するというか、従来のスタイリッシュなイメージをかなぐり捨てるかのような壮絶な演奏が展開されている。これらを耳にして「ただ録音の良し悪しの違いだけだ」と言うなら、いったい何を聴いているのか?ということになる。同じチャイコフスキーのピアノ協奏曲でもリヒテルと共演した演奏とワイセンベルグとのもの、ベルマンとのもの、キーシンとのものとではカラヤンの採るスタンスはまったく異なり、リヒテルとは『競演』、ワイセンベルグとは『協演』、ベルマンとは『共演』、キーシンとは『教演』となる。  話を《ボエーム》に戻す。おそらくカラヤンは、ウィーン・フィルと録音するなら「あのよう」にスカラ座と収録するなら「そのよう」に、ベルリン・フィルを起用するなら「このよう」に演奏するのであろう。そのどれが一番優れているか、という見方ではなく、それぞれの特徴を活かした演奏スタイル、録音ポリシーを採択するということを理解したうえで、その成果を楽しむのが、聴き手としてはもっとも賢明な鑑賞の仕方ではないかと思うのだが・・・。  ほぼ同時期に同じレーベル(Decca)で制作された《ボエーム》と《蝶々夫人》。カラヤンが、片やベルリン・フィル、片やウィーン・フィルと使い分けているのは予め意図してのことと考えねばなるまい。ヴェルディ(EMI)でも《オテロ》と《トロヴトーレ》《ドン・カルロ》はベルリン・フィルで、《アイーダ》《仮面舞踏会》はウィーン・フィルだった。実に巧みな起用法ではないか?

jasmine さん | 不明 | 不明

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カラヤン指揮ベルリン・フィルの真骨頂とも...

投稿日:2021/07/20 (火)

カラヤン指揮ベルリン・フィルの真骨頂とも言うべき、なんとも「イタリアの香り」みたいなものがしない、ユニバーサルなボエーム。最高です。その意味では、パヴァロッティもフレーニも、生粋のイタリアなのだが、安直な「イタリアっぽさ」みたいなものとは違うユニバーサルなものが通底している。ユニバーサルといって悪ければ、普遍的と言おうか。とても陳腐化する気がしない。こういう演奏はもうなかなか出てこないのではないだろうか。恐らくはボエームとしては永遠に最高位に置かれ続けるのではないかと思います。

Verdi さん | 神奈川県 | 不明

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教会でのセッションにもかかわらず、舞台で...

投稿日:2017/08/25 (金)

教会でのセッションにもかかわらず、舞台での録音を感じさせる奥行き感などの定位は流石である。ブルーレイ・オーディオが今後、ますます普及するのではないかと思われる。ブルーレイ・オーディオの再生機も、国産でOPPOなど優れた機種が手頃な値段で発売されrている。

ゲゲゲアサ さん | 神奈川県 | 不明

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