ドゥセク、ヨハン・ラディスラウス(1760-1812)

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CD 輸入盤

ピアノ・ソナタ全集、ソナチネ全集 バルト・ファン・オールト、ピート・クイケン、アレクセイ・リュビモフ、他(10CD)

ドゥセク、ヨハン・ラディスラウス(1760-1812)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BRL95503
組み枚数
:
10
レーベル
:
:
Holland
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


フォルテピアノによる偉業! CD9は新登場音源

ドゥセク:ピアノ・ソナタ&ソナチネ全集(10CD)
オールト、ピート・クイケン、リュビモフ、他


これまで高い評価を得てきた9枚のCDと、今回新たに登場する1枚のCDを合わせて10枚組にまとめたセット。ボックスの絵は、ドゥセクと親しかったプロイセン王子ルイ・フェルディナントの肖像画です。

充実したブックレット
ブックレット(英文)は24ページあり、演奏者自身による曲目解説と、ドイツのフォルテピアノ奏者、オルガ・ヴィットハウアーによる作曲家解説が掲載されています。

9人のスペシャリストを起用
バルト・ファン・オールト、ピート・クイケン、アレクセイ・リュビモフ、トゥイヤ・ハッキラ、ヴォルフガング・ブルナー、ヴィヴィアナ・ソフロニツキー、ツヴィ・メニケル、ペトラ・ショムライ、ウルズラ・デュチュラーの9人を起用。全員、フォルテピアノの演奏経験と学識が豊富なピアニストです。

11台のフォルテピアノを使用
ドゥセクはジョン・ブロードウッドに対して改良のリクエストをおこなうほどの楽器通で、しかもイギリスとドイツ、フランスを中心に活躍していました。このプロジェクトでは、フォルテピアノの2大潮流である「イギリス式」と、大陸の「ウィーン式」による両方の楽器、計11台を手配しています。

【イギリス式】
● ジョン・ブロードウッド&サン(1804年、ロンドン)のオリジナル
● ロングマン・クレメンティ(1798-1799年頃)のオリジナル
● ロングマン・クレメンティ(1798年)のオリジナル
● ロングマン・クレメンティ(1799年)のレプリカ
● クレメンティ(1797年)のオリジナル

【ウィーン式】
● アントン・ワルター(1792年)のレプリカ
● アントン・ワルター・ウント・ゾーン (1800年頃)のレプリカ
● ワルターのレプリカ
● ミヒャエル・ローゼンベルガー(1810年頃)のレプリカ
● ヴェンツェル・シャンツ(1800年頃)のレプリカ
● 製作者不明のウィーン式フォルテピアノ(1795-1800年頃)のオリジナル


ハイドンも絶賛
ヨハン・ラディスラウス・ドゥセクは、1760年にオーストリア大公国ボヘミアのチャスラウに生まれ、1812年にフランスのサン=ジェルマン=アン=レーで52歳で亡くなった半世紀後のフランツ・リストを予見するような国際派の作曲家ピアニスト。自作による演奏会収入と上流階級からの支援により主に生計を立て、ドイツ、イギリス、フランスを拠点に、ロシア、イタリア、オランダなども廻っています。ちなみに名は「Dussek(ドゥセク)」で一貫していました。

プロイセン王子ルイ・フェルディナントとの親交
ドゥセクは1800年から1806年までの6年間、フリードリヒ大王の甥でもあるルイ・フェルディナント[1772-1806]に仕えています。ルイ・フェルディナントは、自身が作曲や演奏にも秀でていたことでドゥセクを重用。軍の駐屯地にまで連れて行ったほか、宴席では2人でピアノの即興で音楽によって対話するといった余興にも興じており、その関係は非常に親しいものであったことが窺われます。

ルイ・フェルディナントの死を悼むソナタ
1806年にルイ・フェルディナントが33歳の若さでナポレオン軍に殺害されると、ドゥセクは深く悲しみ、ピアノ・ソナタ「ルイ・フェルディナンの死を悼むエレジー・アルモニーク」を作曲していました。

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 演奏者情報

◆ バルト・ファン・オールト(CD1、CD8)

1959年、ユトレヒトに誕生。ハーグ王立音楽院で1983年にモダン・ピアノの学位を取得した後、同音楽院でスタンリー・ホーホラントにフォルテピアノを学んでいます。1986年、ベルギーの ブルージュで開催されたモーツァルト・フォルテピアノ・コンクールで第1位と聴衆賞を受賞。その後、コーネル大学でマルコム・ビルソンに師事し、1993年に歴史的演奏実践で音楽芸術博士号を取得。
  オールトはソロと室内楽で活動するほか、ハーグ王立音楽院、アムステルダム音楽院、アントワープ王立フランドル音楽院、オスロのノルウェー音楽アカデミーで歴史的演奏実践の講師を務めてもいます。
  オールトはレコーディングにも熱心に取り組んでおり、ソロのほか、自身が主催する室内楽団体「ファン・スヴィーテン・ソサエティ」も含めると80枚以上の録音を行っています。


◆ ピート・クイケン(CD2)

1972年、ベルギーのブルッヘ(ブルージュ)に誕生。父はヴィーラント・クイケン、シギスヴァルトとバルトルト・クイケンは叔父。ヤン・フェルミューレン、ヤン・ミヒェルス、アンドレ・デ・フローテ、メナヘム・プレスラーに師事。ブリュッセル王立音楽院でピアノと室内楽の両方の高等ディプロマを取得し、BAEFフェローシップで学んだインディアナ大学で演奏家ディプロマを取得。
  ソロと室内楽の両方で、世界各地で活動しており、2002年にはブリュッセル王立音楽院でピアノとフォルテピアノの教授に就任。アントワープ王立音楽院のフォルテピアノの客員教授も兼務するほか、ヘントのオルフェウス研究所で室内楽のセミナーを行ったり、パリのソルボンヌ大学でフォルテピアノを教えたりしています。
  CDは、Brilliant Classics、Arcana、Fuga Libera、Hänssler Classic、Passacailleなどから発売。


◆ アレクセイ・リュビモフ(CD3)

1944年、モスクワに誕生。1952年から1963年にかけてモスクワ音楽院付属中央音楽学校でアルボレフスカヤに師事、1963年からはモスクワ音楽院でネイガウスとナウモフに師事して1968年に卒業。モスクワ音楽院時代からバロック音楽、古楽器での演奏、現代音楽について研究。
  在学中から現代音楽から古楽に至るソロと室内楽の両方で活動し、ロシア最古の古楽アンサンブル「マドリガル」への参加を経て、タチアナ・グリンデンコと共に古楽アンサンブルも結成していました。
  CDは、Brilliant Classics、ECM、Melodiya、Erato、Art & Electronics、BIS、SONY Classical、RCD、FINLANDIA、Teldec、Megadisc、Zig Zag Territoires、SoLyd Records、Passacaille、Alpha Productions、Moscow Conservatory、Steingraeber & Söhne、Glossa、Naxos、Fuga Libera、CBCなどから発売。


◆ トゥイヤ・ハッキラ(CD4)

1959年、フィンランドのハメーンリンナに誕生。シベリウス・アカデミーとパリ音楽院で学んだのち、クロード・エルフェから20世紀音楽を、マルコム・ビルソンから古楽器演奏について教えを受け、以後、シベリウス・アカデミーでの教職を兼ねながら、バッハから現代音楽まで多岐にわたるレパートリーにより、ソロと室内楽の両方で、ヨーロッパ、南北アメリカ、日本、インドネシア、アフリカなど世界各地で活動。
  CDは、Brilliant Classics、Finlandia、Fuga、Alba、Ondineなどから発売。


◆ ヴォルフガング・ブルナー(CD5)

1958年、ドイツのレーゲンスブルクに誕生。ミュンヘン音楽大学とザルツブルクのモーツァルテウム大学で学んでいます。ソロと室内楽により各地で活動する一方、モーツァルテウム大学で歴史的鍵盤楽器など、カールスルーエ音楽大学でフォルテピアノを教えながら、ソロと室内楽の両方で活動。
  1991年には古楽器アンサンブル「ザルツブルク・ホーフムジーク」を結成して指揮にも進出しています。
  CDは、Brilliant Classics、CPO、Felicita、Profil、Gramolaなどから発売。


◆ ヴィヴィアナ・ソフロニツキー(CD6)

1960年、モスクワに誕生。父はヴラジーミル・ヴラジーミロヴィチ・ソフロニツキー。モスクワ音楽院付属中央音楽学校とモスクワ音楽院で学び、大学院卒業後はリュビモフとタチアナ・グリンデンコの古楽アンサンブルにチェンバロ奏者、オルガン奏者として参加。同時にモスクワ、レニングラード、キエフ、ミンスク、スヴェルドロフスクなどでソリストとしてコンサートを開催。
  1989年に渡米してオバーリン音楽院で古楽を学び、1990年にカナダのトロントに移住して古楽器オーケストラ「ターフェルムジーク」のメンバーらと数多く共演し、アカデミー・コンサート・シリーズも創設し、ソロと室内楽の両方で活動。
  1999年にはドイツの「バッハ・ターゲ・ベルリン」コンクールで優勝し、同年、ベルギーの古楽コンクールでも優勝。
  2001年にはアメリカのフォルテピアノ製作者として有名なポール・マクナルティと結婚してチェコに移住。以後は、フォルテピアノと共に世界各地を移動して演奏するようになり、時には5台のフォルテピアノを弾き分けるコンサートもおこなって注目を集めてもいます。
  CDは、Brilliant Classics、Globe、Passacaille、Fundacja Pro Musica Camerata、Centaur Recordsなどから発売。


◆ ツヴィ・メニケル(CD7)

1964年、モスクワに誕生し、7歳でイスラエルに移住。15歳からモーツァルテウム大学で学び、さらにコーネル大学でマルコム・ビルソンの指導を受けて2001年に博士課程を修了。
  数々のコンクールでの入賞を経て、ソロと室内楽の両方で活動しながら、アメリカのデューク大学でチェンバロなどを教えたほか、ライプツィヒのメンデルスゾーン音楽院、ハノーファー音楽院の教授職に就き、現在はチェンバロ、フォルテピアノを指導しています。
  CDは、Brilliant Classics、Claves、Raumklang、RN Classics、MD+G、Passacaille、Arcantusなどから発売。


◆ ペトラ・ショムライ(CD8、CD9)

1981年、ハンガリーに誕生。ベーラ・バルトーク音楽院で指揮とピアノ演奏を学び、2007年にフランツ・リスト音楽院でピアノの学位を取得。その後、フォルテピアノとチェンバロを、デヴィッド・ウォード(王立音楽大学)や、メンノ・ファン・デルフト(アムステルダムのスウェーリンク音楽院)、ファビオ・ボニッツォーニ、バルト・ファン・オールト(ハーグ王立音楽院)に師事。2010年、ブルージュ国際フォルテピアノコンクールで第1位と聴衆賞を受賞し、以後、ソリスト、室内楽奏者として、ヨーロッパ、アメリカ、アジアなどで活動。現在はハーグ王立音楽院でフォルテピアノの教授を務めてもいます。
  CDは、Brilliant Classics、Centaur Recordsなどから発売(下の画像はオールトとの連弾)。


◆ ウルズラ・デュチュラー(CD10)

1962年、スイスのトゥーン湖畔に誕生。現在はオランダ在住のチェンバロ奏者兼フォルテピア奏者。ベルン音楽院でイェルク・エーヴァルト・デーラーに、ザルツブルクのモーツァルテウムでケネス・ギルバートに、コーネル大学でマルコム・ビルソンに師事。1989年にパリの国際チェンバロ・コンクールで入賞したほか、1991年にボストンのアーウィン・ボドキー国際コンクールのハンマーフリューゲル部門で優勝。以後、ソリスト、室内楽奏者として、ヨーロッパ、アメリカ、アジアなどで活動。
  CDは、Brilliant Classics、Claves、Aliud、Camerata Tokyo、Musica Omnia、Montaigneなどから発売。



 トラックリスト (収録作品と演奏者)

ヨハン・ラディスラウス・ドゥセク [1760-1812]
ピアノ・ソナタ&ソナチネ全集

CD1
◆ ソナタ イ長調 Op.10-1 Craw 60 (1789)
1. I. アレグロ・モデラート 9:13
2. II. アダージョ・カンタービレ 4:07
3. III. ロンド アレグロ・アッサイ 3:12

◆ ソナタ ト短調 Op.10-2 Craw 61 (1789)
4. I. アレグロ・モデラート 5:20
5. II. ヴィヴァーチェ・コン・スピーリト 7:13

◆ ソナタ ホ長調 Op.10-3 Craw 62 (1789)
6. I. アレグロ・マエストーゾ・エ・モデラート 10:36
7. II. プレスト・コン・フオーコ 7:00

◆ ソナタ ニ長調 Op.31-2 Craw 133 (1795) 「田園」
8. I. アレグロ・ノン・タント 5:33
9. II. アダージョ・コン・エスプレッション 3:52
10. III. パストラーレ アレグロ・ノン・トロッポ 4:47

バルト・ファン・オールト(フォルテピアノ)
使用楽器:ロングマン・クレメンティ(1798-1799年頃)のオリジナル/クリス・マーネ修復(2002年)

録音:2017年8月19日〜20日、ベルギー、ライセレーデ、アトリエ・マーネ・コンサートホール

CD2
◆ ソナタ ニ長調 Op.25-2 Craw 127(1795)「ラ・マチネ」
1. I. アダージョ・マエストーゾ〜プレスト 6:04
2. II. ラルゲット 2:39
3. III. ロンド:アレグレメンテ 3:29

◆ ソナタ ト短調 Op.39-1 Craw 166 (1799)
4. I. アレグロ 7:32
5. II. アンダンティーノ・マ・モデラート・エ・コン・エスプレッシオーネ〜アレグロ・マ・ノン・トロッポ 5:53

◆ ソナタ ハ長調 Op.39-2 Craw 167 (1799)
6. I. アレグロ・モデラート 7:39
7. II. アンダンテ・クワジ・ラルゲット 2:27
8. III. ロンド:アレグレット 3:54

◆ ソナタ 変ロ長調 Op.39-3 Craw 168 (1799) 「チロル人」
9. I. アレグロ・コン・スピーリト 7:37
10. II. ロンド:アンダンテ・ソステヌート・カンタービレ 7:16

ピート・クイケン(フォルテピアノ)
使用楽器:ロングマン・クレメンティ(1798年)のオリジナル

録音:2017年5月27〜28日、ベルギー、ライセレーデ、アトリエ・マーネ・コンサートホール

CD3
◆ ソナタ 変ホ長調 Op.44 Craw 178 (1800) 「告別」
1. I. イントロドゥツィオーネ グラーヴェ〜アレグロ・モデラート 11:00
2. II. モルト・アダージョ・エ・ソステヌート 7:37
3. III. テンポ・ディ・メヌエット・ピウットスト・アレグロ 3:42
4. IV. ロンド:アレグロ・モデラート・エスプレッシーヴォ 7:30

◆ ソナタ ヘ短調 Op.77 Craw 259 (1812) 「祈願」
5. I. アレグロ・モデラート、マ・エネルジーコ 12:30
6. II. テンポ・ディ・メヌエット:コン・モート 4:37
7. III. アダージョ・ノン・トロッポ、マ・ソレンヌ 6:01
8. IV. ロンド:アレグロ・モデラート 9:25

アレクセイ・リュビモフ(フォルテピアノ)
使用楽器:ロングマン・クレメンティ(1798〜1799年頃)のオリジナル/クリス・マーネ修復(2002年)

録音:2017年5月13〜15日、ベルギー、ライセレーデ、アトリエ・マーネ・コンサートホール

CD4
◆ ソナタ 変イ長調 Op.5-3 Craw 43 (パリ 1788)
1. I. アレグロ 12:07
2. II. ロンド アレグロ・ノン・タント、コン・スピリトーソ 3:14

◆ ソナタ 変ロ長調 Op.24 Craw 96(ロンドン 1793年)
3. I. アレグロ・コン・スピーリト 5:56
4. II. ロンド パストラーレ、アレグレット・モデラート・コン・エスプレッシオーネ 5:53

◆ ソナタ イ長調 Op.43 Craw 177 (ハンブルク 1800)
5. I.アレグロ・モデラート・コン・エスプレッシオーネ 11:52
6. II. ロンド アレグロ 4:45

◆ ソナタ 嬰ヘ短調 Op.61 Craw 211 (1806-07)「ルイ・フェルディナンの死を悼むエレジー・アルモニーク」
7. I. レント・パテーティコ - II. テンポ・アジタート・ノン・プレスト 11:10
8. III. テンポ・ヴィヴァーチェ・エ・コン・フオーコ・クワジ・プレスト 6:21

トゥイヤ・ハッキラ(フォルテピアノ)
使用楽器
Craw 43、Craw 177:製作者不明のウィーン式5オクターヴ・フォルテピアノ(1795-1800年頃)のオリジナル/エトウィン・ブーンク修復(2005年)
Craw 96、Craw 211:ロングマン・クレメンティ(1799年)のレプリカ/クリス・マーネ製作(2003年)

録音:2017年4月15〜17日、フィンランド、カウニアイネン、新パヴィリオン、コンサートホール

CD5
◆ ソナタ イ短調 Op.18-2 Craw 80(1792年頃)
1. I. アジタート・アッサイ 6:41
2. II. ロンド:アレグレット・モデラート 5:11

◆ ソナタ 変ロ長調 Op.45-1 Craw 179 (1800)
3. I. アレグロ・カンタービレ 9:32
4. II. アダージョ・パテティコ 5:13
5. III. ロンド・スケルツォ:アレグロ・ダ・バッロ 5:29

◆ ソナタ ト長調 Op.45-2 Craw 180 (1800)
6. I. ラルゲット・ソステヌート〜アレグロ・ディ・モルト 9:07
7. II. ロンド:アンダンティーノ・コン・モート 5:56

◆ ソナタ ニ長調 Op.45-3 Craw 181 (1800)
8. I. アレグロ・モデラート 9:05
9. II. ラルゲット・コン・モート 3:24
10. III. ロンド:アレグロ・モデラート・アッサイ 5:06

ヴォルフガング・ブルナー(フォルテピアノ)
使用楽器
Craw 80、Craw 180:ミヒャエル・ローゼンベルガー(1810年頃)のレプリカ/ロバート・ブラウン製作(2009年)
Craw 179、Craw 181:ジョン・ブロードウッド&サン(1804年、ロンドン)のオリジナル

録音:2018年3月、オーストリア、シュティフト・シュレーグル、ロココ・サマー・パヴィリオン

CD6
◆ ソナタ Op.9-1 変ロ長調 Craw 57
1. I. アレグロ・ノン・タント 8:32
2. II. ロンド〜アレグレット・グラツィオーゾ 4:19

◆ ソナタ Op.9-2 ハ長調 (1786年以前)
3. I. アレグロ・コン・スピーリト 8:52
4. II. ラルゲット・コン・エスプレッシオーネ 4:14
5. III. プレスト・アッサイ 6:30

◆ ソナタ Op.9-3 ニ長調
6. I. アレグロ・マエストーゾ・コン・エスプレッシオーネ 8:37
7. II. プレスティッシモ 6:30

◆ ソナタ Op.75-3 変ホ長調 (1812年以前)「グランド・ソナタ」
8. I. アレグロ・マ・ノン・トロッポ 16:32
9. II. アンダンテ・モデラート 7:02
10. III. ロンド〜アレグロ・モデラート・グラツィオーゾ 7:59

ヴィヴィアナ・ソフロニツキー(フォルテピアノ)
使用楽器:アントン・ワルター(1792年)のレプリカ/ポール・マクナルティ製作

録音:2017年、プラハ

CD7
◆ ソナタ ニ長調 Op.47-1(1802?)
1. I. アレグロ・コン・スピーリト 6:00
2. II. アダージョ・ソステヌート・エスプレッシーヴォ 2:36
3. III. 軍隊風ロンド: アレグレット・モデラート 3:56

◆ ソナタ ト長調 Op.47-2(1802?)
4. I. アレグロ・マ・モデラート・エスプレッシーヴォ 7:17
5. II. ロンド・コン・エスプレッシーヴォ:アンダンティーノ・コン・モート 4:45

◆ ソナタ 変イ長調 Op.64 Craw 221 (1807) 「パリへの帰還」
6. I. アレグロ・ノン・トロッポ・エスプレッシーヴォ 14:30
7. II. モルト・アダージョ, コン・アニマ・エド・エスプレッシオーネ 8:20
8. III. テンポ・ディ・メヌエット、スケルツォ:クワジ・アレグロ 3:51
9. IV. フィナーレ:スケルツォ、アレグロ・コン・スピーリト 8:22

ツヴィ・メニケル(フォルテピアノ)
使用楽器:クレメンティ(1797年)のオリジナル/クリス・マーネ修復

録音:2019年10月7〜8日、ベルギー、ライセレーデ、アトリエ・マーネ・コンサートホール

CD8
◆ ソナタ ハ長調 Op.14-1 Craw 71 ロシアの歌付き (1791)
1. I. アレグロ 6:05
2. II. アンダンテ・ポコ・ラルゲット 2:41
3. III. ロシアの歌. ロンド:アレグレット・ノン・トロッポ (1790) 2:56

◆ ソナタ ト長調 Op.14-2 Craw 72 (1791)
4. I. ラルゲット・コン・エスプレッシオーネ 8:08
5. II. モルト・アレグロ 6:25

◆ ソナタ ヘ長調 Op.14-3 Craw 73 (1791)
6. I. アレグロ 10:20
7. II. ロンド:アレグレット 4:58

◆ クラヴサンまたはフォルテピアノのためのソナタ ト長調 WoO, Craw 40 (1788)
8. I. ラルゲット・コル・エスプレッシオーネ 5:36
9. II. アレグロ 9:05

バルト・ファン・オールト(フォルテピアノ/Craw 71、Craw 40 )
ペトラ・ショムライ(フォルテピアノ/Craw 72、Craw 73)
使用楽器:ワルターのレプリカ/クリス・マーネ製作(2010年)

録音:2020年6月16、29、30日、オランダ、スヒーダム、ヴェストフェスト教会

CD9
◆ ソナタ 変ロ長調 Op.35-1 Craw 149
1. アレグロ・モデラート・エ・マエストーソ 15:10
2. フィナーレ.アレグロ・ノン・トロッポ・マ・コン・スピーリト 8:20

◆ ソナタ ト長調 Op.35-2 Craw 150
3. アレグロ 10:56
4. ロンド:モルト・アレグロ・コン・エスプレッション 6:43

◆ ソナタ ハ短調 Op.35-3 Craw 151 「悲愴」
5. アレグロ・アジタート・アッサイ 10:38
6. アダージョ・パテーティコ・エド・エスプレッシオーネ 7:40
7. インテルメッツォ 0:33
8. フィナーレ モルト・アレグロ 4:25

◆ ソナタ ニ長調 Op.69-3 Craw 242 「狩り」
9. アレグロ・マエストーソ・エ・ブリランテ 9:09
10. ラルゲット・エスプレッシーヴォ 3:35
11. フィナーレ シャッセ、アレグロ・スケルツォ 7:08

ペトラ・ショムライ(フォルテピアノ)
使用楽器
Craw 149〜151:ロングマン・クレメンティ(1798〜1799年)のオリジナル/修復(2002年)
Craw 242:アントン・ワルター・ウント・ゾーン (1800年頃)のレプリカ/クリス・マーネ製作(2012年)

録音:2020年6月30日、オランダ、スヒーダム、ヴェストフェスト教会(Op.69-3)、2022年12月9〜11日、ベルギー、ライセレーデ、アトリエ・マーネ・コンサートホール(Op.35

CD10
◆ 12の進歩的レッスン(ソナチネ) Op.32 (1794)
1. アレグロ・ノン・トロッポ ハ長調 Craw 106 2:23
2. アンダンテ・ソステヌート ヘ長調 Craw 107 2:17
3. トルコ風ロンド ヘ長調 Craw 108 2:50
4. モルト・アレグロ ヘ長調 Craw 109 2:55
5. ロシア皇后のお気に入り Craw 110 2:45
6. ポーランド風 ヘ長調 Craw 111 4:02
7. アレグロ・ヴィヴァーチェ 変ロ長調 Craw 112 5:10
8. 真夜中に、イギリスの歌による変奏曲 ト長調 Craw 113 4:53
9. 樫の棒、ロンド風にアレンジしたスコッチ・リール舞曲 変ロ長調 Craw 114 3:34
10. コン・スピーリト ト長調 Craw 115 5:10
11. ロマネッラ ト短調 Craw 116 4:24
12. ラ・レトレータ、ロンド風にアレンジしたスペイン風の速歩行進曲 ト短調 Craw 117 5:20

◆ ピアノ・フォルテのための6つのソナチネ Op.20 (1793)
13. ソナチネ第1番 ト長調 Craw 88 3:58
14. ソナチネ第2番 ハ長調 Craw 89 5:02
15. ソナチネ第3番 ヘ長調 Craw 90 7:10
16. ソナチネ第4番 イ長調 Craw 91 5:14
17. ソナチネ第5番 ハ長調 Craw 92 4:08
18. ソナチネ第6番 変ホ長調 Craw 93 5:33

ウルズラ・デュチュラー(フォルテピアノ)
使用楽器:ヴェンツェル・シャンツ(1800年頃)のレプリカ/トーマス・アンド・バーバラ・ウォルフ製作(1983年)

録音:2019年11月21〜23日、オランダ、スヒーダム、ヴェストフェスト教会

 Track list

Johann Ladislaus Dussek 1760-1812
Complete Piano Sonatas & Sonatinas

CD1
Sonata in A Op 10 No.1 Craw 60 (1789)
1. I. Allegro moderato 9:13
2. II. Adagio cantabile 4:07
3. III. Rondo. Allegro assai3:12

Sonata in G minor Op.10 No.2 Craw 61 (1789)
4. I. Allegro moderato 5:20
5. II. Vivace con spirito7:13

Sonata in E Op.10 No.3 Craw 62 (1789)
6. I. Allegro maestoso ed moderato 10:36
7. II. Presto con fuoco 7:00

Sonata in D Op.31 No.2 Craw 133 (1795) “Pastorale”
8. I. Allegro non tanto 5:33
9. II. Adagio con espressione3:52
10. III. Pastorale. Allegro non troppo 4:47

Bart van Oort fortepiano
Fortepiano Longman Clementi (Londen, 1798-1799), Collection Chris Maene, restored 2002

Recording: 19-20 August 2017, Concert Hall of Atelier Maene, Ruiselede, Belgium

CD2
Sonata in D Op.25 No.2 Craw 127 (1795) “La Matinée”
1. Adagio maestoso – Presto 6:04
2. Larghetto2:39
3. Rondo: Allegremente 3:29

Sonata in G Op.39 No.1 Craw 166 (1799)
4. Allegro 7:32
5. Andantino ma moderato e con espressione – Allegro ma non troppo 5:53

Sonata in C Op.39 No.2 Craw 167 (1799)
6. Allegro moderato 7:39
7. Andantino quasi larghetto2:27
8. Rondo: Allegretto3:54

Sonata in B flat Op.39 No.3 Craw 168 (1799) “Tyroler”
9. Allegro con spirito 7:37
10. Rondo: Andante sostenuto cantabile 7:16

Piet Kuijken fortepiano
Longman Clementi, London 1798, Maene collection

Recording: 27-28 May 2017, Concert Hall of Atelier Maene, Ruiselede, Belgium

CD3
Sonata in E flat major Op.44 Craw 178 (1800) “The Farewell”
1. I. Introduzione. Grave – Allegro moderato11:00
2. II. Molto adagio e sostenuto 7:37
3. III. Tempo di menuetto piuttosto Allegro 3:42
4. IV. Rondo: Allegro moderato ed espressivo7:30

Sonata in F minor Op.77 Craw 259 (1812) “L'Invocation”
5. I. Allegro moderato, ma energico 12:30
6. II. Tempo di menuetto: Con moto 4:37
7. III. Adagio non troppo, ma solenne6:01
8. IV. Rondo: Allegro moderato 9:25

Alexei Lubimov fortepiano
Fortepiano Longman Clementi (London, 1798-1799),Collection Chris Maene, restored 2002

Recording: 13-15 May 2017, Concert Hall of Atelier Maene, Ruiselede, Belgium

CD4
Sonata in A flat Op.5 No.3 Craw 43 (Paris 1788)
1. I. Allegro12:07
2. II. Rondo. Allegro non tanto, con spiritoso 3:14

Sonata in B flat Op.24 Craw 96 (London 1793)
3. I. Allegro con spirito5:56
4. II. Rondo. Pastorale, allegretto moderato con espressione5:53

Sonata in A Op.43 Craw 177 (Hamburg 1800)
5. I. Allegro moderato con espressione 11:52
6. II. Rondo. Allegro4:45

Sonata in F sharp minor Op.61 Craw 211 (1806-07)
“Elégie harmonique sur la mort de Louis Ferdinand”
7. I. Lento patetico – II. Tempo agitato non presto 11:10
8. III. Tempo vivace e con fuoco quasi presto6:21

Tuija Hakkila fortepianos
Anonymous Viennese 5-octave fortepiano “Bureau de Musique, Leipsic” (ca. 1795-1800),
restored by Edwin Beunk, Enschede, Holland (2005). Collection: Tuija Hakkila (tr.1-2, 5-6)
Copy of a Longman Clementi fortepiano (London,1799) made by Chris Maene, Belgium (2003)
Collection: Malcolm Bilson (tr.3-4, 7-8)

Recording: 15-17 April 2017, Concert Hall Nya Paviljongen, Kauniainen, Finland

CD5
Sonata in A minor Op.18 No.2 Craw 80 (c.1792)
1. I. Agitato Assai 6:41
2. II. Rondo: Allegretto moderato5:11

Sonata in B flat Op.45 No.1 Craw 179 (1800)
3. I. Allegro cantabile 9:32
4. II. Adagio patetico 5:13
5. III. Rondo scherzo: Allegro da Ballo 5:29

Sonata in G Op.45 No.2 Craw 180 (1800)
6. I. Larghetto sostenuto – Allegro di molto9:07
7. II. Rondo: Andantino con moto5:56

Sonata in D Op.45 No.3 Craw 181 (1800)
8. I. Allegro moderato 9:05
9. II. Larghetto con moto3:24
10. III. Rondo: Allegro moderato assai 5:06

Wolfgang Brunner fortepianos
Robert Brown: Copy after Michael Rosenberger (Vienna c. 1810), Oberndorf near Salzburg 2009 (tr. 1-2, 6-7)
John Broadwood and Son, London 1804, Rococo Summer Pavilion Stift Schlägl/ Austria (tr. 3-5, 8-11)

Recording: March 2018, Rococo Summer Pavilion Stift Schlägl, Austria

CD6
Sonata Op.9 No.1 in B flat Craw 57
1. I. Allegro non tanto 8:32
2. II. Rondo – Allegretto grazioso 4:19

Sonata Op.9 No.2 in C (1786 or before)
3. I. Allegro con spirito8:52
4. II. Larghetto con espressione4:14
5. III. Presto assai6:30

Sonata Op.9 No.3 in D
6. I. Allegro maestoso con espressione 8:37
7. II. Prestissimo 6:30

Sonata Op.75 No.3 in E flat (1812 or earlier) “Grand Sonata”
8. I. Allegro ma non troppo 16:32
9. II. Andante moderato 7:02
10. III. Rondo – allegro moderato grazioso 7:59

Viviana Sofronitsky fortepiano
Fortepiano by Paul McNulty after A. Walter 1792

Recording: 2017, Prague, Czech Republic

CD7
Sonata in D Op.47 No.1 (1802?)
1. I. Allegro con spirito6:00
2. II. Adagio sostenuto ed espressivo2:36
3. III. Rondo a la Militaire: Allegretto moderato3:56

Sonata in G Op.47 No.2 (1802?)
4. I. Allegro ma moderato ed espressivo 7:17
5. II. Rondo con espressivo: Andantino con moto 4:45

Sonata in A flat Op.64 Craw 221 (1807) “Retour à Paris”
6. I. Allegro non troppo ed espressivo 14:30
7. II. Molto Adagio, con anima ed espressione8:20
8. III. Tempo di Minuetto, Scherzo: Quasi allegro3:51
9. IV. Finale: Scherzo, Allegro con spirito 8:22

Zvi Meniker fortepiano
Fortepiano by Clementi, London 1797, restored by Chris Maene


Total time: 59:50
Recording: 7-8 October 2019, Concert Hall of Atelier Maene, Ruiselede, Belgium

CD8
Sonata in C Op.14 No.1 Craw 71 with the Air Russe (1791)*
1. I. Allegro6:05
2. II. Andante poco larghetto2:41
3. III. Air Russe. Rondo: Allegretto non troppo (1790) 2:56

Sonata in G Op.14 No.2 Craw 72 (1791)**
4. Larghetto con espressione8:08
5. Molto Allegro6:25

Sonata in F Op.14 No.3 Craw 73 (1791)**
6. Allegro 10:20
7. Rondo: Allegretto4:58

Sonate pour le Clavecin où le Forte-Piano in G, WoO, Craw 40 (1788)*
8. Larghetto col espressione5:36
9. Allegro 9:05

Bart van Oort* & Petra Somlai** fortepiano
Fortepiano after Walter by Chris Maene (Ruiselede, Belgium, 2010)

Recording: 16, 29 & 30 June 2020, Westvest Church, Schiedam, The Netherlands

CD9
Sonata in B flat Op.35 No.1 Craw 149*
1. Allegro moderato e maestoso 15:10
2. Finale: Allegro non troppo ma con spirito8:20

Sonata in G Op.35 No.2 Craw 150*
3. Allegro 10:56
4. Rondo: Molto allegro con espressione 6:43

Sonata in C minor Op.35 No.3 Craw 151 “Pathétique”*
5. Allegro agitato assai10:38
6. Adagio patetico ed espressione7:40
7. Intermezzo0:33
8. Finale: Molto allegro4:25

Sonata in D Op.69 No.3 Craw 242 “La Chasse” **
9. Allegro maestoso e brillante 9:09
10. Larghetto espressivo3:35
11. Finale: Chasse, Allegro scherzo 7:08

Petra Somlai fortepiano
* Fortepiano Longman Clementi (Londen, 1798-1799), Collection Chris Maene, restored 2002
** Walter und Sohn, (ca 1800) Copy by Chris Maene, 2012

Recording: 30 June 2020, Westvest Church, Schiedam, The Netherlands (Op.69 No.3);
9-11 December 2022, Concert Hall of Atelier Maene, Ruiselede, Belgium (Op.35)

CD10
Sonatinas
12 Progressive Lessons Op.32 (1794)
Twelve progressive lessons for the Piano Forte in which are introduced several characteristical airs of different nations,
dedicated to the Right Honorable Lady Harriot Montague
Also published as Op.16 (in France) and Op.30
1. Allegro non troppo in C Craw 106 2:23
2. Andante Sostenuto in F Craw 107 2:17
3. Rondo a la Turca in F Craw 1082:50
4. Molto Allegro in F Craw 109 2:55
5. The Empress of Russia's Favourite Air with Variations in Craw 1102:45
6. Pollaca in F Craw 1114:02
7. Allegro Vivace in B flat Craw 1125:10
8. In the Dead of the Night, A Favourite English Song with Variations in G Craw 113 4:53
9. Oak Stick, A Scotch Reel Arranged as a Rondo in B flat Craw 114 3:34
10. Con Spirito in G Craw 1155:10
11. Romanella in G minor Craw 1164:24
12. La Retreta, an Original Spanish quick March arranged as a Rondo in G Craw 1175:20

Six Sonatinas for the Piano Forte Op.20 (1793)
Also published as Op.19
13. Sonatina No.1 in G Craw 88 Allegro non tanto - Rondo: Allegretto. Tempo di Minuetto 3:58
14. Sonatina No.2 in C Craw 89 Allegretto quasi Andante – Rondo: non presto 5:02
15. Sonatina No.3 in F Craw 90 Allegro quasi Presto - Rondo: Andantino, con espressione 7:10
16. Sonatina No.4 in A Craw 91 Moderato - Menuetto: Tempo di ballo 5:14
17. Sonatina No.5 in C Craw 92 Allegro moderato - Rondo: Allegro moderato4:08
18. Sonatina No.6 in E flat Craw 93 Allegro - Rondo: Allegretto 5:33

Ursula Dütschler fortepiano
after Schanz (c.1800) by Thomas and Barbara Wolf Washington DC (1983)

Recording: 21-23 November 2019, Westvest Church, Schiedam, The Netherlands

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