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有機農業ひとすじに

金子美登

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784883403677
ISBN 10 : 488340367X
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本に有機農業という言葉が誕生したのは1971年とされ、この年、日本有機農業研究会が発足。23歳の金子美登さんは、もっとも若い世代として参加し、自らの霜里農場(埼玉県小川町)で有機農業を実践する。農法の先駆者、農学者、医師、消費者・市民活動家など多くの方々との交流を重ねながら、妻の友子さんとともに先駆者として有機農業の道筋を切り拓いてきた。
現在、「みどりの食料システム戦略」が打ち出されているものの、かけ声だけの有機農業では現場から遊離した絵空事になりかねない。それだけに金子さん夫妻が取り組んできた霜里農場の半世紀余りの足跡は日本の有機農業運動の展開と重なり、多くの示唆、教訓が秘められている。また、有機栽培では「カリスマ農家」といわれるほど技術的評価が高く、これまで起居をともにした150名余りの実習生を輩出していることも見逃せない実績である。
本書では、これまでの霜里農場の歩み・営みをエピソード、ハプニングを織り交ぜながら紹介し、有機農業の必然性、必要性、持続性への根拠を提示する。次代への道標となる一書。

【著者紹介】
金子美登 : 有機農家。1948年、埼玉県生まれ。農水省農業者大学校を第一期生として卒業後1971年から、徹底した有機農業に取り組む。国内外からの研修生を受け入れる傍ら、自らの霜里農場(3.5ヘクタールの田畑、1.5ヘクタールの山林。肉牛、採卵鶏などを飼養)をベースに消費者と提携したり、地場産業と連携したりして、有機農場の地域的・共存的展開をはかる。有機農業研究会(後のNPO法人日本有機農業研究会)幹事、NPO法人全国有機農業推進協議会初代理事長、AFJ日本農業経営大学校副理事長などを歴任。2022年没

金子友子 : 有機農家。東京都生まれ。大学卒業後、テレビ局(九州朝日放送)に勤務し、さらにフリーのアナウンサーに。複合汚染が社会問題化したときに合成洗剤を追放する活動に参加し、有機農業研究会に加入。1年間のヨーロッパ有機農家めぐりをした後の1979年、美登と結婚。以来、二人三脚で霜里農場を切り盛りし、多くの研修生を受け入れたり、消費者との提携をはかったり、有機の自給区づくりをめざしたりして有機農業のあるべき姿と持続可能性を発信し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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