CD 輸入盤

交響的幻想曲、序曲と前奏曲集 オーラ・ルードナー&トーンキュンストラー管弦楽団

スッペ(1819-1895)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8574538
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


「ウィンナ・オペレッタの父」スッペの『幻の交響曲』が登場!

このアルバムの指揮者オーラ・ルードナーは、ウィーン・フォルクスオーパー管やウィーン響のコンサートマスターを歴任し、ウィンナ・オペレッタを熟知しています。彼は、スッペに大オーケストラのための「幻の交響曲」があることを知り、ウィーンの博物館・図書館に遺されたスッペの手稿譜を丹念に調査して見つけたのがここに収められた『交響的幻想曲』。当盤が初録音となります。
 全4楽章、演奏時間30分余りの作品で、ドラムロールで始まる長大な序奏のついた第1楽章、典雅という言葉がぴったりくるアンダンテの第2楽章、スケルツォ風の陽気な第3楽章、対位法的な展開を織り交ぜつつ見事に盛り上げる終楽章と聴きどころ満点。ロマン派交響曲のファンには見逃せない作品です。
 冒頭と最後に有名曲を置き、あまり知られていない作品をはさんだ構成も巧みで、ウィーンを拠点とするトーンキュンストラー管弦楽団の美しいサウンドと相まって、スッペの管弦楽作品の醍醐味を味わえるアルバムとなっています。(輸入元情報)

【収録情報】
スッペ:
1. 劇音楽『詩人と農夫』序曲(1846)
2. 交響的幻想曲(1859)
3. 歌劇『水夫の帰国』〜第1幕への前奏曲(1885年初演、出版)
4. 歌劇『水夫の帰国』〜第1幕第1場のバレエ音楽『キャビンボーイの踊り』
5. カール劇場の展示会のための序曲(前奏曲)(1873年頃出版)
6. 劇音楽『ウィーンの朝・昼・晩』序曲(1843-44)

 低地オーストリア・トーンキュンストラ―管弦楽団
 オーラ・ルードナー
(指揮)

 録音時期:2022年10月27-29日
 録音場所:オーストリア、Auditorium, Grafenegg
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 世界初録音(2,5)

収録曲   

ユーザーレビュー

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投稿日:2024/03/12 (火)

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レインボー さん | 不明 | 不明

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『詩人と農夫』や『ウィーンの朝・昼・晩』といった通俗名曲で有名なスッペだが、作曲家として時代の寵児となったことを窺わせる1枚です。興味深いのは『ファンタジア・シンフォニカ(交響的幻想曲)』で、指揮者のオーラ・ルードナーがオーストリア国立図書館などで手稿から研究し、スッペの「失われた交響曲」であったことがわかり、それを録音sjひています。重々しくはなく、ワルツを散りばめた魅力的な作品となっています。演奏ですが、ルードナーはこの種のオペレッタの演奏に手慣れており、ツボを心得た演奏で見事です。作曲家としてのスッペのイメージが変わる1枚で、録音もとても良く、お勧めです。

TOMO さん | 兵庫県 | 不明

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