LPレコード 輸入盤

ラプソディ・イン・ブルー リッカルド・シャイー、ステファノ・ボラーニ()

ガーシュウィン(1898-1937)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4859235
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
LPレコード
その他
:
限定盤,輸入盤

商品説明

『ラプソディ・イン・ブルー』100周年記念 イタリアの巨匠とジャズ・ピアノのレジェンドによる名録音の特別版。LP2枚組

《リッカルド・シャイー〜ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー》

●ガーシュウィンの『ラプソディ・イン・ブルー』が作曲から100年を迎えるのを記念して、イタリア・ユニバーサル ミュージックがイタリアのピアニスト、ステファノ・ボラーニと指揮者リッカルド・シャイーによって行われたこの録音の特別版を企画しました。LP2枚組。限定盤。シリアルナンバー入り。180g重量盤。カラーLP(ブルー)。シャイーがライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の洗練された古典的優雅さと、ミラノ生まれの機知に富んだジャズのレジェンド、ステファノ・ボラーニのジャズとブルースの感性を組み合わせたこの録音は今でも最も優れたガーシュウィンの録音の一つとしてたびたび称賛されています。『ラプソディ・イン・ブルー』はグローフェによるオリジナルのジャズ・バンド・ヴァージョンで演奏され、ガーシュウィンのオリジナルの交響管弦楽版による協奏曲ではシャイーとボラーニはこれがアメリカのジャズ・エイジの協奏曲であることを明確にしています。ガーシュウィン自身が『ポーギーとベス』からの5つの楽章で作った交響組曲『キャットフィッシュ・ロウ』が『ラプソディ・イン・ブルー』と協奏曲を橋渡しして、ガーシュウィンの初期の意義深い作品、ブロードウェイにヒントを得たラグ『リアルト・リップルズ』がこのセットを締めくくっています。
●「この協奏曲の録音は私が今まで聴いた中で最高の一つである。…ボラーニの豊かな表現と華やかさは影響力を持っている」―『グラモフォン』誌

ガーシュウィン:
《LP 1》[Side A]1) ラプソディ・イン・ブルー (ジャズ・バンド・ヴァージョン/F.グローフェによる管弦楽編)/[Side B]1-5) 交響組曲『キャットフィッシュ・ロウ』(S.D.ボーエン編)(第1曲:キャットフィッシュ・ロウ/第2曲:ポーギー・シングス/第3曲:フーガ/第4曲:ハリケーン/第5曲:おはよう、ブラザー)
《LP 2》[Side A]1-2) ピアノ協奏曲へ調(F.キャンベル=ワトソン編)(第1楽章:Allegro/第2楽章:Adagio – Andante con moto) /[Side B]1) ピアノ協奏曲へ調(F.キャンベル=ワトソン編)(第3楽章:Allegro agitato)、2) リアルト・リップルズ(ラグ)(ウォルター・ドナルドソンとの共作/W.Ryden編)

【演奏】ステファノ・ボラーニ(ピアノ)(LP1: Side A, LP 2)、リッカルド・シャイー(指揮)ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

【録音】2010年1月28−30日、ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)

(メーカーインフォメーションより)

ユーザーレビュー

総合評価

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なんでゲヴァントハウスでガーシュウィン?...

投稿日:2012/08/24 (金)

なんでゲヴァントハウスでガーシュウィン?と思ったが、見事に裏切られた。 最高に愉しい。ライヴとは思えない抜けの良い優秀録音でこれは出色のアルバムだ。

影の王子 さん | 大阪府 | 不明

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先頃の来日で素晴らしい演奏を聞かせてくれ...

投稿日:2011/05/07 (土)

先頃の来日で素晴らしい演奏を聞かせてくれたシャイーとゲヴァントハウス管のこれはとってもポップで楽しいアルバムだ。 このドイツの老舗オケがアメリカの南部風なあっけらかんとした明るさを十二分に表現し切っているのは驚きだ。 もっとも現在のゲヴァントハウス管は老若男女、多国籍のメンバー構成なっているので、さもありなむと思いあたる。 共演のジャズ・ピアニストと共に息の合ったところを聴かせてくれる。 「Rhapsody In Blue」の冒頭のクラリネットのポルタメント・ソロが実にBluesyでそこはかとない色気を感じ、まさにBluesの狂詩曲。 綿花畑やミシシッピー川の蒸気船が目に浮かび、イマジネーションを掻き立てる。 「Catfish Row」組曲は歌劇「ポギーとベス」の管弦楽編曲版。 ”Catfish Row”はジャズ界においては”サマータイム”としても有名な曲だ。 メランコリックなメロディーが郷愁を誘う。 「Concerto In F」もラベル、ストラヴィンスキーの影響をそこはかとなく振りまきながら進んでいく。 「Rialto Ripples」はラグタイム調の曲を編曲してある。 ラベルのボレロも似たようなコンセプトではあったが、ガーシュウィンは Blue Note の概念をクラシックの管弦楽に持ち込み垣根を越えて作品を生み出そうとする意欲に満ちていたようだ。 もしフランソワが弾いていたらどんな演奏だったのかな?と、ふと思った。

独居人 さん | 東京都 | 不明

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ガーシュウィンの演奏に新風を吹き込んだ異...

投稿日:2011/03/09 (水)

ガーシュウィンの演奏に新風を吹き込んだ異色の名演だ。シャイーは、現在では手兵ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団とともに、バッハ、シューマン、メンデルスゾーンなどのドイツ音楽の演奏を主として行っており、その結果は、現時点においては玉石混交と言ったところであるが、本盤では、得意ジャンルの音楽であるせいか、久々にその本領を発揮。正に水を得た魚のような生命力溢れるノリノリの指揮ぶりが見事である。イタリア・ジャズ界の逸材でもあるステファノ・ボラーニのピアノがこれまた素晴らしい。その卓越した技量とセンス満点の音楽性には抗し難い魅力があり、クラシック音楽とジャズ音楽の境界線にあるガーシュウィンの音楽を精緻に、そして情感豊かに描き出すとともに、軽快にしてリズミカルな躍動感にも際立ったものがある。同国人であることもあり、シャイーとボラーニの息はぴったりであり、両者の火花が散るようなドラマティックな局面においても、豊かな音楽性と愉悦性をいささかも失わないのは驚異の至芸であると言える。この両者を下支えするのがライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の好パフォーマンスだ。いぶし銀の重厚な音色を基調とするこのオーケストラとガーシュウィンは、本来的には水と油の関係にあると言えるが、シャイーによる薫陶もあって、光彩陸離たる色彩感豊かな演奏を繰り広げるとともに、とかく軽妙浮薄な演奏に陥りがちなガーシュウィンの音楽に適度な潤いと深みを付加し、従来のガーシュウィンの演奏とは一味もふた味も違う清新な新鮮味を加えることに成功した点を忘れてはならない。録音も鮮明で素晴らしい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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