DVD

ポランスキー・スペシャルDVDコレクション

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
NHBS60001
組み枚数
:
3
:
日本
:
白黒
フォーマット
:
DVD
コピーライト
:
©1962 OKO Studio Filmowe
©1965 Compton Tekli Productions
© 1966 Compton Tekli Productions
その他
:
ボックスコレクション, コレクション
追加情報
:
各作品映像特典
3枚組フォトカード

商品説明

デジタルニューマスターによるハイ・クオリティな映像と5.1ch音声で蘇える巨匠ロマン・ポランスキーの代表作。さらに、絵コンテや各作品についてのドキュメンタリーなど、非常に貴重で充実した特典を収録した完全保存版。


『水の中のナイフ』
ポランスキーの長編処女作。一人の若者と倦怠したブルジョア夫婦の三角関係を美しいB&Wの映像でスタイリッシュに描き、1962年ベネチア映画祭国際批評家連盟賞を受賞した傑作。この作品の中には、その後のポランスキー作品で開花する要素のすべてが凝縮されている。
自家用のプジョーを所有し、休日には妻の名クリスチナを冠したヨットでクルージングを楽しむひと組の夫婦。しかし、人のうらやむような生活を送る二人の間には倦怠感が漂い、夫アンジェイの気紛れでヨットに乗り込むことになったヒッチハイクの青年は、この夫婦の危ういバランスを崩し、心の内側に巣くっていた不安を一気に顕在化させていくのである。
アンジェイ役には、イェジー・カワレロウィッチ監督の『夜行列車』(59)で知られるレオン・ニエンチク。妻のクリスチナに扮するヨランダ・ウメツカは音楽学校の学生だった。青年に扮しているジグムント・マラノウィッチは、ウージの国立映画学校の俳優コースの学生で、これが映画初出演ながら、アンジェイの世代と対立する若者の感情を見事に表現している。人の肩越しから対象を捉えるような、奥行きの深い大胆な映像でヨット上の生活を捉えているのは、撮影監督のイェジー・リップマン。オリジナル脚本には『早春』(70)のイェジー・スコリモフスキーが参加している。
ベネチア映画祭国際映画批評家連盟賞受賞。

『REPULSION 反撥』
デヴィット・リンチ『イレイザー・ヘッド』等その後のモダン・ホラー作品に多大な影響を与えたこの作品は、英アカデミー最優秀英国映画賞にノミネートという折紙付き。フランスの大女優カトリーヌ・ドヌーブが22歳の時にセクシーでスキャンダラスな汚れ役に挑戦した見逃せない作品。ベルリン国際映画祭 銀熊賞受賞。

『袋小路』
ロマン・ポランスキー監督が、“行きづまり”に遭遇したときの人間の奇妙な行動を、ブラック・コメディ的なタッチで描き、人間の奥底に潜む孤独感を的確に表現した1966年作品。フランスの大女優カトリーヌ・ドヌーブの実姉フランソワーズ・ドルレアックが挑発的な悪女を熱演。フランソワ・トリュフォー『柔らかい肌』と並ぶ数少ない主演作。
・ベルリン国際映画祭 金熊賞受賞/ベネチア国際映画祭 イタリア批評家賞受賞

内容詳細

水の中のナイフ:
裕福な知識階級の壮年の夫と美しい妻のヨット遊びに、ヒッチハイクで拾った反抗的な貧しい若者が同行する。ことごとく対立する夫と若者の新旧の価値観の間で不安げに佇む妻はやがて青年に傾斜していくが・・・。

反撥:
イギリスで働くポーランド出身の姉妹キャロルとヘレン。姉の恋人との情事の音を毎晩のように聞かされていた内気な性格のキャロルは、次第に男性恐怖症に陥っていく一方、男との官能を妄想するようになる。やがてその妄想は彼女に殺人を犯させるまでになっていく・・・。

袋小路:
満潮時には外界と遮断される孤島の古城に住む初老の男とその若く美しい妻、そしてそこに突然逃げ込んできた凶悪犯と瀕死の相棒。閉ざされた空間で、奇妙で狂気に満ちた人間関係が展開する。

巨匠ロマン・ポランスキーの原点でもある長編処女3部作。ヒッチハイカーと中年夫婦の歪んだ関係を描く『水の中のナイフ』、カトリーヌ・ドヌーヴ主演のスリラー『反発』、人間の孤独感を映し出す『袋小路』を収録する。(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

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「ナイフ」以外は以前の単発もので持ってい...

投稿日:2006/04/14 (金)

「ナイフ」以外は以前の単発もので持っていましたが、また買ってしまいました。これらのポランスキー初期三部作は、ソフト化ではビデオ時代から今ひとつ軽い扱いしか受けてなかったように思います。ここでしっかりとボックス化されたのは歓迎すべきでしょう。作品自体はもう何度も見ましたが、再近の映画監督で30歳代にこれほどの水準の作品をものしている人がいるでしょうか? 個人的スキャンダルや色々なゴシップにばかり気を取られていないで、きっちりとポランスキー作品そのものに向かい合いたいものです。

Pianst さん | Tokyo | 不明

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