詩歌川百景 3 フラワーCアルファ フラワーズ

吉田秋生

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784091671011
ISBN 10 : 4091671012
フォーマット
出版社
発売日
2023年06月09日
日本
追加情報
:
194p;18

内容詳細

穏やかな山間の温泉町を揺さぶる、事件。 老舗温泉旅館「あずまや」で湯守見習いとして働く青年・和樹の頼れる幼なじみ類は、冷静で優秀でお年寄りにもやさしい林田家の「最強の長男」。そんな彼をおとしめる投書が・・・!?

【編集担当からのおすすめ情報】

悪意も争いもままならぬ事もありながら大人たちに見守られ、一歩ずつ、心を紡ぐように成長していく青年たち。この山間の静かで確かな物語をぜひ体感してください。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ミカママ さん

    前作でのレビューで、作者のルッキズムを批判するようなことを書いたわたしを嘲笑うかのごとく。今作では妙に久しぶりに再会した類の父親が「きれいになったなー」と思わず口に出した後に「おっと、外見のことをいうのはポリコレ的に間違ってるな」と自己批判していたのに笑った。作者さん、わかってらっしゃるじゃない。それとも編集さんに言われたのかな。さて本題、小さな温泉街の夏がみずみずしく描かれる。いつか訪れてみたい、藤沢周平さまの故郷と共に。

  • ネギっ子gen さん

    【人の住むところには必ず悪意と揉め事がある】と、湯守見習いとして働く青年・和樹が、幼馴染の妙に深みのあるコトを言う。類の台詞を借りたという落ちがつくが。和樹の頼れる幼馴染である類は、冷静で優秀でお年寄りにも優しい林田家の「最強の長男」。そんな彼を貶める投書――。この誰かを陥れるための匿名者による投書。これってやられる方は厭になるよねぇ。メンタル病みますよ、ほんと。疑心暗鬼になったり……。わたしなんか、自己肯定感低い癖に、目立った行動取りがちだったので、こうした攻撃に晒されては落ち込んだっけ(遠い目)。⇒ 

  • ツン さん

    海街diaryの人たちのことが、少しでも知れるのは嬉しいです。この漫画自体も良いけど。

  • Mc6ρ助 さん

    『「あの人のことは嫌いだったけど自分のしてることが悪意だって自覚はあったわ」「悪気がないってことを必勝アイテムにして他人の事情や気持ちに無頓着なうちの母や伯母よりずっとマシだと思ってた」』(p142)』それでもこの話にはひたすらマウントを取ることに血道を上げるゲスまでは出てこない。いわんや入管やらLGBTやら的外れな論議を繰り広げる国会とは遠い。それでも人が生きるにはいろんなことがあって、そばで寄り添ってくれる人たちがいる、それに支えられて前に進んでいく人たちを見守るのは心地よい。1年に一度の至福の時。

  • kamakama さん

    いつもながら素敵な物語。吉田先生の作品は海街も含めて、子どもたちの方が年長者よりよっぽど感情の機微がわかる「大人」。自分を振り返ると読んでて恥ずかしくなります。妙ちゃんのお母さんやおばさんみたいなのが、自分の中にいるのがわかるので、読むたびに彼女たちに目が行ってしまう。今回は、ほとんど登場なしだったのでちょっとほっとしたりして。そのかわりと言ってはなんですが、倉さんだけじゃなくて、宮さんがとても素敵な「大人」でした。こんなふうに年をとりたかったな。今からじゃ遅いかもしれないけど、がんばろう。

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人物・団体紹介

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吉田秋生

東京都出身。1977年、別冊少女コミック「ちょっと不思議な下宿人」でデビュー。「吉祥天女」ほかで第29回小学館漫画賞を、「YASHA―夜叉―」で第47回小学館漫画賞を、「海街diary」で第61回小学館漫画賞および2013年マンガ大賞を受賞。現在は月刊flowersにて大活躍中(本データはこの書籍が

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