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少女ダダの日記 ポーランド少女の戦争体験 角川新書

ヴァンダ プシブィルスカ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040824666
ISBN 10 : 4040824660
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

第二次大戦下、ナチス・ドイツは小国ポーランドの国土を踏みにじり、残虐の限りをつくした。本書はその占領下を生きたポーランド人の一少女の記録だ。明るくみずみずしく、ときに感傷的な日常に、突如踏み込んでくる暴力。さまざまな美名や口実のもと、争いをやめられない私たちに少女が告発する。1965年刊行の名著を復刊。

目次 : 1942年 アニンで(日記をつけだすことに…/ 恐ろしいほどさびしい夕べ/ 十五夜の月と星/ ユダヤ人をのせた汽車が……/ 幸福って、いったい?/ 美しいものはすべてはかなく/ このドイツ兵だって人間だもの……/ ユダヤ人だという、ただそれだけのために/ 涙はかわいて、どこへ消えてゆく?/ ワルシャワがまっかに燃えだした/ 若者こそ、祖国ポーランドのいしずえ/ クリスマス)/ 1943年 ワルシャワで(戦争の最後の年になりますように/ 「狩りこみ」がつづく/ これが戦争のあとの春だったら!/ 自分のへやの自分の机で/ 銃声の中の復活祭/ 爆弾の雨、ワルシャワの空に/ 日記帳よ、さようなら!)/ 1944年 ワルシャワで(みんなといっしょに勉強が…/ 恐ろしい思い出のかずかず…/ 復讐はぜひとも必要だろうか?/ バーシャ、笑って!笑いなさい!!/ べったりと地面に伏せて/ 姉のところへ!/ ボリシェヴィキがくるだろう……/ もうだめだと、なんど……/ ハーニャとの別れ/ いったいそれほどまでにして?/ 武器を手に立つ、その時が!/ ポーランドの国旗がひるがえっている!!/ 市民諸君に栄光あれ!/ いつになったらこの花を兵士たちに……/ 最後の血の一滴の流れつくすまで/ 自由か、死ぬか、どっちかだ!!/ 祖国のため、ワルシャワのため/ ワルシャワ、それは抵抗の意志/ 吹きとばされた!/ すべて祖国にささげよう/ 『ニェメン川のほとり』/ けれどその後は……/ 人は生きるため最後まで戦う)/ つけたり ダダのつづった幻想と思い出(わたしのハーニャ!/ 20年後のワルシャワ(幻想)/ わたしたち3人組の思い出)

【著者紹介】
ヴァンダ プシブィルスカ : 1930年、ポーランドの首都ワルシャワ近郊の町ソハチェフの一市民の家に生まれたポーランド人。二人姉妹の妹で、愛称はダダ。幼年時代は幸せにすごしたが、39年に始まった戦争とナチスによる占領は、少女ダダの一家にも暗い影を投げかけ、父親が逮捕されたり、ワルシャワに強制移住を命じられたりした。44年9月、ワルシャワ蜂起の渦に巻き込まれ、4日ドイツ軍の砲弾に傷つき、死亡。わずか14歳だった

米川和夫 : 1929年、東京生まれ。51年早稲田大学文学部露文科卒業。58年にポーランドに留学し、翌59年ワルシャワ大学の日本語講師となる。その後帰国し、明治大学教授としてロシア語を教えた。トルストイ『新版 人生論』(角川文庫)など翻訳書も多数。82年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ワッピー

    ドイツ占領下、ワルシャワ蜂起の混乱の中、命を失った14歳の少女の日記。1965年に出版された本の復刻。ワルシャワにあったゲットーでのユダヤ人虐殺と抵抗運動、ソ連とドイツに引き裂かれた祖国を案じながら日々の想いを書き残した。郊外のアニンでの牧歌的な生活、そして戦場と化したワルシャワでの最後の生活。幻想と題した小文では自分が伝令として活躍する姿や20年後の町の有様を描写していて、思うに任せない現状から心を逃がしたのだろうか?ワルシャワを破壊し、隣人を殺していくドイツを憎みつつも、復讐の是非を自分に問う葛藤。⇒

  • ふたば

    この時代、少女たちは持てる以上にその感性を研ぎ澄ましていたのだろうか。何気ない日常の日記であるはずの本書が、少女の生を物語にしているようだ。訳者の言によれば、実際の日記は綴り間違いや日付の誤りも多く、全体に拙いモノであったという。訳文の為せる部分もあるだろうが、訳者自身が、この日記にこのような印象を抱いたということなのだろう。爆撃の中、彷徨うように生きるために逃げ続け、終戦をわずかに待たず、時代の理不尽に飲み込まれた少女。この卓越した感性が大人になって花開いたなら、どんな素晴らしい言葉を紡いだことだろう。

  • takao

    ふむ

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