Sergio Fiorentino: Early Live & Unissued Takes

セルジオ・フィオレンティーノ・エディション／early live & unissued takes

ヴィルトゥオーゾの時代を色濃く残した名手フィオレンティーノ。巧さが毒にもなるという好例で危険な香りのする名演ばかり。ラフマニノフの第4協奏曲は今もって演奏機会が多くない難曲です。この時代に果敢にチャレンジしたフィオレンティーノはよほど自信があったとしか思えません。何でもピアノで表現したがるのがこの時代の名手の特徴で、ラフマニノフのヴォカリースがピアノ編曲で聴けるのが何とも嬉しい限りです。（輸入元情報）

【収録情報】
1947年ジュネーヴ国際コンクール・ライヴ
● J.S.バッハ：プレリュードとフーガ第20番イ短調 BWV.889
● ショパン：幻想曲 ヘ短調 Op.49
　1947年10月3日、ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール

1955年BBC放送録音
● ラフマニノフ：ピアノ協奏曲第4番ト短調 Op.40

　イアン・ホワイト指揮、BBCスコティッシュ交響楽団
　1955年6月22日、エディンバラ、BBCホール

SAGAへの未発表スタジオ録音集
● リスト：メフィスト・ワルツ第1番 S.514
● ショパン：幻想ポロネーズ 嬰ハ短調 Op.61
● ショパン：幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
　1958年、ハンブルク

● ショパン：タランテッラ 変イ長調 Op.43
　1960年、ロンドン

● ラフマニノフ／フィオレンティーノ編：ヴォカリーズ Op.34-14
　1962年、ロンドン

　セルジオ・フィオレンティーノ（ピアノ）