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世界食料危機 日経プレミアシリーズ

阮蔚

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784296115051
ISBN 10 : 4296115057
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
阮蔚 ,  

Content Description

ロシアへのウクライナへの軍事侵攻は、人類にとって欠くことのできない食料の供給が意外なほど脆弱であることをまざまざと見せつけた。なぜ両国の小麦やトウモロコシなどが世界の穀物貿易の鍵を握るようになったのか、さらには世界で進む穀物の生産・貿易・消費の地殻変動など危機の背景をわかりやすく解説する。

目次 : 第1章 侵略された「世界のパンかご」―悲劇の種は世界へ蒔かれた/ 第2章 食肉の消費拡大が飢餓を生む―主食穀物を圧迫する畜産の飼料/ 第3章 地球温暖化がもたらすもう一つの危機―農業は加害者であり被害者/ 第4章 食料か、燃料か―バイオ燃料が生み出した新たな農産物争奪戦/ 第5章 飢餓を招く大国の論理―アフリカ農業を壊した米欧の穀物戦略/ 第6章 化学肥料の争奪―膨大な人口を支える工業化された農業/ 第7章 日本の食料安全保障―世界との調和

【著者紹介】
阮蔚 : 農林中金総合研究所理事研究員。中国・湖南省生まれ。1982年上海外国語大学日本語学部卒業。1992年来日。1995年上智大学大学院経済学修士修了。同年農林中金総合研究所研究員。2005年9月〜翌年5月米国ルイジアナ州立大学アグリセンター客員研究員。2017年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ばんだねいっぺい

    ただでさえ、危機が叫ばれていた食料危機が戦争の影響でどう変わっていくのだろうかのヒントを与えてくれる良書。ロシアは、自国の優位性を踏まえて戦火の火蓋を切ったのだろうが、このボトルネックを各国の農業政策の転換や技術革新が乗り越えたときは、単純に下り坂だ。

  • つーちゃん

    湖南省出身で農林中金総合研究所研究員の著者による、世界の食料危機やばいぞーって言ってる本。ウクライナ侵略による穀物価格高騰や、援助により自給自足体制が崩壊したアフリカ、異常気象でバッタが発生しまくったアラビア半島など、自然要因から政治経済要因まで解説しまくる。化学肥料価格高騰については、特に窒素肥料が気になった。ハーバー・ボッシュ法によりアンモニア合成が出来るようになって窒素肥料が出来上がる。しかしこれには莫大なエネルギーが必須だからロシアが窒素生産大国となる…なるほど。全体的にコメは優秀らしいよ。

  • hide

    十数年前に勉強した内容から、食料の世界地図が随分様変わりしていて驚いた。地域や素材ごとに豊富なグラフを使いつつもコンパクトにまとまっており、食料も含めた広い意味でのエネルギー安全保障について危機感をかきたてられる一冊。/先進国のほうが農地集約が進んでいて食料生産コストが安い、先進国の余剰生産の行き先がバイオ燃料とアフリカのためウクライナ戦争で真っ先に打撃を受けた、コメだけは各国の自給自足色が強い、など興味深いトピックが目白押し。

  • Ujiro21

    Amazonおすすめリストから読んでみる。ロシアウクライナ侵攻で問題となった食糧危機の背景だけに留まらず、現代のグローバル経済の元にある農業のあり方が勉強になった。データを基にしつつも、一般的にまとめられているのが面白かった。 気候変動の深刻さと化学肥料資源供給国の偏りは、どれだけ不安定な基盤なうえに成り立っている社会に生きていたのか思い知らされる。昨今のEUバイオディーゼルを巡る規制などへ思うところが増えてしまう

  • くものすけ

    世界の食料問題を俯瞰的に見て、各問題点につき詳しく膨大なデータを元に解説しているので、非常に分かり易かった。切れ目のないある意味”衝撃”の真実の連続に驚かされる事ばかりで、ちょっと読み終えるまでに”息が詰まる”程の緊迫感を感じました。事実は良く分かったものの、さて、これらの大きな問題は一体誰が解決してくれるのか?ちょっと考えさせられました…

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