はじける若さ、自在なピアニズムが魅力。グルダ20代の記録
歿して20年以上経ちながら人気の衰えることのないフリードリヒ・グルダ。彼の20代の録音が集められた好企画の登場です。モーツァルトのピアノ・ソナタ第17番のみ18歳の時のもので、はじけるような魅力に満ちています。
得意のモーツァルトやベートーヴェンのみならず、リヒャルト・シュトラウスの『ブルレスケ』やウェーバーの小協奏曲も大歓迎。またショパンのピアノ協奏曲第1番はロシア五人組のバラキレフがオーケストレーションを直したもので、ラフマニノフのような響きになっていて興味津々。グルダの即興的な感覚あふれるピアニズムは魅力。またラヴェルの『夜のガスパール』ではジャズのような感覚を聴かせてくれます。
これだけ収録されてお手頃価格。ピアノ好き必携のアルバムです。(輸入元情報)
【収録情報】
Disc1(74:15)
モーツァルト:
1. ピアノ協奏曲第25番ハ長調 K.503
2. ピアノ協奏曲第26番ニ長調 K.537『戴冠式』
3. ピアノ・ソナタ第17番ニ長調 K.576
フリードリヒ・グルダ(ピアノ)
アンソニー・コリンズ指揮、ロンドン新交響楽団(1,2)
録音:1955年9月21日(1,2)、1948年12月(3)/ロンドン
Disc2(75:59)
ベートーヴェン:
1. ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 Op.7
2. ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Op.10-3
3. ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13『悲愴』
4. ピアノ・ソナタ第19番ト短調 Op.49-1
フリードリヒ・グルダ(ピアノ)
録音:1955年9月(1,2)、1957年9月&10月(3)、1954年2月15,16日(4)/ロンドン
Disc3(67:00)
1. R.シュトラウス:歌曲集
単調さ Op.69-3
囁け、愛らしいミルテよ Op.68-3
星 Op.69-1
悪天候 Op.69-5
花束を編みたかった Op.68-2
あなたの歌が私の心に響く時 Op.68-4
懐かしい面影 Op.48-1
ときめく心 Op.29-2
帰郷 Op.15-5
解き放たれて Op.39-4
夜 Op.10-3
ふたりの秘密をなぜ隠すのか Op.19-4
わが子に Op.37-3
2. R.シュトラウス:ブルレスケ
3. ウェーバー:ピアノ小協奏曲ヘ短調 Op.79
フリードリヒ・グルダ(ピアノ)
ヒルデ・ギューデン(ソプラノ:1)
アンソニー・コリンズ指揮、ロンドン交響楽団(2)
フォルクマール・アンドレーエ指揮、ウィーン・フィル(3)
録音:1956年9月6-9日(1)、10-11日(3)/ウィーン、1954年9月15,16日/ロンドン(2)
Disc4(66:19)
ショパン:
1. ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11(バラキレフ編)
2. バラード第1番ト短調 Op.23
3. バラード第2番ヘ長調 Op.38
4. バラード第3番変イ長調 Op.47
5. バラード第4番ヘ短調 Op.52
フリードリヒ・グルダ(ピアノ)
サー・エードリアン・ボールト指揮、ロンドン・フィル(1)
録音:1954年2月18,19日(1)、1954年9月9,10日(2-4)/ロンドン
Disc5(72:25)
ドビュッシー:
● 前奏曲集 第1巻(全曲)
● 前奏曲集 第2巻(全曲)
フリードリヒ・グルダ(ピアノ)
録音:1955年6月1-3日/ウィーン
Disc6(76:19)
1. ドビュッシー:ベルガマスク組曲
2. ドビュッシー:ピアノのために
3. ドビュッシー:喜びの島
4. ラヴェル:優雅で感傷的なワルツ
5. ラヴェル:夜のガスパール
6. ラヴェル:ソナチネ
フリードリヒ・グルダ(ピアノ)
録音:1953年2月(1,5)、1957年9月30日〜10月5日(2-4,6)/ロンドン