Julija Hartig: Dark Velvet

自らのアイデンティティを作品にした1枚

ユーゴスラビアの音楽一家に生まれ、1994年からオランダに在住しているヴァイオリニスト・歌手のユリア・ハルティヒによるアルバム。自らのアイデンティティを8人の作曲家による10曲で表現。自分のために書かれた音楽の数々を、あらゆる感情をのせて正直に歌い、演奏する、豊饒な表現力に打たれる1枚です。（輸入元情報）

【収録情報】
1. ゼベリャン／ネナディチ：ヴァイオリンとピアノのための『ダーク・ヴェルヴェット』（2006/2021）
2. ハルティヒ：無伴奏ヴァイオリンのための『モノローグ』（1993）
3. ツパキ：無伴奏ヴァイオリンのための『イジドラのための歌』（2020）
4. ゼベリャン：ヴァイオリン、女声とピアノのための歌『ああ、死よ、私の愛よ』（2011）
5. ブルーチ：無伴奏ヴァイオリンのための『グスラルスカ』（1993）
6. ヴレバロフ：ヴァイオリンとプリペアドピアノのための『ハルティヒ座』（2021）
7. ハルティヒ：ヴァイオリンとチェロのための『対話』（1990）
8. ネナディチ：ヴァイオリンとピアノのための二連画『アリアとリフ』（2022）
9. ワレル：無伴奏ヴァイオリンのための『小切手、塩、祭、月』（1997）
10. F.M.マイヤー：無伴奏ヴァイオリンのための『エーリッヒ・ツァンの音楽』（2022）

　ユリア・ハルティヒ（ヴァイオリン、歌）
　ライネケ・ブロークハンス（ピアノ）
　マヤ・ボグダノヴィッチ（チェロ）

　録音時期：2022年3月17-19日
　録音場所：ヒルフェルスム、MCO
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）
　世界初録音（2-8,10）